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まろうさぎさんの《うさぎドロップ》渋谷シネクイント(15:20分の回 上映前舞台挨拶) レポ

2011-08-21 | イベント(レポート・お知らせ)



まろうさぎさんの
《うさぎドロップ》渋谷シネクイント
  (15:20分の回 上映前舞台挨拶) レポ

渋谷シネクイント(15:20分の回 上映前舞台挨拶)

上映前の舞台挨拶にも関わらず、ネタバレありの挨拶です。
(愛菜ちゃん、瑠生亮くんの子ども組は、この直前の舞台挨拶まで。
 今回は、松山さん、香里菜さん、SABU監督の大人組)  以下、敬称略

松山:
ダイキチ役を演じました、松山ケンイチです。
今日はありがとうございます。よろしくお願いします。
香里奈:
本日は初日にお越し頂き、ありがとうございます。
これから見ていただくんですよね?楽しんで帰ってください。
SABU:
ありがとうございます。あの…はい、上映前ってことですが、無視してしゃべります(笑)
(松山:次も見てくださいって言った方がいいんじゃないですか?)
(伊藤:すでにご覧になった方は?会場 挙手。すでにご覧になっている方が多いです)
ありがとうございます。
(キャスティングの工夫・意識したこと)
意識したこと?愛菜ちゃんは、あの時、まだ、それほど売れてなかったけれど、
8月20日には売れてるなと、意識しました(笑)
オーディションで選んだんですが、子役ってお母さんが教えることが多くて、
オーディション用の台本を覚えることが多いんですが、それが今回イヤで、
10分くらい前に渡して読んでもらいました。それで最終選考だったんですが、
とにかく圧倒的で、台本がなくなっても、どんどん続けるんですよ。

松山:
(愛菜の女優として優れているところは)
そうですね、圧倒的に愛菜ちゃんの方がアドリブが優れていますね(笑)
アドリブが長くなってくると、僕、青森生まれなんですけど、訛ってきて、
使えなくなっちゃうんで(笑)
愛菜ちゃんはもっと続けたいんだろうなぁと申し訳ない気持ちになりました(笑)
でも、台本に書いてあった部分は本気でやったんですよ!!(笑)

SABU:
(瑠生亮は)セリフを言う前に切ない顔になるのが、とってもよくて。
愛菜ちゃんだけでなく、瑠生亮くんもすごいうまいんです。

香里奈:
一緒に撮影していたところは、ワイワイのシーンが多かったので、
わからなかった部分なんですが、一人、愛菜ちゃんとの一緒のシーンを見てすごいなぁと。

SABU:
でも、本番で手を引っ張ったり、イタズラしたんでしょ?アンニャロ〜(笑)

松山:
本番だと文句言われないだろうって分かってるんですよ。
もう、瑠生亮、香里菜さんにベッタベタしてますもんね。
さっきも、裏でお菓子屋さんごっこをしてたんですが、
お菓子を、僕らには、「2000円です」とか言ってたのに、
香里菜さんには、上等なお菓子を渡して「ただです!」って。
何度も「ただです!」って言ってました(笑)
舞台挨拶でも、香里奈さんの話題になるたびに「大好きです!」って、じーっと見て。
僕になんか、全く何も、目も合わせもしないのに!!!(笑)

松山:
(大人組のお互いの印象)
僕が近々に見ていたのは「パレード」で、難しい役どころをサラっとやられてて。
サラッとというのは、単純に言うと上手ということなんですが、
そういう上手な方と一緒にできるのが楽しみでした。
後、ダンスのシーンがあったんで、ダンスってコミュニケーションの一つだと思ってて、
いや、よく知らないんですけど、でも、うまくコミュニケ―ションが取れるかなって
ドキドキしてました。

香里奈:
年齢で言うと、一つ下なんですよね。
(松山:え?そうなんですか?僕、85年の3月ですけど)
私は84年の2月だから、1年私が上なんです。
(松山:あ、そうなんだ。そっか、丸一年ありますね)
でも、年上っぽいなと思ってて、
ストイックなこういう(目の横をまっすぐに手で覆う)方だと思ってました。
作品中でもこうなってるから、しゃべりかけても、そっけないのかなぁって
どうなんだろう…って思ってたら、普通の「青森のお兄ちゃん」でした(笑 松山も笑う)
とっても自然体の方で。
(伊藤:どういうところが「青森のお兄ちゃん」なんでしょうか?)
まず、普段の会話が訛ってる(笑)
私も名古屋なんで、訛るんですけど、青森の方言で、聞きなれない部分があって
「あー訛ってるなぁ」と。でも言ってる内容とかはわかるんですよ(笑)
(松山:よかった)
飾らないところが素敵だなぁって思いました。

