今日は「守破離」の話。
守破離は(しゅはり)と読みます
最近ビジネスセミナーで良く使われる言葉の一つだけど、
元々は「道」の文化で使われていた言葉です。
道とは、華道、茶道、剣道、柔道、弓道など
知っている方も多くいると思いますが、大切だなと思ったんで書こうと思いました。
守破離は簡単に言うと、「師匠を見習って越えていけ!」という意味です。
守破離は、その一文字一文字に修行の段階の意味が込められています
“守”は、師匠の言うことをしっかり守る事。
言われた事は素直に受け入れ、言われたままにちゃんとやる事です。
”破”は、守が完璧に出来るようになったら、次は自分のオリジナリティを取り入れていく段階です。
師匠の言っている事を完璧に理解した上で、更に良くする方法を自分なりに取り入れる事がこの破の段階です。
“離”は、最終段階で師匠から離れ自分の道を歩きだす事です。
武道で言うと免許皆伝といった所かな!
師匠を越えたと思ったら離れて独立するって事ですね。
簡単そうに書いたけど、これが結構難しい!
多くの人は「破離」だったり、「守離」だったりしちゃうから、中途半端な状態で独立失敗しちゃったりします。
素直に言われた事をして、師匠の意図する事を理解してアレンジして、自分も師匠も認めた状態で独立すると、失敗のリスクは減ると思います。
しかし、これはしっかりした師匠がいなきゃダメだよね。
今の世の中には「師匠」が不足しているように思います。
もちろん立派な人は沢山いると思うから、まずは師匠探しからやってみるのもアリだよね♪
守破離の例としては、
師匠に「お茶を持ってこい」って言われたら
守は、嫌な顔一つせずにお茶を取りに行く。
破は、師匠がどんなお茶が飲みたいのか考え、寒ければ温めて持っていく。お茶菓子や、こぼした時にすぐ拭けるように布巾も必要と思ったら持っていく。
離は、師匠から離れ自分の弟子にお茶を取りに行かせた時、お茶を取りにいくことから学べる事を弟子が体得できるように導く。
こんな感じかな!
自分の上司になんか頼まれた時は、
トイレ掃除でも、残業でも、休日出勤でも、嫌な顔一つせずに、まずやる!
そして、言われた通りに出来たら、次は言われた以上にやる!
それの繰り返しがとても大切です。
一説では、1日に人は頼まれ事を平均204回されるらしいから、
その全てを期待以上に出来るよう心がければ確実に人に好かれる人生を歩めるよ♪
俺もそう思うw
情報ソースは中村文昭って講演家とNHKの番組。
まぁ、平均だから俺等が1日10~20とかでも300~400の人がいっぱいいるんじゃない?w