年6回公開される尾張旭市の吉ケ池湿地に行ってきました。
今年は最終回に初めての訪問になります。
お目当てはウメバチソウです。
1)ウメバチソウ(梅鉢草、ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草

2)花粉をださない仮雄しべ5個は、先が糸状に12〜22裂し、先端に小さい球状の黄色い腺体がつく。

3)バイカソウ(梅花草)とも呼ばれる。
確かに梅の花に似ていますね。

4)雌蕊を囲む雄蕊が一日に1本ずつ開いていくそうです。

5)

6)昨年も少ないな、と思ったのですが、今年も花数は少なく感じました。

7)仮雄蕊や花弁に朝露が玉になって付いて、仮雄蕊の黄色い腺体と合わさって魅力が倍増しています。

8)周りのシラタマホシクサなどが背高く伸びているために、ウメバチソウの背も高くなるのだそうです。

9)今年は花弁の数が異なる花は見られませんでした。

10)サワシロギク(沢白菊、キク科シオン属の多年草)
咲き始めは白いのですが、この時期になると紅紫色を帯びてきます。

11)キセルアザミ(煙管薊、キク科アザミ属の多年草)
煙管のように茎が折れることから。

12)ホソバリンドウ(細葉竜胆、リンドウ科リンドウ属)

13)スイラン(水蘭、キク科スイラン属)

14)花色と同じ体色の虫、何でしょうか。

15)口が幅広いですね。

16)シラタマホシクサの中に浮かんでいるようです。

17)シラタマホシクサ(白玉星草、ホシクサ科ホシクサ属の一年草)
日本の固有種で東海地方の一部地域の湿地などに生える。

18)絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。

19)湿地に小さな宇宙を形成しているようです。

20)ノコンギク(野紺菊、キク科シオン属)

21)蜘蛛の巣が陽を受けて虹色に輝いていました。

22)コスモス(秋桜、キク科コスモス属)
吉ケ池湿地近くの畑。

23)いつも吉ケ池湿地の帰りに寄るのですが、今回は行く前に寄ってみましたが、花のタイミングとしてはやや遅かったのか、花数はすくなかったです。

24)抜けるような青空をバックに朝日を入れて撮ってみました。

25)今年はコスモスのタイミングに上手く合わせられていません。
