お正月気分もようやく抜けてきた今日この頃…
やっぱりこれを終わらせないと今年が始まらないっ!
(ていうか、昨年中に終わらせとけよっ!というツッコミはなしの方向で^^;)
「2006年を振り返る」シリーズ第2弾!映画編!!
(MY FAVORITE MOVIE 2005は→コチラ)
昨年は思いがけず映画以外の分野で(まぁぶっちゃけ野球だのサッカーだのってことなんですけども)一生に一度かもしれない!なんて体験をいっぱいしてしまったからか、映画も一応観るには観たのですが、心揺さぶられるほどの体験は少なかったように思います。
本数も少ない上に観てもすぐに別のことに気がいってしまってレビューもなかなか書けなかったし…
でも、それだけ(観賞した映画の中には)わたしにとってのインパクトのある映画が少なかったということなのかも。。
一昨年観賞した『黒部の太陽』や『砂の器』クラスには、残念ながら出逢えませんでした・・・(涙)
とはいえ、大好きな映画、とても気に入った映画、深く感動した映画、打ちのめされるほど影響を受けた映画もいくつかありました。
・・・ということで“MY FAVORITE MOVIE 2006”は(も?^^;)、世間の評価とはほとんど関係なくまったくのわたしの独断とかなりの偏見によってセレクト♪
基本的にはわたしにとっての「好き」を基準にしつつも、どちらかというと
「長く、深く、心を捕らわれた映画」
ということで、ベスト10を選出しました。
昨年劇場公開された映画で観賞したのは全部で42本(DVD観賞除く)
一昨年が25本だったので、多少は増えたって感じでしょうか?(苦笑)
その内訳は、外国作品20本、邦画22本(内アニメ1本)
いつもに比べて邦画が多く、またリバイバル作品を全然観なかったというのも、ちょっと自分ではびっくりでした。
本当は観たくてたまらなかったのに、あるいは、これは当然観なきゃ始まらんだろう的話題の映画なのに見逃した作品もたくさんあって、それが少し心残り・・・
今年はもっと濃厚な映画イヤーにしたいなぁ。。
というわけで、早速いきま~す♪
MY FAVORITE MOVIE 2006
第1位
『ルート225』
いや~この映画を1位に上げている方はあまりいないとは思います。(^^;;;
でも好きなんです、とっても、DVDまで買ってしまいました。(しかもすでに3回も観てしまった)
不可思議で不条理なパラレル・ワールドに迷い込んでしまった姉弟の物語。。
本当は心細くてたまらないのに強がって、でも明るくたくましく取り巻く状況を丸ごと受け入れる2人の潔さと、人が人を思う気持ちに本当に心にじーんときて、切ないんだけど観終わって清々しい気分にさせられました。。
姉弟のやりとりが可笑しくも泣けて、特に多部未華子の長女っぷりにはビシバシ共感してしまった。。
ストーリーの面白さもさることながら、姉弟二人の役者(弟役は岩田力)のあまりに自然な演技力に脱帽してしまった作品でした。
なんといっても姉役の多部未華子ちゃんがいい!
彼女との出逢い(って別に実際に知り合いになったわけではないけど^^;)は、昨年の大きな収穫でした。
第2位
『隠された記憶』
罪の意識を感じていながら無関心でいる加害者の驕り・・・はたして人間のやましさとは??
観終わってなお、この映画ほど長く心を捕らわれていた映画も今まであまりなかったというか。。
ミヒャエル・ハネケ監督の投げかける謎たちに、深く考えを巡らさせられた作品でした。
とにかく観ている間中感じた「落ち着かないドキドキ感」にヤラレっぱなし。
こういう得体の知れない心象や感覚、感情といったものを抱かせることができる映画というものに、そしてあらためてハネケ監督のしてやったりな手腕にガツンとやられた作品でした。
脱帽。
第3位
『ホテル・ルワンダ』
ルワンダの虐殺の歴史を伝える衝撃の映画。
年頭に観た作品ですが、いまだにそのやるせなさに心が締めつけられます…
魂をぶち抜かれたような、そのあまりのインパクトにその後観賞した映画がどれも霞んでしまったほど。
心のあらゆる扉を拳で叩かれまくって、こんなにも打ちのめされた作品もなかなかありません。
なにはともあれ事実を歴史を知ることが大事なのだ、そこから何かがはじまるかもしれない・・・
映画の持つ力というのを再認識させられ、その影響力に圧倒された作品でもありました。
主演のドン・チードルも素晴らしかった~
第4位
『かもめ食堂』
思わず小鼻もふくらむムフフな笑い、ゆる~りとした時間に澄んだ空気感。。
これほど観るだけで気持ちが良くなる映画も珍しいでしょう。
シンプルなメニューながら、料理がこれほどまでに美味しそうに映っている映画も初めて!
