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お寺探しの旅~自分が求めるお寺とは?~

我々一般人にとって本当に「いいお寺」とは?
色んな情報を集めて、色んな角度から、色んな視点で追求してみたい。

介護とは・・・

2010-03-09 22:32:56 | 雑談
さっき、父に会ってきました。

たった1週間しかたっていないのに、父の顔はむくみ、ダウン症のように変化し、目は全く焦点があわず、多分私の顔は全く見えていない感じでした。

かわいそうに、顔とは対照的に身体は痩せこけ、もし、これで口がきけなければ涙も止まらない感じがしますが、何しろ痴呆がますます進み大声でどなりちらすので、2分に1回は「お父さん、わかっているよ、大丈夫だよ」と諭しては「大変だったね。そうだんたんだ。」と相槌をつきつづけます。

母も苦労が耐えないな・・・

「お父さんも大事だけど、お母さんも大事」

なんとも複雑な心境です。
介護とは、忍耐との戦いのような気がします。

ありがとうございます

2010-02-17 10:51:37 | 雑談
昨晩、父に会いに行ってきました。

母から、SOSの電話があったからです。

父は、自分が死んでいく事を誰かに理解してもらって一緒に寄り添ってもらいたかったのかも知れません。

けど、年老いた母からすると介護疲れから身体が思うように動かなかったり、心も広くもてないこともあるようです。

そんなことから、父は苛立ちを母に思い切りぶつけて二人の感情は極限まで追い詰められているようです。

なぜ、案内人が家に帰ったのか父に理由は述べませんでしたが、ただただ、双方の話を別々にうんうん「わかったよ」と聴く時間が静かに流れていきます・・・

それにしても、父の「自分の死」に対する恐怖心や悔しさは、ひしひしと伝わってくるわけですが、一方で受入れる様子も見受けられ、グッとがまんする姿は、心の中で泣けて泣けてたまりませんでした。(こちらが泣いたら心配かける)

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今まで多くの葬儀に関するご相談にのってきましたが、こんな感情を持って問合せしてきている人が、どれだけいただろうかと振り返る。

こんなに苦しいのに、やがて葬儀を出さなければならない不安は、いかほどか。

もっともっとご相談者に優しく、
もっともっともっとご相談者を包み込んで上げられるように、
きっと、そんなことを今教えていただいているんだろうな。

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未熟な案内人に多くの方からメッセージをいただいております。
皆様の温かい心遣いにこの場をかりて感謝申し上げます。
まだ、もう少し甘えさせていただいて父への感情のはけ口として、父に関することを時々書かせてください。なぜか、心が落ち着いてくるので・・・

声にならない

2010-02-15 20:50:59 | 雑談
息ができないような悲しみに支配されたことありますか?

父は退院しました。

でも、それは喜びではなく、またしても余命を宣告されての悲しみの退院です。

何度も聞かせされて免疫ができているつもりでも、私には受け入れる覚悟がまだありません。

立場柄、自分が取り乱す事は許されていないことは、理解しているので、こみ上げる感情を押し殺さねばなりません。それも、なんだか疲れました。

私は、悲しい。悲しいです。
とても、悲しいんです。息がすえないくらい、こみ上げる感情に支配されている小さくて愚かな人間だと知ることも声にならない悲しみの1つです。

欲を捨てる

2010-01-29 22:33:01 | 雑談
あるお寺の住職から、「欲を捨てると楽になるよ。」といわれた。

そして、「欲があるこそ向上心が生まれるんだよ。」ともいわれた。

人は、気持ちが乗っているときは向上心を持ち、乗らないときは欲を捨てるといいのかもしれない。

でも、感情に支配されるのは、ちょっと寂しいなぁ。

雑談

2010-01-18 00:05:41 | 雑談
この2週間は、日本中を転々と移動しまくりです。唯一の楽しみは、ご当地名物土産を買って帰る事であります。

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各地へ訪問するたびに、色んな業界の方と色んな形で、いわゆる「一期一会」のような感じでめぐり会う。

こういう仕事をしていると、良くも悪くも周りから実際とは大きくかけ離れて批評されることも多いのも事実。それに影響されて一喜一憂することも正直ある。

気分がよければ、携帯で現地で写真撮影だし、不安を感じるときはご当地名物土産の甘いお菓子を口にすることで、一瞬の幸福感を模索する小さい案内人です


2010年の正月

2010-01-03 11:18:26 | 雑談
新年を迎えて3日目。

実家に帰省していましたが、今日練馬に帰ります。

皆さんは、どんなお正月でしたか?

正月を迎える前までは、あれやって、これやってと考えていましたが、いざ、迎えてみると寝正月に食正月で、しかも、風邪ひいて声は出ないしダルいし、ぱっとしない平凡な正月でした。ま、平和だったということで良しとしたい感じ・・・

と思いきや、埼玉北部地域住民は初詣というと、あの「佐野厄除大師」が御用達。
案内人も300メートル近くの長蛇の列の一員として参加し、じゃがバターだの広島焼きだのの暖簾につられ買い食いし、満腹且つ若干手についたソースくさい手でお賽銭を投げる始末。それでもやっぱりきちんと願う事は願って道案内されるままお守り売り場へ。

「すみませ~ん。心願成就のお守りくださ~い。」

茄子に鈴といった2cmくらいのかわいらしいお守りを手渡されたのでした。

さあ、帰ろうと車に乗り込もうとすると、さっき買った茄子がないではありませんか!!え~っ!?

