彼のある病気の検査の日、偶然私も子宮ガンの再検査だった。
彼は朝一メールをくれた。
「今日検査だね?終わってから会えるかな?」って
覚えていてくれた。朝一思い出してくれた。
再検査は彼と同じ病院を選んだから日が重なれば会えるかもとかすかな期待
したことは確かだけど、なにかと人目気にしあう 私たちだから病院で会う
ことなんて現実的ではなかった。
私の方が早く終わるので待ってるってメール返した。
そして2時間待った。一時間待ったころから心配になってきた。
仕事のこともあったけど、とにかく顔見るまでは帰れないから待った。
彼が待合室で座ってる私を探して来てくれた。
「こんなに待たせてごめんね、待っててくれたんだ。。」ってうれしそうに
言ってくれた。
「途中から心配になってきちゃって顔みてからじゃないと帰れないと思って、
大丈夫?」
「とくに変わったことはないよ。お前はどうなの?」
「私は次の結果待ちだから今はわからないけどきっと大丈夫だよ。」
お互いのこと心配しあった。
長い時間ずっと心配しながら待ってた私、そんな私の姿見たら、
なんだかほっとしたんだって。
顔見たし、話しも聞けたからとりあえず先に帰る事にした。
彼も後から事務所に寄ると言ってくれた。
その夜、夫と3人で少し飲んだ。
仕事の話しなどしながら。。。
夫は「そのうち、時間つくってこいつ(私)と海外の工場見に行ってください」
なんて言った。。。びっくり。。。
翌日、彼が事務所に来た時は私一人だった。
彼は後ろからそっと抱きしめてくれた。
「体は大丈夫か?」って。。。
夕方、夫が帰ってきた。車は私が乗って帰る事になり、
夫は彼に一緒に乗って帰ったらどうかと聞いてる。
前日、夫は彼を遅くまでつき合わせたから申し訳なく思ったらしい。
彼が運転し、私は助手席に納まった。
彼の横顔見ながら助手席に乗り、どんな話しでもできるこの密室的空間は
私にとって幸せな時間と場所だ。
彼は昨日、「パンツも靴下も自分で買いにいくんだよ」なんて言ってたから
ほんとなの?と聞いた。
いくらうまくいってなくたって、そんな最低限の買い物くらいはしてもらって
いると思ってたから、それを聞いたとき胸が痛くなったって話しした。
俺は何でも自分でやってるよ。風呂掃除だってゴミだしだって、クリーニング
だってなんでもやるよ、そう言った。
「もし、私と一緒に暮らしたら暇になっちゃうね」って言ったら
「ああ、一緒に暮らそう」ってまた言った。それができたら。。。。
今、これを言ってもしかたない。子供たちのこと考えなくては。。。
話し変えた。
「このまえの出張先に私が行ったときね、バックはロッカーに入れて、傘持って
道はあっちだから、迷ったらタクシー乗って、なんていろいろ心配してくれた
でしょう。私あんなふうに心配してもらったかことなくて、すごい幸せ感じた」
って言ったら、「これからもずっと俺がお前の心配してやるよ」って。。。
どうして、こんな優しい言葉が出るの?
