日本の神様
闇山津見神
(くらやまつみのかみ)
軻遇突智命の遺骸から化成した神
伊耶那岐神に殺された迦具土神の遺骸の各部位から生まれた八神の山津見神の第四です。
別名
闇山祇
「日本書紀」では
日本書紀 巻第一 神代上
第五段の第六の一書では、
このように登場しています。
また、剣の頭から滴った血がほとばしって神となりました。闇龗といいます。 次に闇山祇、次に闇罔象。
剣の頭から滴った血より化生した神です。
「古事記」では
本文では、このように登場しています。
殺された迦具土神の頭に出現した神の名は、正鹿山津見神。次に胸に出現した神の名は、淤縢山津見神。次に腹に出現した神の名は、奥山津見神。次に陰部に出現した神の名は、闇山津見神。次に左の手に出現した神の名は、志芸山津見神。次に右の手に出現した神の名は、羽山津見神。次に左の足に出現した神の名は、原山津見神。次に右の足に出現した神の名は、戸山津見神。正鹿山津見神より戸山津見神に至るまであわせて八神です。
祀る神社
川原沢社
(長野県飯田市)
玖岐神社
(高知県吾川郡)
黒嶋神社
(香川県観音寺市)
新しい知識を得た場合
随時更新予定です。