名所江戸百景を訪ねて
名所江戸百景を訪ねて
第49景 「赤坂桐畑雨中夕けい」
この作品は、二代目広重の作品であると明記されています。
二代目広重は、北の方角を望んで描いています。
赤坂溜池
溜池交差点や「溜池山王」駅の由来になったことで知られる溜池付近には、かつて大きな溜池がありました。
元々は湧き水でしたが、堤を作り水を貯めるようにしたため、この名があります。その池は、形から別名「ひょうたん池」とも呼ばれていました。
江戸時代初期になると、この溜池は江戸城の外堀としても利用していました。
描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。
山王日枝神社国旗掲揚台と鳥居が見える辺りを撮影してみました。
最後に
初代広重が描いた赤坂桐畑と二代目広重の描いた赤坂桐畑。
並べてみますと、初代の構図が斬新だったのかがよくわかります。
初代の方がダイナミックで個人的には好きですね。
参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