Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

Invitation AWARDS 2007≪松山ケンイチ≫2008-01-26

2009-07-04 | 松山ケンイチ
(2008-01-26付記事を再掲載しています)

(写真はCUT表紙です。インビテは表紙ではないので、ごめんなさい)

Invitation AWARDS 2007
  ≪松山ケンイチ≫
Invitation AWARDS 2007に見事、
松山ケンイチくんが選ばれました。
最終候補者の顔ぶれをみると、
どれほど価値のある賞であるかがわかります。

松山くん、おめでとうございます!!


■アクター・オブ・ザ・イヤー 最終候補者■
松山ケンイチ・・・
「神童」「ドルフィン・ブルー」「セクシーボイスアンドロボ」など
小栗旬・・・・・・
「キサラギ」「クローズZERO]「花ざかりの君たちへ」など
加瀬亮・・・・・・
「それでもボクはやってない」「オリオン座からの招待状」「硫黄島からの手紙」
オダギリジョー・・
「東京タワー」「転々」「帰ってきた時効警察」など
豊川悦司・・・・・
「愛の流刑地」「サウスバウンド」「犯人に告ぐ」「日本沈没」など
浅野忠信・・・・・
「サッドヴァケイション」「インビジブル・ウェーブ」など
阿部寛・・・・・・
「自虐の詩」「大帝の剣」「バブルへGO」「タイムマシンはドラム式」「HERO」など
木村拓哉・・・・・
「HERO」「武士の一分」「華麗なる一族」など

審査員)(お名前だけ)
相田冬二/浅野智哉/上杉純也/川口敦子/北川昌弘/北小路隆志
木村立哉/坂口さゆり/鹿野淳/進藤良彦/代島治彦/高倉文紀
泊貴洋/林永子/飛多あゆこ/藤岡朝子/細谷美香/水上賢治
山下卓/渡辺水央/ワダヒトミ

■画像をあげられなくてすみません。
胸元までのエクステンションつけてますね。
おひげで、とってもほそいストライプの紺のスーツ。
中折れ帽には銀のリボン?入ってて。

もう一枚の写真はギンガムチェックみたいな春っぽい
コートを着用、紺系のズボンに靴はしろ。
お召し物はエンポリオ・アルマーニ。

■「セクシーボイスアンドロボ」について・・

松山)なにか最近のテレビドラマにはいないタイプの人物像に
もっていけたらいいと思ったんです。視聴者の許容範囲を
飛び越えてしまう、すべてが想定内に収まっていないような。
カッコいい役の人が、そのままカッコいいセリフを言うのだけは
避けたかった。どうやったらいい意味で視聴者を裏切れる役づくりが
できるのだろうと、挑んでいたところがあります。
その役の魅力をストレートにではなく、もっと別の形で伝えたいって。
そんなことをずっと、撮影中は考えていました。ひとりよがりかも
しれないけど、自分へのひとつの挑戦でした

■演じることに貪欲でストイック。ゆえに苦悩も生じてきている・・

松山)最近、周囲を広く見えなくなっている気がする。
頭が凝り固まっちゃったんじゃないかと思って。知らず知らずのうちに、
自分の中にテキストというかマニュアルのようなものを作ってしまった
ような気がしてならない。≪相手がこう言ったらこう返す。こういう
手できたら、こんな感じで切り返しとけばいいか≫みたいな
当たりさわりのないキャッチボールを演技でしている気がするんです。
僕はどこか子どものような、なんでも素直に受け止める感覚を
ずっと喪わないでいたいと前から思っていて。そのときに感じた
嘘偽りのない感情を大切にしたい。だから、なにごとも正直に
感じていたいんです。でも、その感覚がいろいろと演じてキャリアを
積むことで、少しずつ崩れてきてしまっている気がします

■まだ22歳という若さ。なにも、ここまで深く考えこまなくても
いいように思うが、そう常に正直で在りたいと念じてきたことこそが
彼を演者として成長させてきたのかもしれない。審査会でも
一作ごとにまったくちがった輝きと存在感を放ち、一歩一歩着実に
成長した姿を見せてくれる彼の演技力とスター性に、
高い評価が集まった。

松山)ほんとうに飛躍できたんですかね?こればかりは、自分では
よくわからない。でも、こういう風に評価されたことは、素直に
うれしく受け止めておきます。ただ、自分ではまだまだです。


すごいです、すごいんですよ、退けたひとびと。
ひとりずつ、御覧なさいな。
誰一人、手を抜いていない、男たちじゃないですか。
でもってたぶん、票数順に並んでいるのだと思うのだけど、
二番手に小栗旬ときたもんだ!
松山くんと、あんなにぼろぼろになるまで
走り続けた旬くんとではどこが違ったのか?

