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お寺探しの旅~自分が求めるお寺とは?~

我々一般人にとって本当に「いいお寺」とは?
色んな情報を集めて、色んな角度から、色んな視点で追求してみたい。

奈良市老人福祉センター(社会福祉協議会)「老春の家」

2010-09-12 15:42:47 | 勉強会
昨晩、父と電話で話をしたのですが、
「死ぬ前に、自分はどんな墓に入るのか見ておきたい」
というので、今度の休みに車椅子に乗せて?担いで?連れて行くことにしました。
ついのすみか探しです。

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奈良県内で、初めての勉強会。当初、「葬儀」ということもあり、企画なさった老人福祉センターの方々も何かと心配なさっていた感じがした。

100名分の席が用意されていたが、予約制ではなかったため人数把握は、その日にならないとわからない状態。なんと、105名の方が参加なさり、大あわてで印刷に走って下さった。そんなこんなで押し寄せる人々に圧倒され、考える間もないうちに会はスタートした。
 

 

どの地域に行っても、関心度は高く我々の活動の意味をすごく感じる。

 


勉強会は、1時間30分ということで、いつもより時間が短かった(通常2時間)ので、質疑応答の時間がとれなかったため、

「終わってから、もしよろしければ、どうぞ。」

とお伝えした。

 

すると終了後、5~6人の方が並んで列ができた。

その中のひとつに、お寺に関するひどい話があった。

85才の女性の方で、15年前にご主人の葬儀を出されたのだという。住職に相談すると、

「院号で100万、居士で100万、読経で300万先に納めないと葬儀に行かない!!」と言われたそうである。

3回忌を迎えるまで、「新仏」は、魂が落ち着かないからといって、毎月2万5千円納めたのだという。

「来てもたったの3分しか読経せず、おまけに戒名を間違えて読経するんですよ。息子は、こんなお寺と付き合いたくないと言って、お寺を変えるというし。でも、もともとは、このお寺は本家の紹介だから、本家との間柄もギクシャクすると思うと心配で全く眠れないんですよ。」

おっしゃった。

他、お寺にかんする質問が目立ったのは、地域柄かもしれない。

「うちのお寺に限って」といいきるお寺のご住職方に物申すで、実は、皆さんのしならい所で、実は眠れずに過ごしている檀家さんがいることをご存知ですか?

京都市醍醐老人福祉センターで勉強会

2010-09-02 13:27:21 | 勉強会
今日も暑いですね・・・

先週末は、奈良→大阪→京都と飛び回ってまいりました。私的なこととして、新規にスタートすることもあったりして、年取ってくると体調回復が伴いませんね(苦笑)

昨晩の母の話によると、父は目が全くみえなくなって(前は、ぼんやり見えたらしい)怖くなったらしく日中ずっと主治医の先生の名前を呼びながら
「助けてください、助けてください。」
と泣いて叫んでいたそうです。

父を見ていると、死を待つということが、いかに本人にとって恐怖なのかということを思い知らされます。

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京都市内の老人福祉センターでは、ほとんどお葬式に関する勉強会を行わせていただいたが、醍醐老人福祉センターでもついに勉強会がかなうことに。


  

当日は、定員40名の満席。

6月30日 13:30~15:30

テーマ「葬儀費用の落とし穴」
講師 副理事長 佐々木悦子


参加者の中には、前日に上京老人福祉センターで勉強会を行っていたのをご存知の方もいて、

「昨日もやってたんでしょ?」

と気軽に尋ねてくださった。

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■ご意見ご感想があればお書きください■
・すべて参考になりました
・もし、夫の死亡が気になります。
・詳しい説明で大変参考になったので良かった。
・このような話は初めてですので、大変参考になりました。葬儀社では自社に都合の良い話しかないのではと思って、今回参加しました。有難うございました。
・ためになるお話有難うございました
・分かり易くお話いただき、参考になりました。有難うございました。
・葬儀に必要なことを教えて下さってとても勉強になりました。有難うございました。
・大変参考になりました。感謝しています。

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今回も貴重なご意見と励みになるお言葉を有難うございました。

