Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

北海道の朝鮮学校が授業公開「共生考えて」

2010-10-25 | 気になったニュース


北海道の朝鮮学校が授業公開
     「共生考えて」


 朝鮮学校への高校無償化に向けた準備が進む中、札幌市清田区の北海道朝鮮初中高級学校(児童・生徒数102人)が23日、授業を公開した。日本の小中高校の教諭が参加した授業も行われ、市民ら約100人が参観した。

 公開は、偏見をなくしてもらおうと1997年に始められ、今回で15回目。申京和校長は取材に対し「実態を知り、共生について考えてほしい。無償化からの除外は差別につながる」と話した。

 初級部、中級部、高級部は、それぞれ小学校、中学校、高校に相当。初級部の日本語の授業では、児童が童話「かさこじぞう」を朗読し、言葉の意味を学んだ。中級部の英語や高級部の体育などで、日本の学校の教諭が授業する場面もあった。

 高級部の生徒と日本の大学生との討論では、生徒が「北朝鮮が軍事国家として伝えられる中、朝鮮籍の人まで悪く思われる」と意見を出すと、大学生側が「朝鮮籍の人への無知や思い込みもあったと知った」と答えた。
                                                      (中日スポーツ)

>札幌市清田区の北海道朝鮮初中高級学校(児童・生徒数102人)が23日、授業を公開した。
>日本の小中高校の教諭が参加した授業も行われ、市民ら約100人が参観した。

とても素晴らしい交流がはぐくまれているのだなあと思いました。
初中高級学校で児童・生徒数102人とは、小さな小さな学校ですね。
でも民族のアイデンティティを誇りに、大切にしておられる学び舎なのだと思います。
高校生の頃、チマチョゴリ姿で通学する女生徒を朝、電車や駅で見かけました。
どんな授業なんだろうなあと思ったし、ラグビーやサッカーでは強豪校もあるから、
ニュースがあるたびに、どんな練習しているのかなあと興味がありました。
北海道のように、交流を続けていらっしゃる学校はほかにもあるのでしょうか。
「パッチギ!」ではさもありなん、のように葛藤が描かれていたけれど、
そういうものは過去のお話、といえるようになりたいです。
お互いを知ること、知った上でそれぞれの文化や習慣を尊重すること、
それが共生の一歩でしょう。
高校無償化の話、まず子どもたちのところに視点をおいて施行してほしいと思います。
罪のない子どもたちに偏見の目をむけるなんて言語道断ですよね。

大阪では生野区というところにコリアンタウンとして有名な鶴橋があります。
近鉄電車で鶴橋にとまると、ドアが開いた瞬間、焼肉のにおいが流れ込んでくるんですよ^^
一度だけ、焼肉を食べに連れて行ってもらったことがありますが、
商店街は覗いたことがありません。いつか時間を作って、ぜひ歩いてみたいなと思っています。

この交流、もっともっと、これからもずっと、
ひろがると素晴らしいのになー。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイーツ好き的場浩司・・ス... | トップ | 松山ケンイチGyao≪表紙ウ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。