SABU:
子ども相手の芝居、子どもの出方を見てから演じているので、
(二人とも)ある意味、一番、地に近いんじゃないかなと思います。
オレ、今回、すごい自信があります。今までの松山君、香里奈さんの作品より
地の部分を引き出せた、一番いいっていう。
(伊藤:それぞれのシーンで走っているのが印象的ですが)
オレの映画だから、走んなきゃ(笑)
松山君は、本気で走ってて、愛菜ちゃんを落とすんじゃないかと思った(笑)
愛菜ちゃんも、恐怖で笑いだしてるし。松山くんの走りは本物です!

松山:
無我夢中でやってたし、カットがかかっても、抱きかかえたままで、
まだ愛菜ちゃんとのやりとりが続いていたので、あんまりお芝居は考えてなかったです。
考えずにできたから、愛菜ちゃんのナチュラルさについていけたんだと思います。

香里奈:
役の上ですがシングルマザーを演じて、大変だなぁと。
もうちょっとシングルマザーの生活・いい環境が増えたらいいなと思いました。
(撮影現場では)子役の子たちと、自然な流れで作っていただいたので、
その自然に乗っかって、あったかい感じになったと思います。
親子の絆、親子以外のその他の絆も感じました。

SABU:
基本的に、テーマだ、メッセージだと言うのは、ウソ臭くなるんで(笑)
とにかく楽しい作品にしています。気にいっていただけたら、言いふらして下さい。
職場や、学校や、並木道で(笑)なんで、並木道かは分からないですけど(笑)

香里奈:
この映画は、私たちの世代にも、親の世代にも、そしてこれから子供を産む方にも
見ていただいて、それぞれが感じるものがある映画だと思います。
まだ夏休みも続きますので、何回も見てください。ありがとうございます。

松山:
はい。あのー、そっすね。
さっき香里奈さんも言ってた絆の話ですけど、親子ではないんだけど、
お互いが成長していく姿を見てほしいし、
成長できる、変化できるというのは、職場・家庭が愛に支えられているからで、
つながりの大切さを感じます。
ダイキチの男としてのカッコよさ…ま、あ、いいや
(と、ここで、上映前の舞台挨拶であることを思い出したらしく)
僕もしゃべりすぎちゃうから(笑)。
とにかく最後はあったかい気持ちになれる作品です。
いろんな世代、男性も女性もたくさんの方に見ていただけるし、
何かを与えられる映画だと思います。
ぜひ宣伝してください。並木道で!!(笑)よろしくお願いします。
ありがとうございました!

伊藤:(キャスト退場後)
さっき、松山さんのお話ですが、たくさんの世代が見に来てくれるというのは、
映画を作る側としてはとても嬉しいんですよ。
松山さんも香里奈さんも、舞台挨拶で何回もおっしゃってて、本当に感謝なさってました。
では、これから、始まります。ごゆっくりお楽しみください。




まろうさぎさん、ありがとうございます。
コメントはのちほど。速攻でUPさせていただきます!!!


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4 コメント

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まろうさぎさんへ ()
2011-08-21 08:40:15
あらためまして、おはようございます。
これね、2回目の舞台挨拶ですよね。
時間にしたら20分弱ですか?
それくらいだと思うんですけれど、
こうやって読ませていただく松友われらはそれだけの時間だけど、
本当に2回分の舞台挨拶をまとめあげるのは、
どれだけ時間がかかるかと思います。
これだけの舞台挨拶を堪能するというか、
咀嚼する時間もなく、
それを全部思い出す方向に力を注いでくださって。
こころからありがとうございます。