また、醍醐老人福祉センターの職員の皆さんには、案内人の荷物を郵送するにあたり、ご親切に郵便局までご同行くださったり、ブログにアップするのにお写真を提供(一人しかいないので、写真が自分では撮れなかった)してくださるなど、お世話してくださった。この場を借りて、深く御礼申し上げます。

実際に勉強会を行う丁度1年前に、飛び込みで「勉強会やりませんか?」といったことを懐かしく思いだされる。

勉強会を行う前には、各地での思い出が案内人にはある。
行く先行く先で出会いがある。
そして、別れも。

これらは、記憶アルバムとして案内人の宝物になるのだろうな・・・。






京都市上京老人福祉センター

2010-08-21 13:10:24 | 勉強会
お盆もすぎると、なんとなく夏も寂しい感じがただよう感じがする、ここ新宿です。

新宿という響きになんだか未だ慣れない案内人です。もともと田舎者だから、素朴さを残している練馬の方が性に合っているのかもしれませんね。

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京都市上京老人福祉センターで、勉強会を行った時のご報告。

こちらで、開催させていただくのは、今回は3回目。ご依頼をいただくにあたって、研修担当の方から、
「葬儀のあり方や埋葬の方法も多様化してきているので、自分流でやっていただきたいな。」
とおっしゃったご担当者の利用者への思いやりを電話を通して感じた。
そこで、今回は、上京老人福祉センターオリジナルで他とことなる特別講座を開催することに。



開催日当日、道が渋滞していて会館入りがギリギリで危なかった所を館長さんの機転と温かい心配りでなんとか切り抜けてスタート。

会場を見回すと昨年にもお顔を拝見した方が何人かいらした。再度お顔を見れるということは、講師にとって、喜びの一つである。
「お元気だった?」



■内容■

お葬式~納骨までの流れ
最近の葬儀事情(「良い葬儀とは、どんな葬儀?」)
葬儀社と打合せ前に押さえておきたいポイント(場所・人数・葬儀費用)
変わる「お墓」と「供養」のあり方(散骨・納骨堂・永代供養墓・手元供養)




かなりのボリュームだったので、多分、受講者は息つく間もなかったのでは?と想像する。

講座の最後にイレギュラーだったのが、真言宗のお寺のお坊さん(LDを支援してくださっている)の一人が、是非、一度みてみたい。ということで一番後ろの席にチョコンと座っていたので、
「なんかお坊さんに仏事で聴いてみたいことがありましたら、個別にお話をきいてみてください。」
というと、5~6人位の方が取りかこんで、日頃のお参り等の事など色々質問なさっていた。

帰り際にお坊さんに
「どうでしたか?」
とたずねると、
「日頃、皆さんがどんなことを思ったり考えたりしているのかわかったので、有意義な時間でした。有難うございました。」
とおっしゃっていただいた。

いずれにせよ、多くの方にレールに乗せられるのではなく、「自分らしく」最期まで歩んで欲しいと願わざるを得ない。




練馬区消費生活センター

2010-06-22 05:36:29 | 勉強会
6月15日 (火) 10:00~12:00 
テーマ「葬儀費用の落とし穴」 講師:副理事長 佐々木悦子


練馬区消費生活センターでは、区報に今回の情報が出たその日の午後1時には、定員40名を大幅に越えて70名で締め切られたという。非常に葬儀に関する関心度が高い地域だ。



「葬儀」というテーマもあり、緊張感がある中での勉強会のスタートの開始した。頷いて聴いて下さる方、目が合うと下を向いてしまう方、皆それぞれ胸の中に思いを描いて聴いて下さっているのだと思う。そこに各のきっかけみたいなものがあってくれたら、有難い。


  

消費者の声は後日公開します。



三鷹市消費生活センター

2010-06-21 10:19:58 | 勉強会
6月2日 13:30~15:00 テーマ 「葬儀費用の落とし穴」 講師:副理事長 佐々木悦子

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三鷹市の消費生活センターでは、昨年も違う方ではあるが、お葬式のテーマで勉強会をなさったことがあるとのこと。そのときも、今回も参加者の関心度は高く、日頃より2.5倍近い方にお越しいただだいたのだという。 

