イタリアで6月12日から13日にかけて、脱原発の是非を問う国民投票が行われました。
国民投票の成立には有権者の過半数の投票が必要となり、過半数に達しなければ無効となります。今回の場合、13日の集計の時点で投票率は59.7%に達し、その中で90%i以上が脱原発に賛成でした。
現在、イタリアには原発は稼働していませんが、ベルルスコーニ首相は2013年に原発4基を建設する計画を打ち出していました。
この国民投票が提起されたのは今年の1月でしたが、福島原発事故を受けて急速に脱原発の世論が盛り上がっていきました。一方、政権側は、原発建設を無期限凍結する法案を議会に通しました。これは、「すでに凍結しているものを国民投票にかける意味はない」とするためのものでした。しかし、こうしたこそくなやり方を憲法裁判所は認めず、国民投票は実施されました。
こうしてヨーロッパではドイツに続いてイタリアが脱原発を明確に打ち出しました。しかも民意を直接に反映した国民投票の結果としてです。
日本もドイツ、イタリアに続いて「原発いらない」の声を現実のものとしていきましょう!(鈴)
日本~
いっしょに脱原発しようよ~
ドイツが早く来いって言ってるよ~