花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

また違う楽しみ方。

2017年07月23日 | ひとりの芸術家

 昨日ですけれど、「怖い絵展」に行ってきました。

 2017 7・22日(土)~ 兵庫県立美術館にて

 ドイツ文学者、中野京子さんの特別監修とのことです。

 「怖い絵」という本が話題になったことがありましたね。

  実は読んだことはありません。

 絵画を鑑賞する時、「ただ感じるだけでいい」これは、いつも思っていることですけれど(その絵をわかるってなんだろうとはいつも考えるけれど)
 普段なるべくなら、絵をまず見てから何かを感じて、それからキャプションを読んだりします(私の場合)。
 
 最初にその絵の「実は」を知る。そして絵を観る(もちろん自由でしょうけれど)

 作者は、どのような背景でその絵を描いたのか。

 想像をめぐらす面白さは、絵を観る時の醍醐味ですね。

 そして、徹底的にその歴史的背景を探り作者の生きた時代を知れば、意外な真実が見えてくるというのです。

 新鮮とも言えますし、知らなくたっていいのでは?なんて、天の邪鬼な私は思ったりしますけれど。

 いずれにしても、観た感想は?と聞かれたら面白かったし楽しめました。

 そういうことです。

 

  (お借りしました)
 詳しくは書きませんけれど、この絵には歴史がある。その歴史を知る。

 複雑な気持ちになります。美しい少女が印象的ですね。

 

   (エドヴァルド・ムンク《マドンナ》1895年 群馬県立近代美術館蔵)

 
 今回、グッズをいくつか買いました。

 この絵をモチーフにしたものが多かったのはそうなんですが、なぜか買ったものは、この絵のものばかり。

 ムンクの絵です。

 この絵の「実は」は、展覧会では混雑していてじっくりと読むことができなかったのですが

 買ったポストカードの裏に、中野京子さんの解説が載っていて、先ほど読みました。

 へぇ~、ふ~ん、ほ~。(・o・)

 ファム・ファタールという言葉が出てきます。運命の女ですね。

 エピソードの最後には、芸術と狂気の関係・・・ですって。

 このデザインはとても素敵で目を引きました。

 これ、掛けられるノートなんです。

 気に入っています。

 



 

 
Comments (4)
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