  

参加者の6分の1が実際に葬儀を経験して納得がいかなかったからお越しいただいたと答えている。葬儀業界は、改革期にあり厳しい時代にはいった。消費者が知恵と意志を持つようになったとき、それに携わる側が費用面・儀礼的な面・豊富な情報量を持たねばご依頼をいただくとは、難しくなっていくことであろう。(佐々木)


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6月9日 13:30~15:00 テーマ 「役立つ葬儀の心得」 講師:副理事長 佐々木悦子
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第2回目の勉強会は、「役立つ葬儀の心得」ということで、ご自身が、実際に葬儀を出す側として考える事柄を学んでいただいた。内容的には、エンディングノートを書くにあたっての心構え的なものである。
    

 ある80代を越えるとおお爺さんは、奥様がご危篤状態で、ご親戚は、皆九州にいらっしゃって、「どうしたらよいのか全くわからないから来た」とおっしゃっておられた。一週間前にお会いしたときに「今度(2回目)は、これないかも」とおっしゃっていたが、2回目にもお越し下さって、一番前の席に座って下さった。そのときの安堵感と嬉しさといったらなかった。どうか1日でも長く奥様との時間を過ごせますように。心からお祈り申し上げます。(佐々木)

千葉市消費生活センター

2010-06-20 14:12:43 | 勉強会
千葉市消費生活センターから依頼を受けて講演させていただいた。

5月26日 午前10時~12時 テーマ「葬儀費用の落とし穴」 講師:副理事長 佐々木悦子



5/25千葉市消費生活センターがアンケートをとってくださり、こちらに送付してくださった内容をご紹介。

●センターアンケート結果

参加者 54名(男性 17名、女性 37名)
A:大変有意義であった   34名
B:有意義であった        10名
C:普通             0名
D:あまり有意義でなかった   0名
E:有意義でなかった        0名
F:無回答            4名


■感想
・先生のお話がとても聞きやすくわかりやすかったです。とても参考になりました。(40歳代女性)
・大変参考になりました。有難うございました。(60歳代女性)
・これまでタブーと言われていたことだったので大変勉強になりました。(50歳代女性)
・・今まで最高の講座だった。(60歳代男性)
・また葬儀・仏事の勉強会をお願いします。(60歳代性別不明)
・久しぶりに役立つ講座にあえた。(50歳代女性)
・大変わかりやすく資料も参考になりました。これから、ゆっくり数社の資料を取り寄せて、比較検討してみようと思いました。(50歳代男性)
・葬儀、考えておきたい事だが中々その気になれない。今日の講義を聞いても中々難しい。(アンケートも難しかった)(千葉市在住 72歳 男性)

・孤独死になる予定です。周囲に迷惑をかけずどんな準備をしたらいいか。現在孤独死になった人の葬儀の流れを教えて頂きたい。世界事情も知りたいです。(千葉市在住 44歳 男性)

・お布施の値段が不透明なので、戒名の値段がわからない。私自身は生きている内に充実した生き方をしたいので、その辺のところをご相談出来たらと思います。(千葉市在住 67歳 女性)

・お墓を移す事を考えていますので、移し方など色々知りたいと思っています。又エンディングノートに関心があります。今日は大変有意義なせみなーでした。ありがとうございました。(千葉市在住 46歳 女性)









千葉市消費生活センターでは、定員40名のところ54名の方が参加してくださったとのこと。参加者の方々は、とても朗らかでフレンドリーに話しを聴いて下さった。ある方は、葬儀社のチラシを握りしめてらして「この広告チラシをみてください。」ともってらした方も。千葉市民は、非常に選択肢があり、恵まれた環境である。公営斎場も綺麗で充実しているし、市営葬儀もしっかりしている。やり方次第では、自分ですべて執り行える地域だ。大手互助会が名を連ね、一般葬儀社が必死にチラシを巻く。情報が溢れるがゆえの不安もあろうかと思う。実際に知識を身につけていただくことで、「らしさ」を追求してもらえたらと心から思う(佐々木)


