風太郎かと思ったメイク・・西島秀俊さんがあの役で・・

風太郎かと思ったメイク・・
　　西島秀俊さんがあの役で・・



平成大不況の世相を反映してか、1929年の発表からおよそ80年の時を経て
異例の売り上げを記録し、昨年の流行語にもなった小林多喜二の
プロレタリア文学「蟹工船」。2009年、本作が小説の構造を残しつつも
大胆なアレンジを加えて映画化されるが、このほど本作のメインビジュアルが
公開！　また、主題歌を人気急上昇中の注目のロックバンド
「NICO Touches the Walls」が担当することも発表された。

メインビジュアルに映し出されているのは、ひげを生やし、
薄汚れた手ぬぐいを頭に巻いた出稼ぎ労働者・新庄役の松田龍平と、
労働者たちを酷使する鬼監督で、顔に大きな傷痕をを持つ浅川役の西島秀俊。
酷使される側とする側、2人の間でどのような芝居が繰り広げられるのか、
公開が楽しみだ。



■蟹工船■
松田龍平、西島秀俊、高良健吾、新井浩文、柄本時生、
木下隆行、三浦誠己、木本武宏、竹財輝之助、利重剛

カムチャツカ沖。蟹を採り、船上で缶詰に加工する蟹工船「博光丸」では、
出稼ぎ労働者たちは劣悪な環境におかれ、安い賃金で酷使されていた。
監督の浅川（西島秀俊）は彼らを人間扱いせず、労働者たちの中には
過労と栄養失調で命を落とす者も続出した。そんな中、労働者の一人、
新庄（松田龍平）は船から脱出し、幸運にもロシア船に救助される。
そこで全く別の世界を目にした新庄は、蟹工船に戻りみんなに
いまの状況に甘んじてはいけないと一斉蜂起をけしかける。
だが、それはあっけなく鎮圧され、新庄は志半ばで帰らぬ人に…。
蟹工船の火は消えたかに見えたが、それでも労働者たちは彼の意思を継ぎ、
もう一度立ち上がろうとするのだった。
小林多喜二没後75周年にあたる2008年に、再び脚光を浴びた古典「蟹工船」の
映画化。虐げられる労働者を松田龍平が演じ、西島秀俊が労働者たちを酷使する
鬼監督を演じる。

2009年夏、シネマライズ、新宿テアトルほか全国にて公開
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（cinema cafe net)


以前、Ｌ図書でも「蟹工船」を紹介しましたが、
主役に、松田龍平さんという、意外なキャスティングを得て、
映画化されることになりました。松田さんが主人公ということは
知ってはいましたが、鬼監督をあの西島秀俊さんが演じるとは・・。

西島さんも幅広い役柄を素晴らしく演じられる俳優さんで、
「パッチギ　ＬＯＶＥ　＆　ＰＥＡＣＥ」ではすっごく卑怯な
俳優さんを演じていらっしゃいました。
女優さんと遊んで、思いっきり残酷に捨てる役。
ひええ・・と愕然としたのですが、お見事でした（笑）

この記事は西島さんのキャスティングもさることながら、
その大きな傷跡で飛びつきましたよ、ええ、飛びつきましたとも！！
だって、同じ位置なのですもん。
それに、西島さんと言えば、松山さんと似ているとみんなが
噂して、そして結構好きかも・・の声が聞かれる俳優さん。
黙ってなんかいられないっす（笑）

今年も面白そうな映画が目白押しですね、
早くもいろいろ話題作が公開されています。
松山さんの映画をリピートリピートして観るのはもちろんだけど、
ＤＶＤチェックの１本としてメモしておいてもいいのでは・・（*＾：＾*）