[個人史]: 米国 空路 北米大陸 五大湖上空
学生時代は 特に社会系教科 が苦手だったとはいえ、 アメリカ大陸の五大湖くらいは知っている。 北米大陸の地図を見た時に 右上のほうに ちょこんとある 手のひらのような形の湖だ。 日本地図を見たときの 琵琶湖を少し大きくした程度だろうと理解していた。
<シカゴを飛び立って>
シカゴ空港を飛び立ったジェット機の機内で 飛行経路 を確認すると 米国の地図上に シカゴから 五大湖上空を 飛んで目的地に行くように線が印刷されていた。
日本国内で搭乗したときと同様に、 時間経過に合わせ 飛行経路を指で追っていくと やがて 五大湖上空に差掛かった。 飛行機の窓から 湖沿岸の建築物を見下ろしながら とうとう飛行機は湖上空へと進んでいった。
<五大湖上空で..>
やはり 五大湖は 琵琶湖よりは大きそうだ。 進入した陸地はとうに見えなくなり 対岸の陸地もすぐには見えて来ない。 そしてずいぶん長く湖の上を飛んでいるが 遙か向こうには 水平線 が広がっている。 さすがに 米国だ スケールは(琵琶湖より) ずっとデカイ。
ところが、
いつまで飛んでも 対岸の陸地が見えてこないのである。 いつまで飛んでも 眼下には 四方に広がる水平線しか見えていない。 とうとう私は ”もしかすると もう2度と陸地を目にする事はできないのではないか!?” ”このまま燃料切れで水の中に落ちてしまうのではないか?!” そんな不安を覚えてしまったものだ。
<陸地の安心感>
すっかり 心細くなり 放心したまま 窓の外を見つめていると、 やがて、 ようやく対岸の街が視界に入ってきた。 陸地を見てあれほど安心感を覚えたのは 初めてのことだった。 たった一個の湖を横切っただけなのに...
学生時代は 特に社会系教科 が苦手だったとはいえ、 アメリカ大陸の五大湖くらいは知っている。 北米大陸の地図を見た時に 右上のほうに ちょこんとある 手のひらのような形の湖だ。 日本地図を見たときの 琵琶湖を少し大きくした程度だろうと理解していた。
<シカゴを飛び立って>
シカゴ空港を飛び立ったジェット機の機内で 飛行経路 を確認すると 米国の地図上に シカゴから 五大湖上空を 飛んで目的地に行くように線が印刷されていた。
日本国内で搭乗したときと同様に、 時間経過に合わせ 飛行経路を指で追っていくと やがて 五大湖上空に差掛かった。 飛行機の窓から 湖沿岸の建築物を見下ろしながら とうとう飛行機は湖上空へと進んでいった。
<五大湖上空で..>
やはり 五大湖は 琵琶湖よりは大きそうだ。 進入した陸地はとうに見えなくなり 対岸の陸地もすぐには見えて来ない。 そしてずいぶん長く湖の上を飛んでいるが 遙か向こうには 水平線 が広がっている。 さすがに 米国だ スケールは(琵琶湖より) ずっとデカイ。
ところが、
いつまで飛んでも 対岸の陸地が見えてこないのである。 いつまで飛んでも 眼下には 四方に広がる水平線しか見えていない。 とうとう私は ”もしかすると もう2度と陸地を目にする事はできないのではないか!?” ”このまま燃料切れで水の中に落ちてしまうのではないか?!” そんな不安を覚えてしまったものだ。
<陸地の安心感>
すっかり 心細くなり 放心したまま 窓の外を見つめていると、 やがて、 ようやく対岸の街が視界に入ってきた。 陸地を見てあれほど安心感を覚えたのは 初めてのことだった。 たった一個の湖を横切っただけなのに...