武蔵野市消費生活センター で勉強会

2010-06-19 09:41:18 | 勉強会
今日は、台東区民会館でライフデザイン研究所主催の勉強会が午後2時より開催されます。ご予定の合う方は、どうぞお越し下さい。

テーマ:「葬儀費用の落とし穴」
講師:相談員 直江花子

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武蔵野消費生活センターから講演依頼をいただいて、2回連続で勉強会を行ってきた。

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5月21日 14:00~16:00 「葬儀費用の落とし穴」 講師 副理事長 佐々木悦子





〈以下講師感想)
武蔵野市消費生活センターでの勉強会は、主催者ご担当者の方が熱心に広報なさったこともあり、当日は70名以上の方に参加いただいた。

土地柄的だろうか、皆さんとても品良く行儀良く講師の話をしっかりきいてくださったのが印象的である。

後日談だが、この2週間後に葬儀が出た方がいらした。

その方は、病院葬儀社から自宅まで一旦搬送安置を行ってもらい、病院葬儀社、他の葬儀社2社の全部で3社で比較検討なさって、費用面対応面で納得のいくところへ依頼をなさっていらした。

勉強会で学んだことをきっちり行った行動力に心から感服した次第である。

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5月31日 14:00~16:00 「お墓と供養」     講師 副理事長 佐々木悦子

  

〈以下講師感想)
第2回目の勉強会は、「お墓と供養」がテーマ。実際にお墓を持っていない人は、会場の4分の1程度であった。

なのに、なぜ、お墓の勉強会にいらっしゃるのか。

その理由の多くが、物理的な問題として、独居の方や、墓地継承者問題、子供がすべて女系あるいは、一人っ子などで、「この後どうしたらよいか」と悩んでいらっしゃる方が多いようであった。

一方、墓はあるが、自分の価値観として、金銭面で気苦労の多い寺院をでて散骨をしたいと考える方もいて、まるで、時代を反映しているようなであった。





市民と寺院の交流会in 京都

2010-05-09 10:27:49 | 勉強会
お待たせ致しました!!

4月14日(水)に京都のひとまち交流館で開催した「市民と寺院の交流会」の様子をご案内いたします。

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当日は、京都・大阪にある寺院に協力を求めた所、15ヶ寺の寺院がボランティアでお越し下さった。

【天台宗(1)・真言宗(1)・浄土宗(2)・西山浄土宗(1)・浄土真宗本願寺派(6)・真宗大谷派(1)・真宗仏光寺派(1)・曹洞宗(1)・臨済宗(1)
※日蓮宗は、残念ながら「市民のために」とお願いしても今回は折り合いあわず不在】



一般市民は、京都新聞の情報欄や各地域の福祉センターに置かれたチラシを見た方や過去当勉強会に参加なさった方など、総勢56名の方がお越しいただいた。

 

ご僧侶の方々には、こんな風に自己紹介をお願いして、一般市民がどの方とお話なさりたいか決めていただいた。


案内人:「それでは、みなさ~ん、席は自由に移動してもらって本音をきいてくださ~い。」


以下、市民のアンケートコメントです。

●宗教者とのお付き合いで、不満・不安だと思うこと
・お墓の継承者がいない(京都市下京区 60歳 女性)
・お布施や会費など (京都市下京区 63歳 男性)
・俗に巷間でもんだいになるのは戒名をつけてもらう場合、すごく高額を要されるとも聞くこんな悪習は即止めてもらいたい  (京都市西京区 80歳 男性)
・金額が年金生活者にとって高額に思います。 (京都市伏見区 72歳 女性)

 
●ご意見ご感想
・お寺様が職業化してきている様に思われます。(京都市上京区 女性)
・今日は参考になりました、有難うございました。(京都市山科区 68歳 女性)
・仏教は大好きだけど有り方に腹がたつ(京都市下京区 72歳 男性)
・ぜひこの結果をマスコミ(新聞等)で発信をしてほしい(京都市南区 63歳 男性)
・大変参考になりました。ただ、時間の関係やテーブルの関係で全てを聞けなかった。聞いてみたい僧侶に面談できなかった。面談の工夫がいりそうです。(京都市下京区 63歳 男性)