思いっきり「気持ちいい~」と大声出したくなるような映画でした。
さすがの小林聡美に、もたいまさこと片桐はいり、この3人の存在感には本当に感動♪
昨年は若手女性監督の作品が目立ちましたが、中でもわたしはこれが一番好き♪
第5位
『夜のピクニック』
純粋にエンターテイメントとして映画のみを評価するとしたら、この順位はかなり甘いかも。
でも原作にとにかくハマっていたので、そのイメージを壊すことなく、親友にも打ち明けられない密かな想い、お互いを意識し過ぎている主人公二人の心の葛藤や機微を、若いキラキラした才能たちが巧く自然に演じていたのが本当に嬉しかった。。
で、いうまでもなく、その中でも特に多部未華子ちゃんに感嘆したのでした。
ということで、なんと!文字数制限で一度にアップできませんでした…
6位以下は次のエントリーへ→コチラ
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当ブログの【映画レビューINDEX】
やっぱりこれを終わらせないと今年が始まらないっ!
(ていうか、昨年中に終わらせとけよっ!というツッコミはなしの方向で^^;)
「2006年を振り返る」シリーズ第2弾!映画編!!
(MY FAVORITE MOVIE 2005は→コチラ)
昨年は思いがけず映画以外の分野で(まぁぶっちゃけ野球だのサッカーだのってことなんですけども)一生に一度かもしれない!なんて体験をいっぱいしてしまったからか、映画も一応観るには観たのですが、心揺さぶられるほどの体験は少なかったように思います。
本数も少ない上に観てもすぐに別のことに気がいってしまってレビューもなかなか書けなかったし…
でも、それだけ(観賞した映画の中には)わたしにとってのインパクトのある映画が少なかったということなのかも。。
一昨年観賞した『黒部の太陽』や『砂の器』クラスには、残念ながら出逢えませんでした・・・(涙)
とはいえ、大好きな映画、とても気に入った映画、深く感動した映画、打ちのめされるほど影響を受けた映画もいくつかありました。
・・・ということで“MY FAVORITE MOVIE 2006”は(も?^^;)、世間の評価とはほとんど関係なくまったくのわたしの独断とかなりの偏見によってセレクト♪
基本的にはわたしにとっての「好き」を基準にしつつも、どちらかというと
「長く、深く、心を捕らわれた映画」
ということで、ベスト10を選出しました。
昨年劇場公開された映画で観賞したのは全部で42本(DVD観賞除く)
一昨年が25本だったので、多少は増えたって感じでしょうか?(苦笑)
その内訳は、外国作品20本、邦画22本(内アニメ1本)
いつもに比べて邦画が多く、またリバイバル作品を全然観なかったというのも、ちょっと自分ではびっくりでした。
本当は観たくてたまらなかったのに、あるいは、これは当然観なきゃ始まらんだろう的話題の映画なのに見逃した作品もたくさんあって、それが少し心残り・・・
今年はもっと濃厚な映画イヤーにしたいなぁ。。
というわけで、早速いきま~す♪
MY FAVORITE MOVIE 2006
第1位
『ルート225』
いや~この映画を1位に上げている方はあまりいないとは思います。(^^;;;
でも好きなんです、とっても、DVDまで買ってしまいました。(しかもすでに3回も観てしまった)
不可思議で不条理なパラレル・ワールドに迷い込んでしまった姉弟の物語。。
本当は心細くてたまらないのに強がって、でも明るくたくましく取り巻く状況を丸ごと受け入れる2人の潔さと、人が人を思う気持ちに本当に心にじーんときて、切ないんだけど観終わって清々しい気分にさせられました。。
姉弟のやりとりが可笑しくも泣けて、特に多部未華子の長女っぷりにはビシバシ共感してしまった。。
ストーリーの面白さもさることながら、姉弟二人の役者(弟役は岩田力)のあまりに自然な演技力に脱帽してしまった作品でした。
なんといっても姉役の多部未華子ちゃんがいい!
