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お寺探しの旅~自分が求めるお寺とは?~

我々一般人にとって本当に「いいお寺」とは?
色んな情報を集めて、色んな角度から、色んな視点で追求してみたい。

ライフデザイン研究所に大阪支部ができました

2007-07-21 11:37:33 | お知らせ
みなさん、こんにちは。

今日の練馬は、天気はすっきりしないのに外にいるだけで、じわ~っと、鼻の下に大粒の汗をかいてしまう蒸し暑さです。

最近、口癖のように忙しい忙しいといっていたら、うっかり年をとっていることも忘れていましたよ。結構忙しいのもいいものですね(苦笑)

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来週の月曜は、大阪出張。
今月2日から、大阪中央区にライフデザイン研究所大阪支部を開設することができ、あちらで一緒に協力し、支援してくださるメンバーの方たちにお会いしてくる予定だ。

9月9日に大阪市中央区コミュニティセンターで葬儀・仏事の勉強会を開催するので、その準備もしてこようと思っている。

これから、また新たな出会いもあるだろう。

数え切れないくらい多くの人のご縁をいただいて今がある。

「おかげさまで」

本当にいい言葉。仏教は奥が深いのですね。

生かしていただいてることに感謝して、今日もありのままに頑張ります。



2007-06-18 11:18:07 | お知らせ
みなさん、今日は京都の空の下からこんにちは。

今朝、5時30分に自宅を出たときは、練馬の空は晴れていたが、新幹線で移動中名古屋を通過した頃から雨が・・・

げっ、傘忘れてきちゃった。

案の定、京都でも大粒の雨で、生憎案内人が降り立った駅には、お店らしきものが見当たらなかった。が、駅の隣にレンタサイクル屋さんがあったので、ひとまず、そこまで雨の中走りよって多分だめだろうなぁ~と思いながらも、そこに居合わせたおじさんに聞いてみた。

「あの~、傘のレンタルなんて、やってませんよね~・・・」

おじさんは、あったりまえだろ~。って顔して

「あのね、駅のあちら側に小さいコンビニがあるから、そこやったら売っているんちゃうかぁ~。」

と教えてくれた。

「おじさん、この大きいバックちょっと預かっててもらえます?」

といって、すぐに傘を目指して走った。

ようやく傘をゲットしてバックの元へ帰ると、おじさんはニコニコして
「売ってたか?いくらやったん?」

見知らぬ土地で、見知らぬ人にもお世話になった。なんとも有難い話だ。いろんな人に支えられて生きている事に感謝です。

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半年前、このブログでも救いの言葉に書かせていただいたご相談者からおとついメールが入った。

あれから、ずいぶん時間がたっており、ご状態の悪かったお母様はあれから3度持ち直されたとのことだった。

しかし、いよいよ覚悟を・・・と医師より宣告されてしまったということと、仏壇を処分するにはどうしたらよいだろうかというご質問がメールにかかれてあった。

メールを返信するとき、悩む時がある。ご相談者の精神状態を考えると、どんな言葉を綴っても、偽善にしかならないのでは・・・

相談員として毅然たる態度でいるべきなのか、べったり寄り添うべきなのか正直悩むのである。

悩みながらもメールを送ったその日の晩23:00すぎだった。

ご相談者から再度メールが入り、看病をして病院から帰る途中で、お母様のご容態が急変し、病院を去って、たった1時間後のお亡くなりになってしまったとのことだった。

事前に心構えとして相談していたものの、いざとなると、とても考えられる状態ではなく結局ご相談者のご主人様が対応してくださったとのことだった。

案内人は、ご相談者のお気持ちを思うと、ただただ悲しく切なかった。

お母様が旅立たれるその時にどんなにか会いたかったろう。と想像したからだ。

相談員として、役に立てる事は実際には、本当にわずかだ。
それでも、何か相談員が必要と思っていただいた時は、どうぞ、いつでもご連絡をしていただきたい。と思う。

故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

練馬区役所で展示しています!!

