神奈川県仏教青年会の臨済宗のお坊さんのご縁で、西東京臨済会で講演させていただいた。
西東京臨済会は、30年近く続く会だそうで、当時青年僧だった方も、今は60代越えていらっしゃるのだそうだが、変わらず勉強をし続けているのだという。
日時 平成22年6月14日(月)15:00~17:00
場所 清岩院会館 福生市
演題 「最近の葬儀事情」
~激増!!略式葬儀→お寺を悪者に?~
2000名のアンケートデータを元に話をさせていただいたのだが、皆さん、ポカンと顔をしかめていらっしゃった。
講義が終わった後、案内人の言うことは菩提寺がない人達のことであり、我々の檀家とは、全く無縁の話だという意見が多かった。
西東京では、地域コミュニティが今も活発であり皆第一報はお寺に入れるのだという。万が一葬儀社に連絡を入れたとしても、必ず菩提寺に問い合わせがくる!?と言い切ってらした。
檀家でない人への偏見や檀家であってもお参りにこない人への目線は厳しかったように思う。まるで人種差別のよう。
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この会とは、全く別の話だが、ある勉強会にお越しになった方が、こんなことをおっしゃていた。
案内人の「膝と膝をつき合わせて納得がいくまでとことん話してみてください」と言う言葉通り、お母様がお亡くなりになられて毎日毎日8日間も通い詰めたにもかかわらず、「うちは葬儀は60万」と言ってがんと譲らず、結局その金額は支払えないという理由で葬儀社から紹介してもらったお坊さん(寺の名前も場所も教えてもらえなかったらしい)に低額のお布施で葬儀を依頼してしまったのだという。
昔に比べ、お寺側も檀家側もGive&Takeの関係は薄くなった。
だから、どっちも都合の良いように立ち位置を変え、解釈をしてしまう。
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講演が終わると、青年僧の方がごあいさつに来て下さって、案内人の言うことを肌で感じるときが時々あるとおっしゃってくださった。
多分、あと数十年後にはこの西東京でも案内人が言っていることが戯言でなくなる日がくるであろう。だから、今何をすべきなのか・・・。今が大事なんだと思う今である。
西東京臨済会は、30年近く続く会だそうで、当時青年僧だった方も、今は60代越えていらっしゃるのだそうだが、変わらず勉強をし続けているのだという。
日時 平成22年6月14日(月)15:00~17:00
場所 清岩院会館 福生市
演題 「最近の葬儀事情」
~激増!!略式葬儀→お寺を悪者に?~
2000名のアンケートデータを元に話をさせていただいたのだが、皆さん、ポカンと顔をしかめていらっしゃった。
講義が終わった後、案内人の言うことは菩提寺がない人達のことであり、我々の檀家とは、全く無縁の話だという意見が多かった。
西東京では、地域コミュニティが今も活発であり皆第一報はお寺に入れるのだという。万が一葬儀社に連絡を入れたとしても、必ず菩提寺に問い合わせがくる!?と言い切ってらした。
檀家でない人への偏見や檀家であってもお参りにこない人への目線は厳しかったように思う。まるで人種差別のよう。
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この会とは、全く別の話だが、ある勉強会にお越しになった方が、こんなことをおっしゃていた。
案内人の「膝と膝をつき合わせて納得がいくまでとことん話してみてください」と言う言葉通り、お母様がお亡くなりになられて毎日毎日8日間も通い詰めたにもかかわらず、「うちは葬儀は60万」と言ってがんと譲らず、結局その金額は支払えないという理由で葬儀社から紹介してもらったお坊さん(寺の名前も場所も教えてもらえなかったらしい)に低額のお布施で葬儀を依頼してしまったのだという。
昔に比べ、お寺側も檀家側もGive&Takeの関係は薄くなった。
だから、どっちも都合の良いように立ち位置を変え、解釈をしてしまう。
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講演が終わると、青年僧の方がごあいさつに来て下さって、案内人の言うことを肌で感じるときが時々あるとおっしゃってくださった。
多分、あと数十年後にはこの西東京でも案内人が言っていることが戯言でなくなる日がくるであろう。だから、今何をすべきなのか・・・。今が大事なんだと思う今である。