『犬達のSОS』片目を失った黒猫☆らん丸日記

片目を失った黒猫☆らん丸との毎日や、猫虐殺・虐待が頻発する愛媛県松山市が管理する松山総合公園のことを綴っています☆

野良猫はねずみ算式のようには増えない!生後一年で生きている子猫は6匹中1~2匹が現状。

2012-12-23 12:30:26 | 日記

FC2の『犬達のSOS 歌って踊れるミニスカ乙女隊より』の新記事を紹介します

犬達のSOS☆動物嫌いや動物虐待者が言うように、野良猫はねずみ算方式のようには増えない!餓死、凍死、感染症、交通事故、ケンカ、人間による毒餌、動物虐待により生後一年で生きている子猫は6匹中1〜2匹が現状。2012年12月16日21:00

【純情であれ、しかし、愛の心のない卑怯な策士(自分が有利なよう策略して立ち回る人)と戦う時は、賢くなれ!(ミーママ談)】

『犬達のSOS 歌って踊れるミニスカ乙女隊より』のQRコードです。
QRコード2 
2012-12-12I 

2012-12-09  ロンさんコメントです。
『クリスマス前に・・・。 』

今年の「流行語大賞のトップ10に「爆弾低気圧」という言葉が選ばれたと耳にしました。
先日からその爆弾低気圧の影響の氷点下の冷え込みは、外で暮らす動物たちにとって本当に辛く厳しく、生死に関わります。

ロンの家のすぐ近くで、10月頃に子猫の泣き声がするので、声のする方を探しますが、近くになると泣き止むのです。
諦めて家に戻るとまた聞こえてきます。それを繰り返しようやく夜になって、学校の校庭内の大きな木の上でキラッと光る目を見つけました。
シルエットからして子猫であることはわかりましたが、フェンスで中に入ることができず、とても警戒しているのでフェンスの下からご飯を置いて少し離れて様子を見ました。

どうやら4匹の子猫がごはんに集まってきていたようでした。 

「あれ、これではご飯が足りない」と足してあげようと近づいた瞬間、私の気配で、バッバッバーと子猫たちは一斉に姿を消しました。
「ごめんごめん、ここに置いとくからね」と。
また離れて様子をみていると、一匹一匹と木の上から降りてきて、ご飯を食べ始めました。

2012-12-12B

翌朝、子猫の姿を探しましたが見つかりませんでした。
夕方からまた泣き声がしてご飯をもって木のところに行くと、4匹の子猫が現れました。

ミーママにその事を話すと、「それだけ警戒心が強く自力で木に登ったりできるのは野良ちゃんのお母さんから生まれた子猫達のはず。お母さんは車に轢かれたか、何かの事情でいなくなったんだろうから、ご飯をあげていきましょう。」とアドバイスして頂きました。

《11月にダンス教室の生徒さんのカンパで買わせて頂いているパトロール用のフードを買う際には、その子猫たちのために子猫用フードを買って頂きました。ありがとうございました。》

121206_1131~010001  

それからは日が暮れるのを待って私と娘はご飯を届けに行くのが日課になりました。

1週間もたつ頃には、待っていてくれるようになり「ニャーニャー、ニャーニャー、フーッ、シャァー(威嚇も忘れないところも可愛い)」と催促の声をあげるほどでした。
それでも決して警戒態勢は変らないのです。

フェンス越し茂みの中にご飯を置き食べ終わるのを、さりげなく離れて見ていると、子猫たちは気がつかず通る人の気配、足音、散歩中の犬、自転車の音、ちょっとした物音で、すぐに一瞬で木に登っては避難します。
とにかく1日1回だけしかないご飯を食べている時でさえ気を抜けず生き抜こうと必死でした。

その姿に「なんとか生き延びて大きくなってほしい」と願う日々でした。
雨が上がりの日など、4匹そろった姿が見られると本当にほっとしました。
ロンパパも「今日、おった?」「うん、きょうは4匹おったよ」「今日は3匹だった、どうしたんだろう」と夕ご飯支度の前の会話になっていきました。

