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Left of the Middle

フィギュアスケートに夢中です。

【ハイスクール八犬伝】鶴川くん、そういえば、変な子やった

2006-08-30 22:05:54 | 小説
先日、「そういや、あったな、こんな未完の話・・・」とブログに書いた『ハイスクール八犬伝』。
書いたばっかりに気になってきたので、図書館で借りてきました。

未完なのに。
未完だから、先が気になるのが判っているのにッ!!

そして、第一巻にして、覚えていたより更に登場人物たちが素敵に乱れていて、「・・・」という気持ちに。
まあ、あらすじで既に、そーゆー筋立てにはなっているんですが、ホモセクシュアル(っていうより、バイセクシュアルかもしれない)っぽい・・・場合によっては、そのものの関係が結構あるんですね。しかも、ネタとして。

確か出版年が古いから、そのときは売れなかったかもしれないけど(売れてたらすみません)、いま再販+続刊だしたら、マーケットが確立しているから普通に受け入れられて、里見八犬伝ファンもプラスして、結構うれると思うのですよ。

ってか、出してー!(切実)
女性限定の棚に並んでも、男性限定の棚に並んでも(涙)ちゃんと買いに行きますからー!

覚書:いまのところの、なんだかな~な関係の方々。

荘田礼子=ほぼ間違いなく、犬川荘助。お兄さんの秀輔さんも可能性はあるけど、これ、「ハイスクール」八犬伝だし。
  ↓           ↑
(ドキドキする)     (親友)
  ↓           ↑
伏見しのぶ=一巻にして既に珠(考)が判明。
 犬塚信乃だと思うんだけど、もしかして伏姫かもしれない。だって許嫁(原作では)のはずの浜路くんと、どうもロマンスは生まれなそうな性格だ。
・・・ってか、浜路くん・・・アンタ・・・。

浜路くん=浜路姫。(ほぼ間違いない)。原作でも許嫁がいるのに別人(陣代)に嫁がされそうになるわ、網乾に浚われて殺されるわ(だったと思う)と散々でしたが、この話は退廃的な美少年がゆえに、保健室の御子柴先生にセクハラされるわ、従兄弟の将道くんに何だか変な目で見られてるっぽいわ、と、散々でございます。性格も散々でございますがな。御子柴先生に追いかけられた礼子としのぶを放って逃げたし(笑)。ちなみに、学園で佐藤先生とデキてるって噂の(ってか真実だ)智彦くんとは、一緒に立っていると純真な女の子たちをドキドキさせてしまう耽美系のお友達らしい。(どーなの、その設定)
  ↓    ↑
(鬱陶しい)(守ってやらねば)
  ↓    ↑
犬川将道=浜路くんと従兄弟設定だから犬山道節だと思うんだけど、あんまりにも温和で、性格があわないような気がする。(原作では一番の乱暴もの)
浜路くんが心配で世話を焼き、その結果鬱陶しがられるという悪循環に陥っているかわいそうな子。智彦と親友だったりするから、むしろ犬田小文吾かもしんないって気もする。
  ↓↑
 (親友)
  ↓↑
鶴川智彦=犬阪毛野じゃないかと思う。健康的な色黒(日焼けしてるってことなのだろうか)の美少年。耽美系じゃなく、普通にカッコイイんだと思います。(描写が)けど、賢そうじゃない・・・。
この子、佐藤先生(男)と、関係がありまして、巻の最後で、佐藤先生は妊娠してた。なんで、とは今更問うまい・・・。


【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈8〉淫婦船虫

2006-08-29 21:02:40 | 小説
宇宙衛星ランドスタットによって、東京は巨大な女性性器のような姿を写し出した。
その黄泉の死都と化した東京を犬山将道と鶴川智彦は、さ迷いつづけ、時に二匹の野良犬に変身し、地の底から響く悲痛な母の声に悩まされた。
いっぽう新宿新都心の一角にある不気味な建築“対牛楼”では、内閣総理大臣・馬加太記が玉森梓と交合ながら智彦の体を所望していた。
〈芳龍閣〉で玉森梓の悪霊の手から脱出した犬飼美弥と伏見しのぶは、犬多古文子にめぐり会って南房総・富山の“伏姫の岩屋”に案内された。
行く先きわからぬ冒険の胎内めぐりに、少年少女の運命は?

あれ。これ、読んでない。
もしかしれ、これで完結しているのかなあ。

【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈7〉智彦変幻

2006-08-28 21:01:16 | 小説
まるで黄泉の死都と化した東京を犬山将道と鶴川智彦は、さ迷っている。
一方、帝王ホテル42階〈芳龍閣〉から犬飼美弥を救出した伏見しのぶ達は、女子プロのグレート山林こと犬多古文子と合流し、南房総・富山にある「伏姫の岩屋」に導かれた。
その時、美弥としのぶはそれぞれの母の声を聞く。
同時に、二匹の野良犬になった将道と智彦も母の悲痛な声を聞いていた。
そして、遠く宇宙の資源衛星ランドサットは、東京が巨大な女性器と化し、そこに進入する小さな二つの精子を写し出していた。
まるで女性の胎内めぐりをしているような男の子と女の子たちは、何処へ?

