色彩戦略家 ®︎さなぴーの色は遊びゴコロ

色をひとつ変えるだけで見た目の印象が変わったり、気分が上がったりします。色を意識しながら仕事や日常を楽しんでいます。

女性は理論や理屈には興味ありません。

2014-05-20 12:58:36 | 講演、セミナー、勉強会
ちょっと報告が遅くなりました。

先日の女性心理・集客を学ぶ勉強交流会の様子です。




女性心理を学ぶということで、参加者様のほとんどが男性です。そして経営者です。

女性に好感を持ってもらえる服装のこと、安心感を与えるお店やサロンのインテリア、チラシなど、どのようにしたらいいのか、課題がたくさんありました。

その中でもチラシやHPなどで、どのような言葉や色で女性を誘うとよいのか?という課題に集中しました。

前回もお話ししましたが、女性は理屈や理論の説明よりも、イメージが湧くような言葉や色に惹かれます。

例えば、体を絞るための筋トレの場合、男性なら筋トレで響くかもしれませんが、女性は筋トレでは響きません。筋トレと真面目にストレートで宣伝すると、女性はムキムキマンみたいになる想像をしてしまいます。

「一カ月後、脂肪燃焼で体脂肪が20%台になる!」よりも、「一カ月後、憧れのあの7号のワンピースがあなたのものになる」の方が女性はダイエットに成功して、憧れのワンピースをキレイに着こなしている自分の姿が想像できます。

男性からみると曖昧な表現は、結果が見えないように感じると思いますが、女性はフワっとした言葉やキャッチでも、きちんと結果が見えるように自分の中でご都合よく置き換えることができるのです。

色も同じです。

筋トレ、脂肪燃焼などのキャッチを色に置き換えると、きっと男らしい色や激しい赤を使用してしまいがちですが、これらの色だといくら内容がよくても、女性はチラシの色で自分の求めてるものではない。と見た目で判断します。

しかし、フワっとした淡いパステルカラーが目に入ると、内容を読む前にそのチラシが気になり欲しくなるのです。
読むと、「7号サイズ!憧れのあのワンピースが・・・」と成功した自分が想像できるので「行ってみたい!」という気持ちになります。

女性に喜んでもらえるチラシにするためには、女性の素晴らしい想像力を活かすキャッチと色を考えてくださいね。

女性が好むキャッチや色に迷った場合は、女性のファッション誌を参考にすることもひとつです。

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色彩戦略家 池田早苗の「稼げる色学®」




池田早苗著書
「繁盛飲食店だけがやっている あなたの店を女性客でいっぱいにする『色彩』のしかけ」同文舘出版

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