2012-12-12C

昼間に子猫達の姿を探しても見つけることができず、いったいどこで寝起きをしているのかわからないままでいました。

そうしているうちに、たくさん降ったある雨の日から一匹決まった子が現れなくなりました。

そして3週間ほど経った雨の日の夕方、小雨になった頃合をみてご飯をあげにいくと、1匹待ってくれていました。
フェンス越しのため雨よけもしてあげられず、その日はせめて早く食べ終わるようにと思って缶詰にしました。
しっかり食べてくれて安心していたのですが、翌日からその子猫も現われなくなりました。

きっと雨に濡れたために低体温になり死んでしまったのだと思います。

121213_9.jpg
寒空の中咲き続ける熱帯地方の赤いブーゲンビリア

昨日までそこにあった姿が見られなくなり、さびしく命の儚さを感じました。
いったいどこでどんな風に子猫は死んじゃったんだろう、寒かっただろな、かわいそうに・・・と思いを巡らせました。

『野良猫の平均寿命は5、6年短い命よ、だから決して野良猫がねずみ算式に増えることはない。』と以前ミーママも言っていました。
このように、毎日1回だけでもしっかり食べられていても、冬は厳しい寒さ、夏は猛暑の中、感染症等の病気、交通事故、その上鬼畜の心をもった人間からの虐待、様々な困難から外で生き抜くことは本当に厳しいのです。子猫なら尚更に生存率は下がります。

今こうして外で街で出会う動物達の全ては、過酷な環境の中で必死で生き抜いてきた大切な命です。そんな猫や犬達との一期一会の出会いだという事にもっと多くの人が気がついてくれ、冷たく排除したり虐待などせず、暖かい手を差し伸べてほしいです。
 
121213_8.jpg

ロンの出会った子猫達のいなくなった野良のお母さんは、『人間には簡単に近づいちゃダメだよ。危ないからね』と生きる術をおっぱいをあげながら、またはDNAとして子猫達に伝えていたのでしょう。
相変わらず私達と子猫の距離感は変っていませんが、現在残った2匹は交通量の多い大きな道路を隔てたところにあるロン家の車庫にご飯を食べに来る様になりました。

ご飯が確実にもらえるとわかったからだと思いますが、道路を渡っている姿を想像するといたたまれず、家の庭に毛布とダンボールで作った猫ハウスは用意しましたが、今のところ入ってくれてはいません。

どこか温かい所を見つけてくれていると良いのですが。

さぁ、もうすぐクリスマスです。ブログ最年長者ロンは童心にかえりま~す♪
『サンタさん、外で暮らす犬や猫達にどうか安全で暖かな寝床と食べ物をあげてください。たくさんの人に暖かな人間らしい心が戻り、動物たちに優しい手を差し伸べてくれますように』
今年はこの願い事を書いてかわい~キラキラの特大靴下を、枕元に飾っておこおーっとっ♪(笑)

121212_1.jpg 
冬の青空と光る雲

12/12/13 アグネスさんからのコメントより 
ミーママさんのスクールの皆さん、ワンちゃん猫ちゃんのためにと、いつも温かい気持ちのカンパをありがとうございます
今日は、アイランドアキさん、さつまおごじょさん& 音ちゃんママ さん から頂いたカンパで、アグネスもマフラー、手袋のフル装備でホームセンターに、キャットフードを買いに行きました
ホームレス猫ちゃんと、預かり猫ちゃん含む大所帯のアグネス家のフード買い出しでした(^o^)
車の免許がないので、一度にたくさんの買い出しは出来ませんが、パンク修理も自分でこなす、スーパーママチャリウーマンのアグネスなのです(^-^)v
DSC_0001.jpg

コメントは、FC2の『犬達のSOS 歌って踊れるミニスカ乙女隊より』へお願いします