2007-06-15 20:11:01 | お知らせ
みなさん、こんばんは。

昨日ニュースで梅雨入りしたと聴いたかと思って、それなりに覚悟(案内人は雨が苦手)をしていたら、今日の練馬地区は抜けるような青空で真夏なみの暑さでした。

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今日は、お知らせです。


6月12日(火)~6月16日(土)まで、練馬区役所にて練馬区のNPO活動展示会を行っています。

その一箇所にライフデザイン研究所も展示させていただいているので、機会がありましたら、是非ご覧になってください。

案内人も早速12日に見に行きましたが、2~3人の数人ではありましたが、記事の前で立ち止まって読んで下さっていた方がいました。

練馬区役所のHPはhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/です。

少しずつではありますが、地域に根ざした活動を広げて行きたいと思います。

第三回葬儀仏事勉強会開催しました

2007-06-09 15:49:44 | お知らせ
みなさん、こんにちは。

夏が近づいてきたって感じでムシムシして非常に暑いです!!

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今月の2日(土)に練馬区役所19階会議室において、第三回目の葬儀・仏事の勉強会を開催した。

今回のテーマは葬儀後の諸手続きと法要の流れ、そして、お墓。

出席者は25名で、前回の勉強会にお越しいただいた方のほとんどが来て下さったから有難い。

練馬区民のお住まいの方がほとんどでしたので、諸手続きについては練馬区HPで公表されている情報をそのままお届けさせてもらった。

国民年金の手続き
死亡一時金
葬祭費の支給(国保)
国保脱退の手続き

諸手続きについては、厚生年金の方もいれば、共済年金の方もいらっしゃるので、もらえる金額はそれぞれ異なる。

ただ、一ついえることは、これらは必ず申請しなければ、お金はもらえないということ。せっかくもらえるのだったら是非、手続きしてほしい。


続いて、法要について

法要の段取り(日程の決め方や寺への依頼の方法など)やギフトや料理を頼むにあたって、注意をしなければならないこと。を伝えさせてもらった。


みなさん、真剣な面持ちでメモをとられていた。

そして、今回のメインのお墓について

どちらかというと、寺院墓地や霊園、納骨堂についてなど新規にお墓を建てる人への話が多くなってしまったので、すでに墓地をお持ちの方はあまり面白くなかったかもしれない。

散骨の話で岩村相談員が苦労して集めてきてくれた散骨グッズの品々をみなさんに手にとってみてもらったら、めずらしそうに興味津々でみていらした。

中でも、粉骨入り砂時計は人気?で、色んな意見が飛び交っていた。
(「死んでまで働かせるなんて、なんだか気の毒でならないわ。」とおっしゃる方も・・・)

良い石材店の見分け方
お墓を探す時のポイント
良いお寺の見分け方

みなさんに、「お墓を探すときは、家を1軒買うようなつもりで、お墓を建てる現地にも、石材を購入する石材店にも足を運んでくださいね。」と口をすっぱくしてお伝えした。(意外と石材店は葬儀社よりも悪徳なお店もある)
そりゃそうですよね。だって、子孫代々受け継がれていくものですもの、決して後悔があってはならないと思うので。

いつも通りQ&Aの時間を設けると、

●お墓にひびが入ってしまいました。メンテナンスにかかる金額はいくらかかりますか?
●菩提寺へ納める寄付金と管理費に疑問があるんですが・・・
●法要はいったいいつまでやり続けるのですか?50回忌まで終っても菩提寺から手紙が送られ続けてきて困っているんです。

などなど。

菩提寺がある方の質問が多く、お寺とのコミュニケーション不足により、誤解をまねいたり、お寺の都合を押し付けられているような感覚に陥っているのでは、と率直に思った。

お寺を存続維持させるには、檀信徒の存在は不可欠だ。お寺が檀家にペコペコする必要はないと思うが、お寺への価値観、それが建築物なのか庭なのか住職の人柄なのか教えなのか、いずれにせよ、それらを感じさせる努力は必要不可欠だと案内人は考える。




戸田斎場での火葬式

2007-05-23 07:55:27 | お知らせ
おはようございます。

ここ数日5月らしいカラッとしたいい天気が続いていて、気持ちよく過ごす事ができますね。

こんな天気でも、人の数だけ過ごし方が全部異なるのでしょうね。

ちなみに、ここ2ヶ月間右瞼に脂肪の塊ができて、目を腫らしたり、不自然な二重だったので、2週間前に予約していた簡単な手術をようやく2日前に終えた。

おかげで、顔の3分の2近くのガーゼとテーピングが右目を中心にベタベタと張られていたので、通り過ぎる人みなが自分の顔をギョッとしたような好奇心にみちた目でこちらを見ていく。小学生の低学年くらいの赤いランドセルをしょった女の子はお化けをみるような怖い表情をしながら、立ち止まりぎみに何度も何度も私の顔をみていた・・・


