乱入者がマスコミ装い痛烈な質問！そのとき石川遼くんは

乱入者がマスコミ装い痛烈な質問！
　　　　　　　そのとき石川遼くんは


　男子ゴルフツアーで史上最年少賞金王を目指す石川遼（１８）＝パナソニック＝
が驚くべき才能を披露した。「カシオワールドオープン」（高知・Ｋｏｃｈｉ黒潮
ＣＣ）開幕前日の２５日、プロアマ戦で賞金ランク２位の池田勇太（２３）、
同３位の片山晋呉（３６）と親交を温めてライバルの闘争本能を抑えれば、
記者会見に出現した前代未聞の乱入者をものともせず、持ち前のさわやかトークで
切り抜けた。強さの秘密に天才的な処世術あり－。

　敵を作らないのも、ＮＯ．１の条件？！　
プロアマ戦で石川の前組となった片山は２番ホールのグリーン左隅でパター練習を
繰り返しながら、ティーグラウンドの石川に向かって、「遼君、打っておいで
よ！！　大丈夫だからさぁ～」と声を張り上げると、石川は「ム、ムリです～」
と応じた。

　２人の賞金差は約５４００万円で、片山にとって残り２試合で２勝すれば、
逆転賞金王の可能性は残されている。それが、甲高い声で答える１８歳を見つめ、
「かわいい～」と爆笑してしまったのだ。このホール以降、積極的に話しかけて
くる石川のとりこになってしまったほど。

　今月上旬には、ともに「ＨＳＢＣ選手権」（中国・上海）に出場。その思い出
話に花を咲かせながら「遼君、上海ガニを食べないとダメと言ったじゃん」など
と語りかけ、相好を崩した。

　一方、約７００万円差の池田も、石川から絶妙なアプローチを受けた。
練習グリーンで、「大丈夫ですか？」と痛めている右手首を気遣われ、次第に
会話が弾むと、左腰を痛めている池田の表情も緩みっぱなし。ラウンド後には
石川から「お疲れ様です」と元気良く声を掛けられ、「オ、オゥ…」と応じ、
石川に対する闘争意欲も半減だ。

　あるプロは「遼君は本当にあいさつがしっかりしているから、他の選手にも
好かれる。その証拠に誰も足を引っ張ろうとしていない」と指摘。敵を作らない
のが、石川の強さの秘訣といえる。

　処世術の高さはこの日、記者会見の場でも発揮された。プロアマ戦後の会見で
アマチュアの参加者がマスコミ関係者を装い、「（前週の）『ダンロップフェニッ
クス』では予選通過者の中でフェアウエーキープ率が最下位（２１．４３％）
でしたが、今週は？」と質問するハプニングが発生。すぐにツアー関係者が
乱入者と判断したが、これに対し石川は、疑問を感じながらも「コースは変わって
も選手は変わらないので、今週も最下位だと思う」と周囲の笑いを誘ったのだ。

　ちなみに、乱入者はこの後、ツアー関係者の注意を受け、「どうしても質問
したくて…」と平謝り。史上最年少賞金王という偉業を目前にしても、
「平和が一番」と語る１８歳に付け入るスキはない。
　　　　　　　　　　　　　　　　（夕刊フジ～gooニュース）


いやあ、この記事読んで、
ただ、単純にすごいひとだなあ、
遼くんって。
と思ったものですから。

まだまだ歳も若いのに、
たえず注目を浴び、
真っ当に話して返すって、
実は本当に難しいことですからね。

いつも笑顔がさわやかで、
対戦相手をも魅了するという遼くん。
ゴルフのことはてんでわからないんですが、
こういうやりとり、テレビで見たくなりました（笑）