づれづれ草

明日を築こう!東北 郷土の絆を信じて進もう

微温湯温泉 二階堂旅館 (福島県福島市)

2012-09-28 23:55:58 | 福島県の温泉
微温湯微温湯 posted by (C)pochi

一気に涼しくなった東北地方ですが、今年の夏は暑い日が続きました。
暑い時には熱い温泉に入ってサッパリする!と普段の夏なら宣言するところでありますが、36℃とか体温並みの気温下ではぬる湯に限るというかもうとにかく体温と気温より低い液体に浸りたいのでございました。

ってことで、クソ暑い盛夏の某日に泊まって参りました、ちょーぬるゆ。
微温湯温泉と書いて『ぬるゆおんせん』と読む、福島市内でありながら秘湯の一軒宿・二階堂旅館。
むかし『微』を『徴』と空目して『ちょーぬるゆ』と勝手に脳内変換していたが、その名の通りだ(笑)。
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館内は昭和の時代、というか戦前にタイムスリップしたような感じでございます。
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鏡に嵌め込まれた葉っぱ型、きっと当時はハイカラな旅館だったんだべな~。
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こちらは一泊二食付きはもちろん、素泊まりで自炊をする事も出来ます。
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まずはお部屋、木造二階の部屋はなんと二間続き。
ここを独り占めできるとは、意味なくでんぐり返りなどしてみたくなります(謎)。
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きっとコタツは年中このままなんでしょう。
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部屋の縁側は、実は隣の部屋と続きになっているのをサッシのドアで区切っている。
ゆえに隣室の女子会(平均年齢推定75歳)の話し声は丸々聞こえてくる。

そして縁側から廊下へもそのまま出られる面白い構造なので、もっぱらこちらから出入り。
部屋の鍵はあったかな?たぶん無かったはず。
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部屋の窓は開けて蚊取り線香をつけたまま、食事は別室でいただきます。
こちらの別室は湯治部屋なのかな? 隣室とはふすまの仕切りになっています。
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岩魚や山菜きのこに、牛肉の陶板焼きがついたお膳、山のお宿の美味しい食事でございます。
デザートに桃が丸々一個出てきたのには狂喜乱舞!
旬の福島の桃は超美味で、これだけでも幸せな気分になれました~。
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朝食は一回の食堂で皆さん一緒にいただきます。
お膳には昔の地図がかけられておりまして、食べる前に見入ってしまいます。
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焼き鮭に山菜の煮付け、温泉卵。朝からご飯お代わりして食べてしまいました。
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お風呂は男女別の内湯のみの昔ながらの湯小屋の風情残る浴室。
宿泊棟からは渡り廊下を歩いて向かいます。
浴室には洗面所が無いので、歯磨きやらドライヤーやらは渡り廊下の手前の洗面所を使います。
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どうもこの脱衣所の扉はトイレの入り口にしか見えないのだが・・・。
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浴室はぬる湯の源泉が豪快にかけ流されている木造の源泉浴槽と、加温された湯のジェットバス機能付きのポリバスが一つ。
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超透明な綺麗な湯は、口に含むと柑橘系の酸味と苦味を感じます。
んもう一時間は余裕で入っていられる、極楽なぬる湯でございます。
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ただでさえ湯が溢れまくりの浴槽に身を沈めると、洗い場は洪水状態で桶も流される!
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入った時はヒンヤリ感じますが、そのうち湯と自分の皮膚の境界が曖昧になってくるような心地良さ。
ゆえに日帰りだと皆長湯になり、落ち着いて入れないので宿泊にしたのでございます。
誰も居ない浴槽で一人打たせ湯なんぞしていると最高です!

浴室のすぐそばには源泉のタンクが。 この中に入って一夏過ごしたいと切に思いましたよ今年は。
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この日の福島市内は日中36℃で熱帯夜。 山の一軒宿は20℃と涼しい~。
しかし、ぬる湯だけに入ってそのまま上がると、後で汗がじんわり出てくるのだ。
上がり湯として加温浴槽(42℃)にザバっと入ってから出た方が、湯上りすっきり。

源泉名:ぬる湯
泉質:酸性-含鉄(Ⅱ,Ⅲ)-アルミニウム-硫酸塩温泉(低張性酸性低温泉)pH2.9
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こちらのお宿も招き猫さんたちがウロチョロしておりましてね。
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お宿の玄関前には日帰り客の休憩用にテーブルも出されておりまして、ここで猫達と遊んでもらった。
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みなナデナデさせてくれる愛想の良い子達でございます。
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ちなみに二階堂旅館へ行く道は『細くてクネクネのダートな道』と、あづま温泉の先から進む『細くてクネクネの舗装された道』の2ルートがあり、ナビにセットすると『細くてクネクネのダートな道』のほうが記されます。
8月初旬まで土砂崩れのため通行止めでしたが現在は解除されています。

悪いことは言わねぇ。『あづま温泉』から登るルートを選びなせぇ。
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ただ、草が伸びていて対向車が見えづらく道幅も狭いので、安全運転で走行して下さいませ。
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路肩が崩れてすれ違い不可の箇所がありますので、くれぐれもスピードは出さずに安全運転で!
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もっとも通行止めでなくとも、こちらの『細くてクネクネした舗装された道』のほうが走行しやすいのですがね。



微温湯温泉 二階堂旅館  福島市桜本温湯11



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