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昨日「それでも時間は流れる」のタイトルでご紹介した方の葬儀に戸田斎場へ行ってきた。

個人的なことを言えば、3日前にお亡くなりの報告をスタッフから受けたとき、彼女の心境を思うと何とも言いがたい感情に支配された。


彼女のご葬儀の相談にはのったものの、愛のあり方の一つを教えてもらったのだった。

顔がテーピングで酷いので、会いに行ったら返ってご迷惑かもしれない。と思いと片目で車を運転することに自身がなく、式当日の朝時間ギリギリまで、戸田斎場まで行くかどうか悩んだ。

現地へいくのをあきらめるつもりで、いつも通り支度をしていたが、どうしても彼女に会いたいという衝動にかられた。行かなかったら自分でとても後悔すると思ったのだ。

戸田斎場へは、練馬から車だと40分~1時間弱で現地へ到着へできる。幸い左利きだから、左目の視野も広く、日本の左側通行であれば、なんとか行けるだろうとと判断した。

人は、いざとなると、とても強くなれる。

片目が不自由だったおかげで、自分が健康で健常であることに深く感謝することができた。

顔中に妙な汗をかきながら、必死の思いで現地に到着し、火葬炉入口の看板を目指して歩いていくと、このたび、依頼をしたw葬儀社のw社長の姿を発見した。

こちらの葬儀社も、実際の利用者からの評判が高い。どうして高いのかというと、知識や情報が豊富なだけに、ご相談の必要としているご相談に非常に事細かく説明をしてくれ対応してくれるからのようだ。


待合室で、しばらくご喪家が到着されるのを待つ・・・

「あっ、お見えになりましたよ。」

その声に、一瞬、緊張感が走る。

W社長のご紹介でご相談者の彼女にごあいさつをする。

「ご相談にのらせていただいた、佐々木です。」

お悔やみを申し上げ、この顔だけど、どうしてもお会いしたかった事、このあと、一緒にお別れをさせいていただきたい旨をお伝えした。

すると、彼女は目を赤くして涙を一杯ためながらこういってくれた。

「本当に、いい葬儀社さんを紹介してくださって、有難うございます。思い通りにしていただいたり、色々とアドバイスをしてくださって、本当に助かっているんです。
それに、こうして会いにきてくださって、本当に嬉しいです。どうも有難うございました。」

『葬儀が終った後に、色んな不安や寂しく思うこともあるでしょう。葬儀の相談だけでなく心か苦しくなりそうだったら、いつでも連絡してくださいね。』

そういうと、

「いいんですか?本当に電話してもいいんですか?正直闘病生活が長かったので、少し安心した一面も正直あるんです。今はまだ実感がわかないんですけど、もう少ししたら、寂しく思うこともあると思うんです。そうしたら、お電話してもいいんですか?」

『もちろんですよ。いつでもご連絡くださいね。』

お見送りの時間がきて、ご家族だけの無宗教の最後のお別れを行う。

棺にピンクを中心とした美しい花々を入れて差し上げる姿は、適切な表現ではないかもしれないけど、とても美しく感じられた。

葬儀社のW社長の「それでは、最後のお別れです。お棺に手を添えていただいて、あちらへ移動させていただきます。」

ご家族に付き添われながら、静かに炉のある方へゆっくりと棺は進みだした。


故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。





第2回葬儀・仏事勉強会「失敗しない葬儀社選びのコツ」

2007-04-12 16:58:14 | お知らせ
みなさん、こんにちは。

今日の練馬地区は、暖かくていい天気です。

桜が満開で「美しい」という言葉を改めて思い出させてくれたかと思えば、桜吹雪になんとなく自分の世界に酔いしれる感じがし、今は、新緑の若葉にすがすがしさと力強さを教えてもらっている今日この頃です。

写真は、うちの事務所から見える桜並木の一部分。どう?ですか?
っていうより、車やら人やら建物やらで気分に浸る感じではないですよね。

とほほっ、もうちょっと腕を磨きます!!

