みなさま、こんばんは。
本日の練馬地区は、午前中パラパラと降っていたが、午後には、止んでどんより曇り空。
すっかり、ブログを休んでしまって、すみません・・・
最近、忙しいからなのか、ただ単に歳を取ったからなのか、目の下のクマがひどくなり

鏡を避けて通ってしまう。ところが、さっき、うっかりトイレの鏡を覗き込んでしまい、現実逃避したい気分でいっぱいである。
だいたい、こういう時は、昔、若かりし頃の自分の姿(一番の自画自賛のお気に入りの写真)を思い出すことにして、今を忘れようとする自分がいることに気がつくからちょっと、つらい(苦笑)
寺院情報案内センターでは、独自に葬儀・仏事の相談窓口も開設しているが、企業が運営している葬儀相談窓口の寺院相談にも、協力をしている。
できるだけ、一般の人々が、安心のお寺とめぐり合ってもらいたいという願いから、このお話が来たときには、とても嬉しく引き受けることにした。
昨日は、以前、私が某会社の代表を勤めていた頃、縁あって少しの間働いたことのある方をお会いする機会があった。
彼は、現在、独自に葬儀相談窓口を開設していて、消費者の圧倒的な支持をうけている人である。
彼の話を聞いていると、相談者への細やかな心遣いが、ズンズンと胸を突き刺すように伝わってくる。それは、「すごいな~。相談者は幸せだな~。」と思う一方で、自分の至らなさを感じる瞬間でもあった。
そして、彼は、以前に比べ、目を見張るほど、強くなっていたが、相談窓口を守っていくという責任の重さからなのかどうかわからないが、孤独でもあるように感じられた。
ひとつの城を守るということは、どんなにか大変なことだろう。
自分の後ろには、誰もいないのだ。
お寺の住職にも、企業の社長さんたちと同じようなことが言えるのだろう。
お檀家を守っていく責任。お寺の境内を守っていく責任。お寺の歴史を守っていく責任。教えを説いていく責任。いろんな責任を背負って、最終的には、住職が責任をとる。
どんなに修行をしていたって、人間だから、きっと孤独や不安を感じるときもあるだろうな。ただ、それを見せるか見せないかという人間性の部分は異なると思うけど・・・