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元いいとも青年隊・岸田健作、路上生活で気づいたもの

2011-10-29 | 気になったへんてこりん



元いいとも青年隊・岸田健作、
       路上生活で気づいたもの


フジテレビの番組「笑っていいとも!」に「いいとも青年隊」として出演し、その後も「おバカキャラ」として活躍したタレントの岸田健作さんがホームレスになっていたと、2011年10月28日発売の芸能スクープ誌「フライデー」が報じている。

 「元『いいとも』青年隊が再起をかけて、衝撃の過去を告白!」と題して本件を報じた「フライデー」によると、岸田さんは「芸能界で働くのが突然怖くなった」ことを理由に「自分から芸能界を去りました」といい、家賃の支払いができなくなったことからホームレスになったとしている。

「財布を無くしたと言って通行人に小銭をもらい、体は公園内のトイレで洗った。コンビニの外に捨てられた弁当を漁り、口に入れることもあった」
 そのような生活を代々木公園で2ヶ月ほど続けていたとき、公園内で練習するダンサーたちに出会ったという。彼らに刺激を受け、再び「表現をしたい」いう気持ちが芽生えたことで、派遣会社に登録して公園と仕事現場を往復しながら働き、「再起」を目指したとされる。現在はロックバンド「Kensaku Kishida en V」のボーカルやスプレーアート・アパレルブランド「B★ROP」のデザイナー、11月12日公開の映画「COOL BLUE」での主演を務めるなどしている。

 岸田さんは、同じく芸能界を引退して「ハイパーメディア"フリーター"」となった元俳優・黒田勇樹さんのインターネット番組に出演した翌日のブログ(2011年6月24日)で、ホームレス生活から脱したことを以下のように振り返っている。

「(ホームレスの)経験があったから今があるし、今スゲー充実してるし。(中略)多分自分の人生の中で一番貴重な時間だったと思う。だって、100円おにぎりの美味しさがわかって、自分にやりたい事がある事を知れて、本当に大切な人達がわかって、、、もーこんな贅沢な経験出来たんだよ?(中略)今は毎日大切な仲間や大切な人達に囲まれて1日1日大事に生きれるようになった」
                              (ニコニコニュース/livedoorニュース)


このニュース、びっくりしました。
でもよく路上生活から早期に抜け出せたなあと思います。

昨今、派遣切りなどに遭い、
住み込みの寮などを追われると、
そのまま路上生活になだれこむひとも多いと聞きます。
岸田さんは意志のちからで、
自ら行動できたからよかったけれど、
ちょっとしたことで、
若い人でも路上に追いやられることが増えてきたそうです。
ホームレスの若年化が問題になっているとのこと。

社会とつながりが切れたひとは、
切れた糸を再びつなぐすべをなかなか見出せないと思うのですが、
岸田さんは若くて健康で気力に満ちていたのでしょうね、
夢につながるものを目の前に見たことで。
よかったなあと思います。

この貴重な体験を一過性のものにせず、
なんとか他の人の役にたててほしいなあとも思いました。
路上生活に追いやられる怖さと、復帰するための気持ちや夢など、
彼ならではの体験から、語れると思います。
そして多くのひとを勇気付けられると思うのです。



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