犬多古文子。
古文子・・・・・・・・・・・・・・・・・。

【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈6〉マザー

2006-08-27 20:59:56 | 小説
ギャルコンテスト会場が、魔界の妖霊の巣と化した帝王ホテル42階〈芳龍閣〉から、犬飼美弥を救出した伏見しのぶは黄泉の国をさ迷った末に、左手首を残して消失した亀井微笑子を胎内に孕んで、宙大寺境内で蘇った。
荘田礼子、美弥、犬山将道、金碗大輔に囲まれて、この異常事態に翻弄される5人は、さらに底なし沼となった空から超高層ビルが垂れる宙大寺の山林が火を噴く危機を脱した。
そして海へ。
そこで一行は鶴川智彦と美弥の親友で女子プロレスラーのグレート山林と遭遇。
だが、犬山と鶴川は行動を別にする。
東京は死都と化して、二つの船はどこへ?

智彦くん、最初は「・・・?」なキャラだったんですが、だんだん味がでてきます。
にしても、グレート山林・・・。

【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈5〉

2006-08-26 20:58:03 | 小説
新都心にある帝王ホテル42階の〈芳龍閣〉で、黄泉の国の住人に囲まれた玉森梓によって、伏見しのぶは冷たい亡骸となり宙大寺境内で発見された。
そして彼女に救けられた犬飼美弥を見るなり、犬山将道は自分の妹だと直感、居あわせた荘田礼子とともにしのぶの身体から浮かび上がる八つの真珠玉と八つの文字を見た。
邪悪な力は、しのぶをどこに連れ去ろうとするのか?
女性編集者の突然死、しのぶと礼子が通う里見高校での女教師の異常死、そして女性編集者の仮面をつけた玉森梓の真の正体は何か?

あー!思い出した~、そうやった、そうやった。(思い出して、ちょっと嬉しい)

【求む、続刊】ハイスクール八犬伝〈4〉芳龍閣の決闘

2006-08-25 20:56:21 | 小説
里見高校では巫女柴先生が妖怪と化し、美人教師が授業中に全裸で飛び下り死。
丹沢山系の丘陵のある宇大寺では黒焦げの生きた死体が発見された。
さらに新宿副都心の帝王ホテルでは宿泊客の若い女達が大理石の壁の中で全裸で泳ぎ“超高層死美人ホテル”と囁かけれていた。
脈絡もない異様な事件の連続…
荘田礼子は親友・伏見しのぶの最近の冷たい態度を不審に思いながらも、兄・秀輔が勤務する出版社を訪ねた。
ここでも女性編集者が爆発死していた。
礼子は、意外にもギャルコンの審査員の山下定包と会った。
しのぶはこのコンテストに応募していたのだ!?

おかしい。この展開、まったく記憶にない・・・。

【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈3〉光る少女

2006-08-24 20:54:42 | 小説
霧雨に濡れて墓石のように建つ帝王ホテルの最上階から、人知れず半透明の流動物が流れ落ち、ジョギング中の男が地面に溶けた!?
「女は肉の生き物ではないわ」
「はい、お姉様」
―こんな会話を交わして、経団連の副会長・服部伸幸は女性編集者の玉森梓と密会、その夜は、他の部屋も若い娘の群れで満室だった…
一方、伏見しのぶと荘田礼子が通う里見高校では、保健の巫女柴先生についで仲本先生が授業中に全裸で三階の教室から飛び下り死した。
その日の深夜、丹沢山系の丘陵にある宙大寺に赤い炎を見つけた犬山将道は、偶然、しのぶと礼子に出会った!?

そういえば、将道くんにも、浜路くんとは別の意味でイライラした記憶が蘇ってきたような。
↑ 本当に私はこのシリーズのファンだったのだろうか。

【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈2〉超高層死美人ホテル

2006-08-23 20:52:33 | 小説
大手出版社の女性編集者の謎の爆死のあと、里見高校2年生の伏見しのぶと荘田礼子は、同級生の亀井微笑子が“手首”だけを残して消失するという不気味な事件に遭遇した。
その日、那須高原では“金毛白面九尾の狐”が化けた殺生石が崩れて“奥の細道探訪ツアー”の一行が生き埋めになった。
礼子としのぶは、保健室で巫女柴先生に迫られる浜路透を目撃、その直後、口裂けジョーズと化した巫女柴先生が襲いかかってきた。
しのぶは3階の窓から飛びおりたとき、微笑子の“手首”に助けられた。
彼女の掌には「孝」の文字が牡丹の花に浮かびあがって…。

この話、総じて女性の方がオトコマエなんですが、浜路くんには、相当イライラした記憶があります。

【求む、続刊】 ハイスクール八犬伝〈1〉夢魔の放課後

2006-08-22 20:50:49 | 小説
五月のおだやかな光がさしていた。
東京都心の北西部の高台にある大手出版社の分室四階にある女性誌「Je‐suis」の編集室で何かが爆発した。
女性スタッフの坪内杏子の体が、“後光”を放って突然倒れた。
彼女の背中にはポッカリと穴が空き、その溶けた穴は、赤と黄色の古代ガラスの表面のように熱く濃密な輝を見せていた…
彼女はただ、突然に死んだのだ。
彼女はたしか壁の間を真っ白い“糸”に支えられるようにして立っていた。
そのときの痕跡を同僚たちは「壁に残ったシンデレラの靴」と囁きあった・・・。

とにかく先が気になったシリーズ。なつかしい・・・。

【マニア再び】 真相里見八犬伝  典厩 五郎

2006-08-21 20:35:58 | 小説
戦国以来の武勇の名門里見家改易の真相とは…
滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』によって有名となった里見家改易事件の真相を地元在住の筆者が綿密な史料調査と現地踏査によって描く渾身の歴史長篇力作。

って、何が書いてあるんだろう。
すっごく気になる。
特にページ数、上下あわせて500超えてるあたりに執念、感じます。ええ、ひしひし。