オリンピックサッカー男子決勝観戦

ロンドンウェンブリースタジアム。
サッカー誕生の地イングランドが本拠地としているスタジアム。
まさにサッカーの聖地です。

正直申しまして、サッカーのことは全く知らないのですが、
ここウェンブリースタジアムはどうしても来てみたかったところです。

1985年に行われた世界最大のチャリティーロックコンサート「ライブ・エイド」が行われた場所。
それを皮切りに数々のバンドがコンサートをやり始めた。
ロックバンド・クィーンも。
実は矢沢永吉もここで歌ったことがある。

それらは建て替えされる前のウェンブリースタジアムなので、
2007年に建て替えられた今のスタジアムとは違うのですが、
それでもサッカーとロックの聖地に来れるのは感動です。

新しいウェンブリースタジアムはアーチがトレードマーク。
飛行機からも簡単に見つけられます。


サッカースタジアムとしての収容人数は9万人でヨーロッパ最大です。
改めて外から見ると、デカイと実感します。
ここを満員にしてどよめかせると想像するだけで感動します。

ビッグゲーム/ビッグイベントでしか使われない場所ですから、
まさに伝説を築くための場所です。

今日はオリンピックサッカーの決勝のブラジル対メキシコが行われました。
試合は決勝らしく観戦素人の私にも緊張感が伝わるゲームでした。

キックオフ直後にメキシコがいきなり先制のゴールを決めるものの、
ボール支配率は個人技で勝るブラジルがリードしてるように見えました。



序盤は両チームともゴール前までボールを運べなかったのですが、
徐々にブラジルがメキシコゴールまで近付くようになります。
しかし決定的チャンスを逃したり、メキシコの守りも固いため同点に出来ません。
僕らの両隣はブラジル応援隊。やきもき感がかなり伝わってきます。

何よりもメキシコの守りが凄くしっかりとしたシステムになってると思いました。
プレスの掛け方やキーパーとの連携が上手く機能してました。

もちろんブラジルの守りも固く、開始直後の失点からはメキシコの攻撃をしっかりガードしています。



後半に入り攻め焦るブラジルからボールを奪って2点目を決めたメキシコがさらに優位に立ちます。
終盤にブラジルも意地の1点を決めますが、メキシコの勝利。金メダルゲットです。

ブラジルのプレイヤーの個人技やメキシコの守りの徹底さが会場を飽きさせることの無い、
本当に素晴らしい試合でした。こんなにサッカー観戦って面白いんだと思う90分でした。

最後にはちゃんとメダル授与も見ました。新しい金メダリストたちがピッチを1周。
メキシコがオリンピック男子サッカーを制覇するのは初めてだそうです。
おめでとうメキシコ。素晴らしかったです。