最近は、「武」一文字だけのサインが多いようですが、こんな例外もありました。2008年に台湾で出版された写真集「赤壁側写」の裏表紙からです。
同じように載っているリン・チーリンさんや、トニーさんのサインは、他のポスターなどで見たものと同じスタイルなので、金城さんのも本人が書いたものなんでしょうねぇ・・・なんて、疑いの目を向けてしまいましたが、フルネームというパターンも、この「武」の文字の崩し方もお目にかかったことがなかったもので(とはいっても、私が知っているものなんて、ほんの一握りですが)。
ま、このときは、こういう気分だったということですね。
ところで、この写真集、本棚の中にしばらく埋もれておりまして・・・。買ったときに、ざっと目を通しただけだったのですが、PartⅡもスクリーンで鑑賞した今、あらためてページをめくると、「ああ、あのシーンが」と、見ごたえたっぷり。画像も大きくて鮮明です。
これは、赤壁で訓練中の周瑜を訪ねた時のシーンかな。監督自ら羽扇を持って、雁の陣形を示す動きを打ち合わせ中なんじゃないかと。
こちらは、どうしたんでしょうねぇ。魯粛さんと二人、羽を手に困り顔。メイキングシーンなのか、はたまた、カットされた場面なのか。気になります。
つい、サインの話から離れてしまいました。まだ少し、90年代のサインも残っています。