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さて、いよいよ一般向け

第2回 葬儀・仏事の勉強会
 テーマ「失敗しない葬儀社選びのコツ」

開催日程が近づいて参りました。

当スタッフは、今資料づくりや勉強会の構成に追われててんやわんやです。

何しろ、この勉強会に関しては「すべては一般の方のために」をスローガンにとにかく集中しています。

今回は、第1回「葬儀費用の落とし穴」に出席いただいた方を対象に企画しているものだが、有難いことに口コミで話が少しずつ広まり、新規に問い合わせてくれる人も5名ほどいてくださった。

現在の予約状況からいうと、55~58名位の方が起こしいただく予定。


詳細は、

 日程 : 4月15日(日)
 時間 : 13:00~15:00
 場所 : 練馬区役所 20F 交流会室
 予約 : 要 03-3577-7466 担当佐々木・岩村


前回の模様はライフデザイン研究所新聞「こころ」に掲載済み

もし、ご希望の方がいらしたら、新聞送りますからお問合せください。

結構アンケート集計に色んなヒント詰まっています。
そこから何かをみなさんに掴んでもらいたいと願っています。

まだまだこれから徹夜並みに頑張らねばならないので、今日はこの辺で。

みなさん、気温の差が激しいので、身体には、くれぐれも気をつけてくださいね。

では、またここで。

第2回公開講演会「グリーフサポート」開催の予告

2007-02-24 17:14:13 | お知らせ
皆さま、こんにちは。

今日の練馬地区は、とてもよく晴れていますが、風がピュ~ピュ~と吹きすさんでいるものの何となく春の匂いがする1日です。

自転車でおよそ18分という通勤時間は、唯一春をめでるちょっとした時間でもあります。まあ、もっとも、息がゼーゼーいってしまう位のスピードだから、視界に入る部分は、非常に狭いんだけど・・・

梅の花がポツポツとピンクだったり、白だったり、ちっちゃいマルだったり、チョロチョロっとフリルだったりして、ああ、春がそこまできているんだな~。と時間の流れを教えてくれてます。


さて、

3月18日に一般市民向けに葬儀・仏事の勉強会「~葬儀費用の落とし穴~」ということで、練馬区役所の会議室のおいて、行うことは、以前、告知させていただきましたが、今回は、第2回公開講演会の開催することになりました。そこで、一足先に皆さまへ予告をさせていただきます。

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NPO法人 ライフデザイン研究所
第2回 『寺院情報案内センター』
公開 講演会 並びに 懇親会 の開催について



 当法人の『寺院情報案内センター』が発足して、おかげ様で、1年3ヶ月を迎えようとしています。昨年11月には、第1回目として、第一生命経済研究所、主任研究員、小谷みどり氏をお招きし、『多死社会における寺院の役割』というテーマで、ご講演いただき、皆様と多くの意見交換の場を持つことができました。

第2回目につきましては、5月15日に開催を予定しております。詳細は、現在、打合せ段階ですが、3月頃、皆様へ向けてご案内をお送りさせていただく予定ですので、ご関心がございましたら、是非、ご参加くださいませ。当日について、さわりの部分ではありますが、少しだけ、ご案内させていただきます。

ここ最近、看護婦や介護士の間で、グリーフケアという言葉を盛んに聞くことが多くなっています。大切な人を失った遺族にとって、その悲しみのあり方は人それぞれ異なります。悲しみに暮れる人々が、内にしまい込んだ思いや感情などを抑圧することなく自分の外に出せるように、周囲の人々が温かく支え、受け止めて共感していくことが「グリーフケア」です。

少子高齢社会を迎えるにあたって、供養のあり方が変わろうとしています。葬儀や法事の簡素化が進み、儀式そのものを略する傾向がみられます。そこで、この度は、仏教的視点からではなく、心理学的視点から、僧侶と遺族のかかわり方に注目してみたいと思い企画いたしました。

 講師に、日本初のエンバーミングの講師でもあり、グリーフケアの第一人者でもある㈲ジーエスアイ、代表取締役、橋爪謙一郎氏をお招きすることになりました。グリーフケアに関する橋爪先生のお考えとプロフィールを一緒に添付いたしましたので、どうぞ、ご覧になってください。