自分の歩いた軌跡を思い出し、駆け戻ると道路の真ん中に白い袋が落ちてるではありませんか。もしやと思って近寄ると、やっぱり。

車に引かれた跡がある白いお守りが入った袋の中身を確かめると、茄子の丸みをおびていたはずのお尻側は、若干つぶれとがったものに変化しているのでした。

帰り道、悲しい気持ちで運転してた所、いきなりすごいクラクションを鳴らされてハッと築いた。もうちょっとで車とぶつかりそうだったのですが、間一髪で危機を逃れられました。

そう思うと、さっきので厄をおとしてもらったんだなぁ。と急に嬉しさと愛しさがこみ上げると同時に、参る心構えがなっていなかったと反省をし、今年はこのつぶれた茄子ちゃんをこの1年気持ちを引き締める印として大事に持ち歩く事にした案内人です。



出張日記

2009-12-22 18:06:20 | 雑談
出張は、だいたい一人旅。

各地で写真を撮ってきました。

  これは、神戸にある哲人28号。お~おき~いぃ。神戸で訪問した葬儀社さんが写真をとってくれました。


 ハーバーランドは、15年ぶりです!!世の中、こんな綺麗なツリーがあるもんなんだぁ。と感動。

 神戸といえば、この風景。

  奈良の五重塔。ここまで道を間違えながら2㎞近くテクテクあるいてようやくお参りが叶ったのでした。

 美しい日本の造形美。




誕生日

2009-09-26 09:17:07 | 雑談
彼岸のお中日は、案内人の誕生日。

あえて、年齢を言わなくても「なり」からすれば、大台に乗った。といえてば、容易にお察しつくことと思います・・・

もしかして、これは成人式につぐ記念日ではと思い、美容院にいって髪を結ってもらい、自分で着物をきて、気の赴くままに写真館で記念写真を撮ってもらった。

なぜか、これで、自分にもしものことがあっても大丈夫?つまり、遺影写真の準備はしてあるという安堵感が不思議と満足感をプラスしてくれている。

その後といえば、これまた、赴くままに1人でぷらぷらウィンドウショッピング。ちなみに自分へのプレゼントは記念写真のつもりだから、「ただ、見るだけ」に徹する事にした。

とはいえ、歩けばお腹が空くということで、知人に頼んで予約をしてもらっていた眺めの良いフレンチレストランでおいしい料理と心地よい音楽と遥か彼方まで見える眺めを堪能。優雅な空気は、時間の進め方を早くも遅くもしてくれるから不思議。

ただ、あまりにもサービスが良すぎてウェイターさんが何度も何度もこちらを気にしてくれているので、マナーにまるで自信がない庶民の案内人はちょっと気恥ずかしさを覚えた(笑)見てる観点がちがうんですけどね。

生きててよかった・・・
お父さん、お母さん産んでくれてありがと~~!!
自分にとって贅沢三昧の40記念日であった。

いろんなこと

2009-09-12 06:02:04 | 雑談
ただ今、当直中。

午前2時代と4時代にお亡くなりのご相談を受けて、すっかり寝るタイミングをはずしてしまった・・・・

先日、神奈川県仏教会で講演させていただいて、多くのご僧侶にお目にかかって刺激をうけたこと、昨日何社かの葬儀社さんにお目にかかって「よい葬儀社とは」と考えさせられた事、仕事やプライベートでの葛藤など、いろんなことが渦を巻いてこのテンプレートの龍が頭の中に住み着いている感じがする。

それって、眠いからかな?

いいお寺の条件?
いい葬儀社の条件?
いい相談員の条件?

誰かが言ってたっけ。

「自分が考えているほど、人は自分のこと考えてない。」って。

だから、「考えても仕方ないんだよ。」って。

お坊さんが言ってたな。

「執着を捨てれば楽になる。」って。

だけど、「執着があるから生きてる実感があるんだよ。」って。

あっ、電話だ!!

現実へ戻ります!!なすべきことをなす!!!今はそれだけ。

平凡だから幸せ

2009-08-16 11:31:17 | 雑談
夏らしい夏ってどんなだったかな?

こうクーラーの中に入っていると、外気は全く感じず・・・といっても、東京電力のでん子ちゃんには、叱られない程度です。


先日TVでアニメ映画の「火垂の墓」をやっていたのですが、毎年放映される、この戦争映画を見ると「ああ、今年もお盆がやってきたんだなぁ」と感じる案内人です。

普段、生活できていることが当たり前のように感じていますが、突然の災害や災難でお亡くなりになる方のニュースをみると、自分は、たまたま運良く活かして頂いているのだと考え直させられます。

すると、急に自分はついてる。と妙に楽観的感覚に襲われ、さらに、コップになみなみと注いだ冷たい水を飲めることがスーパー得したと思える・・・えっ!?それって単純???案内人でした。