■勉強会を終えてLDスタッフのコメント■

当初この企画を計画する際には、単純に消費者と寺院の意識のズレを埋めるべく「交流会」のみが目的であった。しかし、我々が活動していく上で「交流会」だけですませるのでは、意味がないと判断し、急遽午前中にも寺院向けセミナーを企画し、寺院側に今起きている実態を理解してもらった上で、「交流会」に臨む覚悟を決めてもらった。
 おかげで、参加してもらった僧侶の方々は、必死にボランティアとして懸命に消費者と向き合ってくださった。会そのものの問題点は、いくつか浮き彫りになったがLDの活動の一部に、新たなきっかけづくりが出来、希望をもてたように思う。それにしても、もっともっと多くの僧侶に参加していただけるようになれば、一般市民ももっともっと本音が話せたことだろう。この後になすべきことを、速やかに実行に移していく所存である。《佐々木》

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 第二回目になる【市民と寺院の交流会】を開催させて頂いた。当初、集客の部分に苦戦をしたが交流会前日に京都新聞社へ掲載をして頂き最終人数56名の京都市民に起こし頂け、参加寺院にもニーズの高さを示せたかと思う。交流会が始まってからは、市民と寺院がそれぞれの質問や相談事をもって懸命に話をされていたことが伺え、熱気あふれる交流会になったと感じます。
 アンケートをご覧になると、参加のほとんどの方が菩提寺が有るにも関わらず参加をされているということと、月参りについては省略をしてほしいという意見が多く、京都地域でも寺院と市民(檀家)の係わり合いが希薄になっていることも伺える。反省点としては、用意の不備(アンケート・規格パンフ)があったということ・話を聞きたい寺院との接点が持てなかったという声もあったので、次回には改善をしていこうと思います。《山内》

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寺院15ヶ寺、一般市民56名お集まり頂き、それぞれに分かれてお話しして頂くと、90名の部屋を用意していたが、声などがよく響き落ち着いてお話しができていない方もいたようだった。できるだけ参加者がお話しをできているかを会場内をまわり確認していましたが、当初考えていたように途中で席を変えることを望まない方が多く、結果的にお目当ての宗派のお寺さんとお話しをすることができなかった方もいたよう。ただ帰りには笑顔で楽しかったという声を多く聞くことができ、よい交流会だったと思う。《直江》

山科中央老人福祉センターで「お墓と供養」勉強会

2010-03-22 08:12:14 | 勉強会
春のお彼岸ですね。

でも、ついこの間秋のお彼岸といっていたと思っていたのに・・・

満員電車に揺られて実家に帰る途中、お墓にお供えすると思われる花束を持っていらっしゃる方数人とすれ違った。それぞれの想いがそこにあるのだろうな。

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京都市山科中央老人福祉センターで、第三回目の勉強会。

3月15日(月)13:30~15:00
テーマ 「お墓と供養」
講師 NPOライフデザイン研究所
   副理事長 佐々木悦子

お墓となると、受講者はグッと減る。それでも、当日は45名の方が参加してくだった。




お墓となると、「すでにお墓がある方」「新規購入予定の方」に大きく分かれる。
手を上げていただくと、9割が前者だったため、急遽内容を方向転換することにした。



お墓があるのに、勉強会にいらっしゃる方の多くが、「跡継ぎがいない」「子供が女の子で嫁にいってしまった」などで、「今あるお墓をどうしたらいいのか?」そして「お墓を処分(散骨や永代供養)」したいと考えていらっしゃる。


そこで、散骨・永代供養墓・手元供養・お墓の引越しを中心に話をした。

時代は変わった。

葬儀や供養のあり方は、祭壇や墓石という物ありきではなく、火葬式(直葬)であっても通夜などで一晩じっくりお別れする、手元に遺骨を置いて本人そのものを供養する。つまり、心を重視とした昔本来のあり方に戻っていくのかもしれない。

