くろすわーど-Cross Word-

日常を徒然語りながらユーモアと情報の発信地となることを目指すブログ。
毎日23時頃発信(予定)!

不気味の谷

2009年12月04日 23時52分15秒 | 日想
「不気味の谷」というのは
ロボット工学上の概念だそうです。

昔から欧米と日本とでは
ロボットに対する考えが違うことをよく聞きます。
たとえば欧米の場合ロボットとなると
アームの巨大なパワーにあふれるロボットとか、
頭がどこにあたるのかわからずキャタピラーがついてるロボットとか
よく言えば(?)無骨なデザインが多い(=ω= )んー

その反面、日本は「鉄腕アトム」とか「鉄人28号」とか
「トランスフォーマー」とか、
ロボットに人型であることを求める傾向があるそうです。
人型、例えば二足歩行にすると
それだけ技術的にも要するものが高く
効率を考えたらそれこそキャタピラーの方がいいんだろうけど、
それでも人型を求めるところが特徴なんですよね。

ところで、AIBOとか、恐竜のロボットとか
最近では本当の動物の動きにより近いロボットが可能になってきてて
それを人は「かわいい」と好感をもってみています。

人型のロボットに関しても同じことが言えるんだけど、
これが不思議なことにあまりにもリアルに人間に似てくると
今度はそれが「奇妙」「気持ち悪い」「不気味」という
不快感に変わってくるんだそうです。
この境界にあたるのが「不気味の谷」

確かにリアルなヒューマノイドなんかが 同じ部屋にいたら、
なんかすごい落ち着かない気がします(汗)

おわっΣ( ̄□ ̄;
↑しょっちゅうこうなる気がする


不気味の谷は名前の通り谷のような概念なので、
さらによりリアルにロボットが近づいたとき
それこそ人間と何一つ変わらない仕草や感情表現ができれば
違和感を感じなくなるので、そこでまた
ロボットに対する人間の印象は好感に変わるんだそうです。。

この「不気味の谷」の研究というのは
70年代から提唱されている題材のひとつだそうで、
これが解明されれば「人が人をどうして人と感じるのか」の解明につながり
ロボットが人に近づく時の障壁がひとつ取れることになるんだとか。

人の中にも「ロボットのような人」はいるわけで、
そうなると将来的にはロボットから人が人らしさを教わる時代がくるのだろうか
なんて考えてしまったりして。

そんな時代が来たら真っ先に教わりにいかないとなぁ




というわけで、今日はここまで。
ますます寒くなってきたし、師走ということで忙しい季節ですが
みなさんも健康と乾燥にはお気をつけ下さい。
というわけで、今日はここまで。
ばいばい(=_= )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする