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「2018年火星の旅」、米民間団体が計画 501日間で往復

2013-03-09 | 気になったへんてこりん



「2018年火星の旅」、米民間団体が計画 
       501日間で往復


(CNN) 米富豪らの設立した団体が27日、
2018年に男女2人を乗せた宇宙船を打ち上げ、
501日間かけて火星付近まで往復する宇宙旅行の計画を発表した。

・・・・・

着陸しないで帰ってくるらしいですよ。
放射線による内部被曝の恐れがあるため、
出産期をすぎた夫婦が選ばれるとか。

何考えてるんだ?というか。
つまり、妊娠の可能性をなくすためでしょう。

そんなことを宇宙飛行に重ね合わせて考えたことがなかったのですが、
平野啓一郎さんの「ドーン」(近未来小説)を読んでいると、
女性宇宙飛行士が妊娠して、
主人公の明日人が堕胎手術を宇宙船内で行う、という流れになるんですよ。
明日人は医者から宇宙飛行士になったひとなので。

「ドーン」は実際に火星に着陸するわけなんですが、
たった6人の宇宙飛行士の人間関係で、煮詰まるというか、
すべての人間のストレスが極限に達して、
精神が壊れてしまう飛行士も出てくるわけなんですよ。

いくら夫婦と言ってもたったふたりで、
500日間以上も耐えられるわけがないじゃないですか。
トラブルがあれば死に直結する状態だし、
それこそ精神に追い詰められたら何が起こるかわからないという。

まさかそのふたりのための当選旅行、じゃないだろうし、
いったい何のためにそんな暴挙を敢行しようとするんでしょうね。
ロマンと呼ぶには危険すぎるし、ふざけすぎている気がしました。



「2018年火星の旅」、米民間団体が計画 501日間で往復
            (CNNニュース)



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