また、好きになった。優しくされればそれ以上に優しくしたいし、重たく
ならないように我慢もできる私。でも心の中ではいつも不安かかえる。
だけど、もっと信じていいんだって感じた。
夫が昨日彼に「二人で一緒に海外出張行ってください」って言った話になった。
「あいつ。。。ほんとに気がついてないな。。。あんな事言うから、新婚旅行
行かせてもらえるの?って思ったぞ」なんて冗談言ってちょっと悪い男だ。
でも、私も内心にやりとしてしまった。
だけど、たぶん一緒に行くことはない。きっと俺一人でなんとかやってくるよ、
って言うんだろうな。。。。
次のデートの約束もした。
別れ際に私の手をぎゅっと握って「それじゃあ」って。。。
なんかつつまれてる。。。愛ってものを久しぶりに感じた。
このままが続いてほしい。
彼は朝一メールをくれた。
「今日検査だね?終わってから会えるかな?」って
覚えていてくれた。朝一思い出してくれた。
再検査は彼と同じ病院を選んだから日が重なれば会えるかもとかすかな期待
したことは確かだけど、なにかと人目気にしあう 私たちだから病院で会う
ことなんて現実的ではなかった。
私の方が早く終わるので待ってるってメール返した。
そして2時間待った。一時間待ったころから心配になってきた。
仕事のこともあったけど、とにかく顔見るまでは帰れないから待った。
彼が待合室で座ってる私を探して来てくれた。
「こんなに待たせてごめんね、待っててくれたんだ。。」ってうれしそうに
言ってくれた。
「途中から心配になってきちゃって顔みてからじゃないと帰れないと思って、
大丈夫?」
「とくに変わったことはないよ。お前はどうなの?」
「私は次の結果待ちだから今はわからないけどきっと大丈夫だよ。」
お互いのこと心配しあった。
長い時間ずっと心配しながら待ってた私、そんな私の姿見たら、
なんだかほっとしたんだって。
顔見たし、話しも聞けたからとりあえず先に帰る事にした。
彼も後から事務所に寄ると言ってくれた。
その夜、夫と3人で少し飲んだ。
仕事の話しなどしながら。。。
夫は「そのうち、時間つくってこいつ(私)と海外の工場見に行ってください」
なんて言った。。。びっくり。。。
翌日、彼が事務所に来た時は私一人だった。
彼は後ろからそっと抱きしめてくれた。
「体は大丈夫か?」って。。。
夕方、夫が帰ってきた。車は私が乗って帰る事になり、
夫は彼に一緒に乗って帰ったらどうかと聞いてる。
前日、夫は彼を遅くまでつき合わせたから申し訳なく思ったらしい。
彼が運転し、私は助手席に納まった。
彼の横顔見ながら助手席に乗り、どんな話しでもできるこの密室的空間は
私にとって幸せな時間と場所だ。
彼は昨日、「パンツも靴下も自分で買いにいくんだよ」なんて言ってたから
ほんとなの?と聞いた。
いくらうまくいってなくたって、そんな最低限の買い物くらいはしてもらって
いると思ってたから、それを聞いたとき胸が痛くなったって話しした。
俺は何でも自分でやってるよ。風呂掃除だってゴミだしだって、クリーニング
だってなんでもやるよ、そう言った。
「もし、私と一緒に暮らしたら暇になっちゃうね」って言ったら
「ああ、一緒に暮らそう」ってまた言った。それができたら。。。。
今、これを言ってもしかたない。子供たちのこと考えなくては。。。
話し変えた。
「このまえの出張先に私が行ったときね、バックはロッカーに入れて、傘持って
道はあっちだから、迷ったらタクシー乗って、なんていろいろ心配してくれた
でしょう。私あんなふうに心配してもらったかことなくて、すごい幸せ感じた」
って言ったら、「これからもずっと俺がお前の心配してやるよ」って。。。
どうして、こんな優しい言葉が出るの?
また、好きになった。優しくされればそれ以上に優しくしたいし、重たく
ならないように我慢もできる私。でも心の中ではいつも不安かかえる。
だけど、もっと信じていいんだって感じた。
夫が昨日彼に「二人で一緒に海外出張行ってください」って言った話になった。
「あいつ。。。ほんとに気がついてないな。。。あんな事言うから、新婚旅行
行かせてもらえるの?って思ったぞ」なんて冗談言ってちょっと悪い男だ。
でも、私も内心にやりとしてしまった。
だけど、たぶん一緒に行くことはない。きっと俺一人でなんとかやってくるよ、
って言うんだろうな。。。。
次のデートの約束もした。
別れ際に私の手をぎゅっと握って「それじゃあ」って。。。
なんかつつまれてる。。。愛ってものを久しぶりに感じた。
このままが続いてほしい。