ゆうべは寒かったなあ。
雪とか降ってるわけでもないのに。
またカゼひいたかも。
きのう新聞のテレビ欄見てて初めて気づいた。
千尋の両親って「科捜研の女」だった。
「千と千尋の神隠し」が2001年で、
土門さんが出るようになったのが2004年かららしいので、
「千と千尋」のほうが先みたい。
まあでも、2001年かあ。
21年前?
神木隆之介さんはいつまで高校生やるんだろう。
スマートフォンのCMでは先生よりも年上だし、
賃貸のCMもあわせて見たらもうわけがわからん。
「あたらしいテレビ」というのを見た。
テレビの中の人たちは、もっと自分たちの作ってるものについてプライドを持っていいと思う。
で、そういう人たちがこれからのテレビ番組について、
考えるような番組でもあってほしかったな。
いろんな配信とテレビとはやっぱり別もんだと思う。
そして、求められてるものもたぶん違う。
かまいたちの話がちょっと出てたけど、
すごい人たちは当然テレビと配信ではやり方を変えてるのだろう。
好きな時に好きなものを選んで見られるのがネットのいいところだけど、
その気になれば1億2000万人の注目を集められるのがテレビなのでは。
100人が100人おもしろいと思うものなんて、
むかしからないのかもしれないし、
だからこそ、ネットとかでニッチなものを選べる今の時代がしあわせなんだけど、
テレビがニッチなものに目を向けすぎても意味がないし、
そういうやり方でネットに勝てるわけもない。
それで失敗したのが今回の紅白で、
年寄りしか楽しめないどころか、
年寄りすら楽しめないものになってしまった原因のように思う。
メインストリームであり王道であるテレビというものに携われてる人たちは、
そういうでっかいものに関わってるという自負は持っててほしい。
まあ、ゆがんだ選民意識で「愚民どもを啓蒙しよう」とかされても困るけど。
「働く人みんなおもしろい」
それこそいろんな番組がもうあるんじゃないかな。
「人間国宝さん」もそうだし、中井貴一さんのお昼ごはんのやつとか、
一般の人にスポットを当てた番組なんてそう珍しくはない。
「ポツンと一軒家」がウケてるのもそうではないのかな。
いまさらって感じ。
テレビの番組なのにテレビを見ない人たちを呼んでどうする…
そういう人たちばかりではないと思うけど、
流れてくる、流行ってるとされてるものだけ見て、
世の中を知ったつもりになってるのはこわい。
いまはそれは大人も同じかもしれないけど、
そのやり方しか知らずに育ってしまっていいのか心配になってしまう。
で、なにを見ていいのかわからないからTVは見ないといいながら、
SNSで回ってきたものは見るっていうことは、
やっぱりテレビ見てるんじゃないの、としか…
マスメディアがそういう“インフルエンサー”とやらに媚びすぎるのも問題かなとも思う。
そもそも声の大きい人、たくさんの人に届けられる人、の意見が正しいわけではない。
「数字」として評価するのにわかりやすいということはわかるのだけど、
視聴率1%が100万人くらいとかいわれるし、
フォロワーが100万単位になってたとして、
そこまでマスメディアがへりくだる必要ってあるのかな。
その数が実際の影響力とどれくらいリンクしてるのかもわからないわけだし、
例の“ツイッターデモ”とやらで踊り狂って、
政権交代の夢を見ていた人たちと変わらないように思える。
この番組を見て、
逆にテレビって実はすごいんじゃないかと思った。
あたらしくなくてもいいんじゃないかなあ。