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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第9景 「筋違内八ツ小路」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景
第9景 「筋違内八ツ小路」


中央にある小屋は昌平橋のたもとの辻番所です。

土手が切れているところが昌平橋で、遠景右側の台地上にあるのは神田明神です。

近景に描かれている行列は、女乗物を中心とした大行列であることから、大名家の奥方の一行と思われます。


神田神社




神田神社は、東京都千代田区外神田二丁目にある神社です。

江戸の総鎮守です。
 

筋違内八ツ小路


昌平橋と和泉橋との間、現在の東京都千代田区神田須田町一丁目の北部にあった、筋違門の内側は、八方に道が通じていたことから八ツ小路と呼ばれていました。
 


描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。



作品に描かれた場所と方向とはちょっと違いますが、万世橋の袂より神田神社方向を撮影してみました。



最後に

作品を描いたであろうと思われる場所、現・JR神田万世橋ビル前を訪れ、写真を撮影してみました。すると、


何を撮りたかったのか、よくわからない写真が撮れてしまいました。

昔はこの場所から、神田川や神田神社を望むことができたのですね。今は線路で遮られ全く見えません。

現在の万世橋と昌平橋の間には、かつて江戸城の見附の一つである筋違門がありました。
現在跡地には、マーチエキュート神田万世橋が建っていました。

作品に描かれている辻番所の跡地が線路に。いやはや。時代の流れとはすごいですね。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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