づれづれ草

明日を築こう!東北 郷土の絆を信じて進もう

生け簀の湯 (福島県某所)

2013-02-13 00:02:20 | 福島県の温泉
二子浦二子浦 posted by (C)pochi

海がすぐ側の某所、とある企業所有の源泉がありまして、それは結構ドバドバの湯量がありまして、これがそのまま素敵な湯槽に注がれている所があるのでございます。

なんと浴槽は生け簀
二子浦二子浦 posted by (C)pochi

水揚げされた魚の気分を味わいながら入浴できるのです!

そして昨年の夏には露天風呂まで完成したと某ブログで拝見していたので、再訪です。


久し振りに訪れてみましたら、男女別浴室の真ん中に番台コーナーが設けられておりまして、脱衣室の壁には分析表も掲示されています。
二子浦二子浦 posted by (C)pochi

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料金は以前は百円だったのがに二百円になっていましたが、浴槽が二個に増えたのだから、まあ実質的には価格据え置きって事でいいのかな(笑)。
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回数券もあり、ご近所さんはそちらを使っていらっしゃるようです。

一番湯を狙って行ったので、入れたての湯ゲット!
というのも、ここの湯口パイプは長く、外気に触れずに浴槽内に注ぎ込まれる構造のため、味見が一番湯じゃないと出来ないのですわ。

時間を間違えて行ったので、ついでに空の浴槽を写す
二子浦二子浦 posted by (C)pochi


生け簀の縁からはバシャバシャと惜し気も無く溢れる源泉。
口に含むと苦味としょっぱさ、そして微かな甘味を感じます。
温度は40℃とややぬるめ。
無色透明ですが、湯口付近には木屑状の茶色い湯の花がチラホラ。
これがまあ、海に浮かんでいるような心地いい湯なのですわ
二子浦二子浦 posted by (C)pochi

湯上がりはホッカホカになり、半袖で暫くクールダウン致しました。
肌触りもしっとり、スベスベになります。


源泉名:二子浦1号
泉質名:ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉




こちらは所有者の企業さんの敷地内にあり、また地元の方々が通う、なかば共同浴場のような位置付けにつき、今回は地図は掲載しません。
また、温泉スタンドが『無料で汲める』と記載してある個人ブログ等も見かけますが、あくまでも料金設定が無い、という事ですのでお間違え無きように。
無人のスタンドで、寸志は福祉協会へ寄贈されているそうですから。
二子浦二子浦 posted by (C)pochi

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復興への道程はまだまだ厳しい此処ですが、地元の温かく包んでくれるこの湯があれば、少しずつ歩んで行けるに違いないさ!
「またこっちに来たら寄ってね!」と有り難い言葉をかけて頂いた奥様、今度は時間を間違えないようにしてお邪魔致しますね(笑)。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (K-I)
2013-02-15 00:52:34
こんばんは。
前回訪問した時には分析表が見当たらなかったので、今回ぽちさんの記事(画像)でその数値を見ることができ、とても参考になりました。ここのお湯は本当によくあたたまりますよね。
露天は震災の数ヶ月後に増設したんだそうですね。被災地だというのに、かなり早いタイミングで湯船を増やして皆さんにぬくもりをもたらそうとした意気込みには胸を打たれました。コイン2枚でフレッシュな濃厚湯に入れるんですから、こちらの社長さんには感謝です。
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