 また、講演会当日、講演会終了後、下記により懇親会を開催いたします。講師の橋爪謙一郎氏を囲んで、情報交換ができる和やかな会にしたいと考えております。奮ってご参加くださりたく、ご案内申し上げます。


●橋爪謙一郎氏プロフィール

①㈲ジーエスアイ 代表取締役
②カリフォルニア州エンバーマー (ライセンスEMB 8712)
③IFSA(日本遺体保全協会)スーパーバイザー
④フューネラルディレクター(全米国家資格)
⑤NPOライフデザイン研究所 副理事長

1991年 成城大学法学部法律学科卒業。
1994年 エンバーマーのライセンス取得のため渡米。ピッツバーグ葬儀科学大学     (Pittsburgh Institute of Mortuary Science)にて、エンバーミング     等のアメリカの葬祭に関する専門教育を受け1996年に卒業。
1996年 フューネラルディレクター国家試験に合格
1996年 ジョン F.ケネディー大学(John F. Kennedy University)大学院にて     グリーフケアに必要な心理学、コミュニケーション、社会学を中心とす     る教育を受け、1998年に修士号を取得。
1998年  ダフニー葬儀社(カリフォルニア州サンフランシスコ)でインターンシ     ップ開始
1999年 オコーネル葬儀社(カリフォルニア州サンマテオ)でインターンシップ     を継続
2001年1月 カリフォルニア州より、エンバーマーライセンスを認定。(EMB 712)
2001年  神奈川県平塚市にある冠婚葬祭についての専門教育を提供する「日本      ヒューマンライフセレモニー専門学校(現、日本ヒューマンセレモニ      ー専門学校)」にて、副校長として、全体のカリキュラムの構築、並      びに、グリーフケアやエンバーミングなどの教科を担当。
2003年4月~ IFSAスーパーバイザーとして東京・大阪のエンバーマー育成教       育機関の立ち上げに参画。現在上記教育機関において講師としてエ       ンバーマー育成に従事する。
2004年1月~ 有限会社ジーエスアイ設立。代表取締役としてエンバーミング及び       グリーフケアをサービスの中心とする葬祭関連業者向けコンサルテ       ィングの提供や、講演活動を行う。


●グリーフケアとは・・・by橋本先生

大切な存在を死別などによって失うことにより、様々な思いや考え、感情が内面にわきあがってきます。それらの思いや感情が、常識や習慣、私達自身の持つ先入観などに影響されて、外に表現されないまま自分の中に溜め込んでしまったものが「グリーフ(=悲嘆)」です。また、そのように大切な存在を失った悲しみを表出する心の仕事を「グリーフワーク(悲嘆の仕事)」と呼ぶのです。
 
 特に日本では、死別による悲しみを内に秘め、感情を抑えて日々の生活にできるだけ早く戻るのが当たり前と考えられています。49日を過ぎても悲しみを抑えられない人に対しては、やさしさと温かいサポートが必要なのにも関わらず、実際には周囲からの心理的なプレッシャーで悲しみを押さえ込む事をせざるを得ない状況になっています。
「心の中から湧き上がってくる思い」や、「感情」を共有する場を持つことができない人、グリーフに対する誤解から出た不用意な言葉などによって、心に深い傷を負った人が増えています。元々生活の柱としての信仰が心の中にしっかりとあった時代と比較すると、今日では宗教者から伝えられる言葉の内容自体も理解できないものになってしまっているのかもしれません。その為、身体的、精神的に変調をきたし、原因の分からないまま体調の不調を訴える人や、欝のような沈んだ気持ちを引きずる人が増えているのです。
こうした大きな悲しみに暮れる人々が、内にしまい込んだ思いや感情などを抑圧することなく自分の外に出せるように、周囲の人々が温かく支え、受け止めて共感していくことが「グリーフケア」です。

グリーフを抱えたご遺族を受け止め、どのような感情であっても抑圧されることなく表出できる場・空間という、本来葬儀や法要が持っていた機能自体も忘れられているのかもしれません。これは、葬儀自体が必要ないと思う人が増加の傾向にある要因のひとつと考えられます。
グリーフの状態にある人の、深い悲しみを減らす事や取り除く事はできません。
安心して自分の気持ちや感情などを表現でき、心を開いて話を聞いてもらうことができる人や場が、今、求められているのです。これらのニーズを提供し、サポートして行く事を「グリーフサポート」として、現在活動しております。

