間違って覚えてしまっている、使っている言葉って実はたくさんありますね。
でも、言葉は生きているということから、何か正しい、何が間違っていると言い切れるものは何ひとつ無いとも聞きます。
たとえば、「依存心」。私はいぞんしんと読んでいましたけれど、ただしくは「いそんしん」と読むのだそうです。
辞書を引いてもやはり「いそん」と書いてありました。
・・・詩人の谷川俊太郎さんにお会いして_____いま、日本で最もきれいな日本語を使うのが谷川さんでは
ないかと思っていて、私の大好きな方ですが、彼に「やっぱり語彙はたくさんあったほうがいいですよね」
と尋ねたところ、「ううん」と首を横に振り、「語彙は質だと思っている」とあっさり言われてしまいました。
とはいえ、これは谷川さんが表現者だからです。表現する人にとっては質が第一。一方、私は理解、解釈する
側の人間ですから、やはり、たくさん語彙があった方が、都合がいいわけです。でも、自分の発する言葉で
人を動かそうとするならば、発する言葉の質を高めていく努力は必要でしょう。
ちなみに谷川さんは、次のような話をしてくれました。
「たとえば、語彙がとても少ない子どもが作った詩でも、人の心を動かすことがときどきあるでしょう?
だからやっぱり語彙は量より質なんだよ」
おっしゃるとおり、谷川さんの詩も、難しい言葉なんて何一つ使っていません。ごくふつうの言葉を紡いでいるのに
読むとすごくドキドキさせられます。とてもかなわないですね。・・・・・(言語学者 金田一秀穂 氏 「谷川さんの考え方」)
「 美しく正しい日本語の使い方 」より抜粋

今日も寒い一日でした。北陸のほうでは豪雪となっていて大変ですね。
こちら関西もとても寒いですが。
7~11月が開花期のこちらのお花。
今日も部屋の中でぬくぬくと元気に咲いておりました。