話は変わるが、センター利用者の雰囲気はセンター職員の方々の雰囲気に比例する。きっと職員の方々の努力が利用者に伝わるのだろう。

別に講座を依頼をいただいているからお世辞を言っているわけではない。京都を訪問するたびに、「お元気かな」とセンター職員のみなさんや利用者の笑顔が脳裏をよぎる。「また、お会いしたいな」と思わせて下さる対応(心)のあり方を学ばせていただいた。

心から感謝申し上げます。

町田市消費生活センターで葬儀・仏事の勉強会

2010-03-13 17:58:10 | 勉強会
今日は、風が強いものの温かくて過ごしやすい陽気でした。

北陸金沢で、ライフデザイン研究所の佐藤相談員が北國新聞の後援を受けて勉強会を開催してきました。終了の連絡では声がかすれヘトヘトの様子が・・・

「ほんと、お疲れ様。気をつけて帰ってきてね。」

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日時 : 3月6日(土)10:00~12:00
場所 : 町田市民フォーラム
テーマ: 「葬儀費用の落とし穴」
講師 : NPO法人ライフデザイン研究所 副理事長 佐々木悦子
参加者: 190名

あまりの多くの方が来場してくださったので、今回は案内人を含め3人の相談員が出動。町田市消費者センターのスタッフの方も「こんなに来るなんて」と驚いていらっしゃった。

申込み制のため、この数を捌くのは大変で、皆バッタバッタで「お名前を・・・」「どうぞ、席に余裕がないので前の方から詰めておかけください」という声が飛び交っていた。

プロジェクターから放たれる光が大きなスクリーンに映し出され、それを差しながら、講義中、ウロウロステージを歩き回るのが案内人の特徴である。

後からうちの相談員にこう言われた。

「いい話してるんですけど、冷えピタ貼りながら話してる感じで笑えました・・・」

なんと、スクリーンの映像の下のところが丁度ウロウロする案内人のおでこにあたっているにも気が付かずに、懸命に「みなさ~ん」といっていたのであった。

相変わらず三の路線から抜けられない案内人です。


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まじめに、勉強会総評。
山内相談員のは、本人から提出があったら、こっそりここに上げておきます。

《佐々木》 

 当初、消費者センターのご担当者と勉強会会場の大きさについて打合せをしたとき、「40名もしくは188名の部屋のどちらが」という質問にたいし、「想像以上に消費者は、葬儀に関する情報を欲しています。もし、聴きたくても入れないとかわいそうなので大きいお部屋で」と依頼をした。結局、235名の申込みがあり、結果190名(悪天候の影響有)の来場者だった。

 全国各所で講師を務めさせていただいているが、主催が何処かによって、来場者の表情や雰囲気は異なる。今回は、消費者センターが主催ということもあり、皆、腰掛け程度の情報収集というよりは、じっくり知識を得たい、あるいは、事情を抱えている方が比較的目立った。
 
 時間の都合もあり、質疑応答は、個人的に後からということだったが、10人(普段の2倍)近くの長蛇の列ができるほどであった。町田市は斎場を持っているので、質問者の多くが市営斎場の利用を希望していた。また、相変わらず独居や子供がおらず不安を抱えている状態は通例にもれずこちらでも当てはまった。行政との取組を目指したいものである。


《佐藤》

 町田での初めての勉強会開催だった。朝からの雨にも負けず大勢の方が参加され、高齢の方が多かったが、高齢の親御さんを抱えている世代の方も多く参加されていた。

 足が悪く杖をつきながらの方や、具合が悪いのを押してどうしても聞きたかったからと参加された方もいらして、参加された方の強い意志を感じた。全体的に見回して見ても、机もない中で、テキストやメモ帳などに細かい字で書き込んでいる方が多く、その熱心さに感心。

 終了後も多くの方が残られて、ご自身の不安に思っておられることを相談され、こういった機会がいかに少なかったのかと思うとともに、町田での勉強会の必要性がまだまだあることを感じた。