彼女との出逢い(って別に実際に知り合いになったわけではないけど^^;)は、昨年の大きな収穫でした。
第2位
『隠された記憶』
罪の意識を感じていながら無関心でいる加害者の驕り・・・はたして人間のやましさとは??
観終わってなお、この映画ほど長く心を捕らわれていた映画も今まであまりなかったというか。。
ミヒャエル・ハネケ監督の投げかける謎たちに、深く考えを巡らさせられた作品でした。
とにかく観ている間中感じた「落ち着かないドキドキ感」にヤラレっぱなし。
こういう得体の知れない心象や感覚、感情といったものを抱かせることができる映画というものに、そしてあらためてハネケ監督のしてやったりな手腕にガツンとやられた作品でした。
脱帽。
第3位
『ホテル・ルワンダ』
ルワンダの虐殺の歴史を伝える衝撃の映画。
年頭に観た作品ですが、いまだにそのやるせなさに心が締めつけられます…
魂をぶち抜かれたような、そのあまりのインパクトにその後観賞した映画がどれも霞んでしまったほど。
心のあらゆる扉を拳で叩かれまくって、こんなにも打ちのめされた作品もなかなかありません。
なにはともあれ事実を歴史を知ることが大事なのだ、そこから何かがはじまるかもしれない・・・
映画の持つ力というのを再認識させられ、その影響力に圧倒された作品でもありました。
主演のドン・チードルも素晴らしかった~
第4位
『かもめ食堂』
思わず小鼻もふくらむムフフな笑い、ゆる~りとした時間に澄んだ空気感。。
これほど観るだけで気持ちが良くなる映画も珍しいでしょう。
シンプルなメニューながら、料理がこれほどまでに美味しそうに映っている映画も初めて!
思いっきり「気持ちいい~」と大声出したくなるような映画でした。
さすがの小林聡美に、もたいまさこと片桐はいり、この3人の存在感には本当に感動♪
昨年は若手女性監督の作品が目立ちましたが、中でもわたしはこれが一番好き♪
第5位
『夜のピクニック』
純粋にエンターテイメントとして映画のみを評価するとしたら、この順位はかなり甘いかも。
でも原作にとにかくハマっていたので、そのイメージを壊すことなく、親友にも打ち明けられない密かな想い、お互いを意識し過ぎている主人公二人の心の葛藤や機微を、若いキラキラした才能たちが巧く自然に演じていたのが本当に嬉しかった。。
で、いうまでもなく、その中でも特に多部未華子ちゃんに感嘆したのでした。
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当ブログの【映画レビューINDEX】
それでムフフ、イーストウッド主演なのにエロ・サスペンスですか~
ますます気になります~
恐ろしい結末というのもそそりますねー。
ぜひ次回TSUTAYAにでも行く時は気にしてみま~す!
ちょっとエロいタイトルだけど、
ジャンルからすると、エロ・サスペンス。
恐ろしい結末が待ってます。
機会があったら、是非ご覧ください。
うひゃ~
わたしよりも長かったですね。
そういうわたしも最近眠くて眠くてたまりません。
お正月気分は抜けたけれど、お休みモードが恋しくて恋しくて。(^^;;;
行きやすい馴染みの映画館がなくなるというのは残念ですよね。
我が家からは隣街の映画館が一番近いんですが、いずれにしてもわざわざ行くところなので、どうせなら少し遠くても観たい映画のやっているところまで行くことが多いです。
でもそれも最近寒くて出かけるのが面倒で・・・ヘタれなわたし。
今後はDVDで見た映画もなるべく紹介しますねー
ホント今年も諸々よろしくです~
今朝は寒かった~。
映画レビューありがとうございます。
大好きな映画館が閉館してから、映画館で見ることがすっかり減ってしまったのですが、DVD中心に今年はたくさん見たいと思っています。
ルールーさんのチョイスは本当にいい映画が多いので、このベストテン(+α)を大いに参考にさせてもらいます
今年もよろしく
『ルート225』は、結局単館でしか公開しなかったのでしょうかね?
