花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

静かに心におちてくる。~映画~

2017年03月28日 | 映画

「奇跡の人 マリーとマルグリット」

監督:ジャン=ピエール・アメリス

キャスト:イザベル・カレ、アリアーナ・リボアール

実話をもとに描かれている。19世紀末のフランスで聴覚障害で生まれ

一切の教育を受けずに育った少女マリー。運命的な出逢いを感じた修道女のマルグリットは

彼女の教育担当となる・・・・

・・・・

誰に出逢い、そこで何を感じて生きて行くのか

捧げる愛の深さに考えさせられました。

 

 

 

「エール!」

監督:エリック・ラルティゴ

キャスト:ルアンヌ・エメラ、カリン・ビアール

4人家族の両親と弟が聴覚障害者である長女ポーラは家族の支えとなって

日々を明るく生きている。ある日、歌を認められたポーラは、音楽学校への進学を夢見ることになる・・・・

・・・・

明るく生きる家族との絆、友人との関わり

何より少女のたくましさが素敵です。

音楽の先生の指導風景もリアルな感じです。

家族愛あり、恋愛あり、師弟愛あり・・・ちょっと笑えるハートフルなお話。

 

 

 

 

「ベル&セバスチャン 新たな旅立ち」

監督:クリスチャン・デュゲイ

キャスト:フェリックス・ボシュエ、チョッキー・カリョ、マルゴ・シャトリエ

「ベル&セバスチャン」の続編です。

アルプス山麓の村で、孤児の少年セバスチャンとベルは血のつながらないおじいちゃんセザールと暮らしている・・・

前作がすごく良かった。続編!とのことで思わず借りてみました。

良い絵本、物語を読んだような爽やかな気持ちが残ります。

素朴な大地を背景に、おじいさんと少年の生きる力に感動します。

 

~・~・~・~・

ずしんと心に刻まれるような映画もあるけれど

心に静かに落ちてくる、日常の延長のような映画が好きですね。

フランス映画は昔から好きだけれど

この3作も偶然にもフランス映画。

人間らしい人々が描かれる

しみじみとする映画、いいですね。

いずれも映像が美しい映画でした。

 

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