一節がこの言葉で締めくくられている。
復興支援ソングである「花は咲く」を歌った。
・・・傷ついて、傷つけて、報われず泣いたりして・・・
誰しも一生に一度は少なくとも経験している心情です。
スピッツの「楓」という曲の中にも似たような言葉が出てきて
そのフレーズが、耳に心に飛び込んでくる。刻まれるかのように。
何度聞いても。
もう叶わぬ何か、誰かを追憶している。
切ないというのは、どこかセンチメンタリズムであって
傷がまだ乾いていない時の思いとは違うのである。
本当に辛い思いをしたあとは、それこそずっとずっと後になってからでなくては
切ないなんていう心境にはなれないのだと思う。
私も少なからずも、そんな思いを味わったこともあるから
深く深く、何度となく、歌の意味を味わってみる。
経験というのは、やはり人生を味わい深くしてくれるもの。
何度も取り出してみては、その記憶を手繰り寄せ、
暇かともいえるような時間を有意義にしてくれるものだと気づいた。
天災を人はどうすることもできないけれど
一瞬一瞬を誰かと繋がった記憶だけは、いつまでも残る。
記憶の中に、あの人の笑顔があったと思えることって
やはり幸せといえることの一つだと思う。