真夜中にこんばんは。
ついに、あと1時間弱でゴールデンウィークともさよならです。
昨日のブログに「葬儀とは」と、問いかけをしたところ、いつも応援をしてくださっている華笑山さんからメールで返信をいただいた。
+++++++++++++++
ハイ、私の考える、「葬儀とは」
亡き人から生き方を学び、残された遺族が、今後、自分の生き方を新たに誓う儀式と思っております。
亀戸 華笑山
++++++++++++++++
なるほど、奥が深いものである。
華笑山さんがおっしゃられることを良く理解できるような体験を今日してきた。
:::::::::::::::::::
昨日の午後、LD相談員が事前相談をなさっていた方のご家族の訃報が事務所に入った。
案内人の予定を急遽変更して、現場へ出向く事に。
午後15時に文京区の病院を出発して16時に戸田斎場の中にあるサービス館に入られるという。
16時少し前に現地に到着すると、相談者の要望により、3社案内したうちの1社が、すでにサービス館の1室に棺や枕飾りの準備をして、待機していた。
(料金面と戸田サービス館での提案で決定なさったとのこと)
搬送車が到着すると、ストレッチャーからシーツにくるまれたご遺体が、部屋に運びこまれた。
ご遺族の私服から病院からそのままかけつけた様子が伺えた。その表情から、不安や悲しみとともに、しっかりしなくては。という印象をうけた。
お亡くなりのお父様のご意向で、無宗教で火葬式をとりおこなうことになった。
お棺にご家族のみなさんの手でお父様を納められる時、「せーの。」の掛け声の後にすぐに「重たい・・・」とおっしゃたのだが、その時の笑顔が、何とも故人への愛おしさが伝わってきた。
ひととおり、葬儀社が説明を終え、段取りをし、今日の火葬式を迎えた。
今日の現地は、雲ひとつないさわやかな日だった。この天気に似つかわしいさわやか(語弊があったらすみません)なお別れだった。
故人様は、しめっぽいことが嫌いでいつも笑顔だったとのこと。だから、最期のお別れも笑顔で送りたいとおっしゃられた。
昨晩は、家族みんなで棺を取り囲みお酒をのみ、語り明かしたのだという。
棺の蓋閉じられる時に、喪主様が、故人様(ご主人)のお顔をさわって、
「じゃあね、どうも有難うね。お花は照れくさい?でも、最期ぐらい言う事ききなさいよね。言う事きかなかったら、殺すよ(泣笑)あっ、もう死んじゃってるか。」
いっせいにみなさんで笑顔になられた。
火葬炉に入る時、喪主様は、大事そうにバックを抱えて入らした。後でわかったのだが、故人様が愛用していたバックだったらしい。
火葬炉に入る瞬間は、ゆっくりすることができず、あっという間のお別れに少々みなさん、戸惑ってらした。
お骨になってきたときも、気がつけば斎場の係りの人に骨壷に納められてしまうので、それもなんだかあっさりで、あれよあれよという前に骨壷を抱えている感じ。
余談だが、お骨を拾うときのお箸を斎場の人が、また、何事もなかったかのように、袋にしまって、新品のようにしまっていたのには、「えっ、使いまわし?」驚いた。
ご相談者がおっしゃっていた。
「これから親父のように明るくしっかりやっていきますよ。」
まさしく華笑山さんの言葉を実証するかの一言だった。
故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ついに、あと1時間弱でゴールデンウィークともさよならです。
昨日のブログに「葬儀とは」と、問いかけをしたところ、いつも応援をしてくださっている華笑山さんからメールで返信をいただいた。
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ハイ、私の考える、「葬儀とは」
亡き人から生き方を学び、残された遺族が、今後、自分の生き方を新たに誓う儀式と思っております。
亀戸 華笑山
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なるほど、奥が深いものである。
華笑山さんがおっしゃられることを良く理解できるような体験を今日してきた。
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昨日の午後、LD相談員が事前相談をなさっていた方のご家族の訃報が事務所に入った。
案内人の予定を急遽変更して、現場へ出向く事に。
午後15時に文京区の病院を出発して16時に戸田斎場の中にあるサービス館に入られるという。
16時少し前に現地に到着すると、相談者の要望により、3社案内したうちの1社が、すでにサービス館の1室に棺や枕飾りの準備をして、待機していた。
(料金面と戸田サービス館での提案で決定なさったとのこと)
搬送車が到着すると、ストレッチャーからシーツにくるまれたご遺体が、部屋に運びこまれた。
ご遺族の私服から病院からそのままかけつけた様子が伺えた。その表情から、不安や悲しみとともに、しっかりしなくては。という印象をうけた。
お亡くなりのお父様のご意向で、無宗教で火葬式をとりおこなうことになった。
お棺にご家族のみなさんの手でお父様を納められる時、「せーの。」の掛け声の後にすぐに「重たい・・・」とおっしゃたのだが、その時の笑顔が、何とも故人への愛おしさが伝わってきた。
ひととおり、葬儀社が説明を終え、段取りをし、今日の火葬式を迎えた。
今日の現地は、雲ひとつないさわやかな日だった。この天気に似つかわしいさわやか(語弊があったらすみません)なお別れだった。
故人様は、しめっぽいことが嫌いでいつも笑顔だったとのこと。だから、最期のお別れも笑顔で送りたいとおっしゃられた。
昨晩は、家族みんなで棺を取り囲みお酒をのみ、語り明かしたのだという。
棺の蓋閉じられる時に、喪主様が、故人様(ご主人)のお顔をさわって、
「じゃあね、どうも有難うね。お花は照れくさい?でも、最期ぐらい言う事ききなさいよね。言う事きかなかったら、殺すよ(泣笑)あっ、もう死んじゃってるか。」
いっせいにみなさんで笑顔になられた。
火葬炉に入る時、喪主様は、大事そうにバックを抱えて入らした。後でわかったのだが、故人様が愛用していたバックだったらしい。
火葬炉に入る瞬間は、ゆっくりすることができず、あっという間のお別れに少々みなさん、戸惑ってらした。
お骨になってきたときも、気がつけば斎場の係りの人に骨壷に納められてしまうので、それもなんだかあっさりで、あれよあれよという前に骨壷を抱えている感じ。
余談だが、お骨を拾うときのお箸を斎場の人が、また、何事もなかったかのように、袋にしまって、新品のようにしまっていたのには、「えっ、使いまわし?」驚いた。
ご相談者がおっしゃっていた。
「これから親父のように明るくしっかりやっていきますよ。」
まさしく華笑山さんの言葉を実証するかの一言だった。
故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。