大きな悲しみを抱えた人々に対して、人間的共感を持って関わり続ける事ができる人材「良き聞き手」の育成と共に、その人材が「良き聞き手」であり続けられるように、スタッフへのサポートも提供しています。グリーフケアは、決してアメリカのものではないのです。仏教の教えの中にもご遺族の支えとなるものが多く含まれているのです。
私は、いち早くアメリカにおけるグリーフケアの第一人者であるアラン・D・ウォルフェルト氏(Alan.D.Wolfelt,Ph.D)の研修に精力的に参加することなどによって、その共通点に気づき、新たなご遺族を支える日本らしいグリーフサポートの形を創造し、悲しみと向き合うことができる社会を創るために、日本人に合った「グリーフサポート」を創造することに力を尽くしております。







寺院情報案内センターのネットワークについて

2007-02-14 19:44:06 | お知らせ
こんにちは。

今日の練馬地区は、昨日の寒さと違って、透けるような空の青さで、よく晴れています。ただ、ちょっと、風がビュ~ビュ~吹いているので、私のデスクの後ろの窓は、ガタガタと、存在をアピール中。

ようやく、みなさんに、練馬から見える富士山をご紹介!!

どう?ですか?



最近、相談者や一般企業からの要望で、お寺のネットワークの拡大を求められてる。

ライフデザイン研究所としては、一般市民に安心して頂けるネットワーク作りを目的としているから、正直、何処のお寺でもいいというわけではない。

葬儀や供養といった部分は、人生の中で大切な一部ではあるが、すべてではない。

「心豊かな人生の計画作り」を一番の目的としている当方としては、「子育て支援=心の教育」「高齢者・障害者の就業支援=働く場を提供」も視野に入れている為、それらに関しても理解を示してくれる所を求めている。


私が時々思うのは、何故、一般の人は、葬儀社を選ぶのに、お寺を選ばないのかということ。

お寺といったって、必ずしも大きな伽藍(がらん:大きな寺・寺院の建物)があるとは限らないし、住職が、必ずしも、みんなが納得できるほど、魅力的な人とも限らないのである。

時には、マンションに住み、葬儀社の社員が袈裟を着ているということだってある。葬儀だけしか面倒をみないお寺だってある。

葬儀社にとっては、言うことを聞いてくれるお寺の方が、都合が良いから、時々、一般市民が想像しているお寺とは、ギャップがあるのも事実。

ライフデザイン研究所、寺院情報案内センターとしては、みなさんに、みなさんのニーズにあったお寺を探してもらいたい。と真剣に思っている。もし、ご自身で探せないのであれば、代わりに探して差し上げたいと思っている。

ただ、こちらがご紹介するからには、信頼のおけるお寺だけをご紹介していきたい。

伽藍が魅力的、お庭が魅力的、御住職が魅力的、選ぶ側からすれば、それぞれ、人によって好みは、あるのだと思う。


先日も、お知らせで、ご案内したが、ライフデザイン研究所では、今年は、一般市民のための活動を力を入れていくため、市民向けのセミナーの開催を随時行っていく予定だ。

その時、一般市民に葬儀社を選ぶのと同じように、自分にあったお寺を選ぶ必要があることを伝えていきたいと思っている。

早速、今度3月18日に東京都の練馬区役所で、葬儀・仏事の勉強会を開催することになっているので、その際、市民に対して、お寺を選ぶときのポイントもしっかり伝えていくことにしよう・・・













葬儀・仏事の勉強会のお知らせ

2007-02-03 00:22:34 | お知らせ
皆様、こんばんは。

ただ今、2日23:50。ボヤボヤしていると、明日になっちゃう。

いや、多分、これを書いている間にきっと、もう明日だろうな・・・

最近、またインフルエンザが流行っているらしい。普段、鉄人のような生活を送っていた知人も38.5度の熱を出して、すっかり寝込んでいると聞いた。

鬼の霍乱だ~!!と、騒いでみたものの、普段が鉄人なだけに、具合が悪いなんてなかなか想像しにくく、結構、大丈夫かな?と心配にもなる。

一日も早く良くなりますように・・・

みなさまも、うがい、手洗いは忘れずに、くれぐれも風邪には注意してくださいね。

今日は、うちのスタッフ岩村と二人で、練馬区役所に訪問してきた。
(ライフデザイン研究所の所在地が練馬なので、まずは、練馬から・・・)