わたしが観たのは、渋谷の「シアターN渋谷」です。
『ホテル・ルワンダ』観た頃予告編を見たんだったかな?
>でも、観てみたくなりましたよん。
ワ~イ
もう是非に是非に~
とりあえず姉弟のやりとりには笑えますよ。(^^;;;
『ルート225』って、どこでやってたんですっけ?
予告でちょっと気になったんだけど、そんな映画があったことも忘れていました。(笑)
でも、観てみたくなりましたよん。
では、今年もよろしくお願いいたします。
今年もどうぞよろしくお願いします♪♪♪
それで『ルート225』ですが、とにかく主演の多部未華子ちゃんと岩田力くんの姉弟が本当に自然で素晴らしいのです。
原作やシナリオを読むだけでもかなり切なく不可思議なストーリーなので楽しめると思いますが、DVDででもぜひ観てください!
それにしてもkossyさんの観賞本数、信じられませんわ!(笑)
なんと「ルート225」ですかぁ~
実は北陸地方にはやってきませんでした(涙)
たまたま月刊シナリオを買ったらルート225が載っていたので、読んでみることにします・・・
懐かし~い。(笑)
>ベスト5本中、3本が邦画とは!
そうなんです、現象さんへのコメントにも書いたけれど、昨年は野級以上のわかりやすい感動を映画に求めていたのか、観た映画そのものがわかりやすい映画や邦画がなんか多かったような気が…(汗)
でもそれ以上に邦画のきめ細かい描写に気に入った作品が多かったのかも。
でも『キンキーブーツ』とか見逃した作品がすごく多いんですよー(泣)
なんか単館系に気づいたら行くのが面倒で行かなかった作品が多く…(^^;;;
わたしは今年は睦月ちゃんみたいに精力的に出かけるようにしますわ~
ホント、本年もどうぞよろしくです~♪
>ルールーさんのほうが遅かったですね。
ムフフ、4日いっぱいまでほとんどまとまった時間がなかったのですよ。
やっぱりなんだかんだと主婦は忙しいのさ。(^^;;;
それでそうですよね、もともとは映画繋がりだったのにすっかり野球仲間。(笑)
昨年は野球以上の感動を求めてメジャー級ばかり観ていたのか、こだわりの現象さんとはホントラインアップは被りませんでしたわ。
ところで多部未華子ちゃんですが、他にも若手女優で巧い人はたくさんいるけれど、彼女の存在感はちょっと違います。
彼女は「巧い」という技工に長けたタイプではなくて、なんというか役柄としての自然さが半端じゃないです。
ぜひぜひ、一度何かの作品を観てくださいな。
それでそうそう、目力がありますねー
美人てタイプじゃないけど実際はすごくカワイイのに、アイドル系にならないのが不思議でもありホッともしているところです。
おじちゃんの夢、叶うといいね。イヒ
思えば、ルールーさんとこうして年越しのご挨拶をするのって、2回目なんですね。去年のルールーさんの総括を見て、自分の書いたコメントにちょっと照れ臭くなりました(笑)。『マダムと奇人~』が入ってたんですよねえ・・懐かしいなあ♪
ベスト5本中、3本が邦画とは!
邦画の勢いがすごいらしいですからね。邦画はやはり強しかあ・・・睦月も今年は出来るだけ邦画を観るように心がけたいです。
ではルールーさん。
今年もたくさんのイイ作品との出会いに期待して♪
今年もよろしくお願いします。
ベスト記事を書いたのって僕は最後の部類なんじゃないかって思っていましたが、
ルールーさんのほうが遅かったですね。
ま、僕も3日の記事にしつつも実際書き上げたのは今日なんですがw
そういやルールーさんと繋がったのって映画だったんですよねぇ。
もうすっかり野球繋がりって印象がありますw
いやしかし被りませんでしたね。
「ルート~」も「夜の~」も未見でしたが、
(なんか逆接が多いな…)
多部未華子ちゃんはなんとなく気になる存在であります。
最寄り駅で予備校のポスターがあって、
その彼女にいつも目を奪われています。
決して美人ではないと思うんですが、
(やっぱ逆接多いな…)
なんかこう、魅力がありますよね。
姪っ子にしたい…
そしてお年玉をあげたい…
「おじちゃん」って言われて慕われたい…