大人組の舞台挨拶というのは、
またがらりと印象が違っていいですよね。
SABU監督も松山さんと香里奈さんのお芝居のことを語ってくださって。

前回の分で綾野さんが愛菜ちゃんと2回のお仕事を通じて、
コビを売ったとか言われていましたけど、
作品を通してとはいえ、
子役の役者さんとの共演って、いろいろ難しいだろうし、
リアルな出会いと別れにもなるんだなあと思いました。
あ、あっちで書けよ、ですが^^
香里奈さんと瑠生亮くんのこと、
松山さんがきちんと話してくれて、
やっぱり松山さん、優しいなあと思いました。
どうしても愛菜ちゃんとのことに、
マスコミは終始して、なかなか舞台裏が伝わらないですもんね。
でも、映画を観た(観ようという)ひとにはとても嬉しいお話だと思うんです。

松山さんはシングルファーザーってこういう苦労があるのかな、って思われただろうし、
香里奈さんはシングルマザーのたいへんさを語られています。
ほんわかムービーだけじゃない部分もお話されていて、
私もそういう部分、普段はなかなか想像できないので、
ちゃんと観たいと思いました。
でもって、感慨深かった部分は並木道で語りたいと思います(笑)

松山さんたらこういう映画に出るのね、なんて正直、思っていたんですが、
役者さんとして人間としてたっくさん学ばれるところのある、
素敵な映画に主演されましたね。
SABU監督の引き出しの奥深さにも感謝したいです!

まろうさぎさん、こっちはあまりマスコミで取り上げられないですよね、
貴重な舞台挨拶のレポをありがとうございました!!!

返信する
Unknown (まろうさぎ)
2011-08-22 14:12:39
実は、この渋谷の回にするか、さいたまの方にするか迷ったんですよ。さいたまは、SABU監督と松山さんの二人だったので、ディープな話が聞けそうだったので(実際、質疑応答だったそうで、ちょっと後悔)。ぷれリザーブで当選したので、こっちにしたのですが、その直前まで子供組がいたので、やはりその話題でもちきりでした。
(この回の前の舞台挨拶が始まる時、舞台裏で、愛菜ちゃんと瑠生亮くんが、主題歌を歌っている声が響いたそうですよ♪それも聞きたかった…と贅沢になってます)

この舞台挨拶では、お互いの印象というのが、初耳でよかったです。ま、「青森のお兄ちゃん」なんですけれど(笑)
松山さんの言っている「パレード」での香里奈さん、よかったですね。でも、そろそろこういう、バリバリのきれいなお姉さんという役以外もこなしてほしいなぁ。(テレビドラマ「だいすきっ」のような役もできるのに、勿体ないです)
今回も、あえて、香里奈さんで原作に近いおしとやかなママでもよかった気がします。
あ、でも、そうなるとダンスシーンがなくなるのか…(ダンスシーン、気にいってるんです♪笑えるから)

予定調和と言えば予定調和ですが、ほんわか、にこにこ、そして、ちょっとしんみりできる映画ですので、たくさんの方に、見に行っていただきたいです。私も宣伝しなきゃ!並木道…どこにあったかな(笑)
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Unknown (さく蔵)
2011-08-22 23:28:12
樹さん、こんばんは。
まろうさぎさん、ありがとうございます。
マスコミに載らない発言がより多くの方々に伝わるのは、まろうさぎさんのご苦労のお陰です。
今をときめく芦田愛菜ちゃんを発掘したのは俺だ、ぐらいのSABU監督発言、面白いですね。
ほんとにそうだと思います。
SABU監督ってドヤ発言をなさる時、左手を腰に当てるんですよね、ほんとにキュートな方でしたね。
愛菜ちゃんは言わずもがなですが、瑠生亮くんがまた素晴らしかったです。
子役と動物には勝てないなんて聞きますけど、ふたりとも子供なのにすごい、ではなく、役者さんとして素晴らしかったと思います。
瑠生亮くんにももっともっと注目、活躍して欲しいです。
皆さまご覧になった頃、図書館前の並木道で感想を語り合いたいですね♪
返信する
Unknown (まろうさぎ)
2011-08-24 08:59:13
さく蔵さん
コメントありがとうございます。この舞台挨拶で、一番キュートだったのは、監督かもしれませんね~。キャスティングそのものは、「Mother」の前というのが驚きました。その意味では、確かに「オレが発掘した」と言えますね。
瑠生亮くんも、ダイキチの靴に足を入れてみたシーンが大好きで、いい役者さんだなぁとほれぼれ。
そうか、図書館前に並木道ありましたね!!(gremzの木!!もう12本も生長しているんですね。素晴らしい)そこでぜひ語り合いましょう。
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