※写真は、練馬区役所の展望台から。

目的は、以前からずっと考えていた一般市民向けの葬儀・仏事の勉強会をやらせてもらえないかどうかという、交渉をするため。

役所は、やはり役所なので、こちらがやっていることを理解してもらうのに、6回ぐらい同じ事を話したような気がする。

区から言われたことは、それなりに厳しいことだったが、何とかして、一般市民のために、活動したいというこを理解してもらい、ねりま区報に勉強会のお知らせを載せてもらうことと、区役所の会議室を借りることに了承を得ることができた。

去年1年間は、寺院ネットワークの組織づくりに力を注いできた。そして、今年は、一般市民のために、勉強会をどんどん開催していきたいと考えていたから、ようやく1歩前進できるのだ。

やった~!!

ここ2~3年の間に、大都市を中心に関東では、「無宗教」「火葬のみ」「1日葬儀」「式中四十九日」というような葬儀が急速に増加傾向にあり、今では、5件につき、1~2件の割合で執り行われている。

 その理由として・・・・
・費用を抑えたい
・参列者に負担をかけたくない
・故人の希望にそって、簡素化したい
・宗教者と付合いたくない
         (新興宗教等のイメージが強く、よくわからない)

ということが挙げられている。

我々一般市民の日常生活において、葬儀とは、非日常的なものの為、不安を抱えている方も多く、トラブルも続出しているのが現状だ。過剰なマスコミ等の報道により、葬儀費用やお布施に関する不信感をもっているのも事実。

「私たちが、なぜ、葬儀をしてきたのか」「供養のあり方」とはどういうことなのか、能動的に教えてくれる機関がないのが現状だ。

セミナーを通じて、人々の不安を安心に変えるお手伝いと、供養産業の波にのまれることなく、次世代にしっかりと「供養文化」を伝えていきたいと、真剣に考えている。


 
葬儀・仏事の勉強会

 開催予定日 3月18日(日) 13時~15時 東京都練馬区役所 19F 小会議室
 参 加 費・・・無 料   対象者・・・一般市民
 予約要 TEL03-3577-7466 担当 佐々木


人が集まってくれるかどうかは、果たしてわからない。集まってくれるように全力を尽くすつもりだが、こういった努力を積み重ねていくことが何より大事だと思っている。

一般市民の皆さん、どうぞ、お気軽にお問合せくださいね。











ご報告

2007-01-06 02:02:38 | お知らせ
みなさま、こんばんは。
ただ今、夜中の1時25分。

今日(昨日かな)の練馬地区は、比較的おだやかな天気で、部屋の暖房が、かえってわずらわしく感じる気温でした。

ライフデザイン研究所のメンバーは、それぞれ仕事をもっていて、NPOでの活動は、本当に純粋な気持ちで行っています。

年賀状や、昨年の公開講演会でもお目にかかったことがあるかもしれませんが、このたび、岩村美妙さんが、一緒に事務局の運営にたずさわってくれることになりました。

彼女についての詳しいことは、いずれ機会があれば、本人にこのブログに登場してもらって、語ってもらうことにいたします。


去年1年間で、様々な方から支援をしていただき、おかげさまで、寺院情報案内センターの協力寺院のネットワークは首都圏から京都まで、広げることができました。本当にどうも有難うございます。

当法人は今年一年、一般市民の方々を中心に活動をしていきたいと考えています。
「なぜ、私たちは葬儀をしてきたのか」
「供養とは、どういうことなのか」

僧侶のみなさまの支援をいただきながら、心の健全な社会づくりの貢献を目指して参ります。

まずは、3月に事務局のある練馬地区での開催を予定しています。

きっと、勉強会を開催するなかで、みなさんが「このお寺」と思えるご僧侶と出会うことができることと思います。

ご僧侶の話をきくことは、「自分のお寺」をみつけるための、とてもよいきっかけになることでしょう。是非、ご期待くださいね。