やはり、変幻自在にだれかを、そしてまたほかのだれかを、
予測を小気味よく裏切りながら、鮮やかに、
あたらしいいのちを吹き込んで、
その役を生きたからなのではないでしょうか。

これは励みになる賞ですね、と同時に
これだけの男たちをむこうに回したってことでもあるわけで、
プレッシャーとは言わないけれど、
「いつでもかかってこい」くらいの心意気で
お願いしたいです、ぜひとも!!

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 禁断のエロチシズム!妖艶な... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
祝☆受賞! (Rainy)
2008-01-26 00:27:38
スゴイメンバーを退けての受賞ですね
おめでとうございます☆

「その役の魅力をストレートにではなく、
もっと別の形で伝えたい」という言葉が好きです。
別の形で、というこだわりが素敵
与えられたことを、ただ一生懸命にやるだけの
方ではないんですね。創意工夫
返信する
おめでとう♪ (うらら)
2008-01-26 02:22:35
まだInvitationを手にしてないので、アクター・オブ・ザ・イヤーを
受賞したってことしか知らなかったんですけど、
これまたもの凄いメンバーの中からてっぺんを獲ったんですね!
他の候補者と比べて、俳優としての松山くんのキャリアは短いかもしれないけど、
その変幻自在ぶりと鮮烈さは、間違いなく一番でしょう!
嬉しい事ですね~!



返信する
Rainyさんへ ()
2008-01-26 11:05:50
すっごいメンバーです、
この方たちが一堂に会したことは
いまだかつてないのじゃないでしょうか?
それくらいの顔ぶれです、
文字だけでも恐ろしい顔ぶれ。

でもこれだけの審査員がお選びになったのです、
すなおに喜んでもらいたいですよね!

審査員も妊娠させるいきおい???
返信する
うららさんへ ()
2008-01-26 11:13:08
おはようございます。
情熱大陸のあの小栗くんの姿、
壮絶でしたよね、
だけど、プロの世界は厳しいですよね。
あれだけ駆け抜けたひとよりも、
さらに輝く仕事をしたのだと、
松山くんが選ばれたのですから。
肉体的な過酷さは旬くんには及ばないとしても、
松山くんが1年で積み上げたものの内実が
この賞をもって、世に知らしめることになったのでは
ないでしょうか。
すごく価値のある賞をいただきましたね!!
返信する
Unknown (こひ)
2009-07-04 12:47:22
こんにちは。

本当にすごいですね!ワンダフル!
松山さんのインタビュー読み鳥肌たちました。
樹さんに感謝、ありがたいです!

2007年に唇フェチの友人から松山さんを教えてもらい、「セクロボ」を見ました。
あ~なんて表情が豊富なんだろうと感心。
録画はしていなかったものの、毎週楽しみでした。「銭ゲバ」放送の前後に過去の映画を衛星放送で見て、役ごとに違う【役が生きてる!】で感激してました。共演者も気になってますよ。松山さんとともに邦画の世界を堪能したいです。≪蟹工船≫も注目ですね。
柄本さんも出演してるんですね。楽しみ。
親子で鑑賞できるのって素敵ですね☆
『L』さんは一度しか見てないので何度でも見たい、DVDも欲しくなっちゃいます。
長くなり毎回ずれた書き込みですみませんです。
返信する
Unknown (kiki)
2009-07-04 13:15:36
樹さんこんにちは^^
何時もお世話になっています。
こちらの記事は全部目を通したつもりだったのですが、これ覚えてないですw
時々古い記事を再アップされていますが、また新たな気持ちで読み返せて、楽しませてもらっています。
とても素敵な記事をありがとうございます^^
返信する
こひさんへ ()
2009-07-04 14:56:53
こんにちは、こひさん。

過去記事、そのときはその重みが十分認識できないこともあるのですが、
あらためて拾い上げてみると、びっくりすることがあります。
ああ、このときの発言の流れがああなって・・
そういうことがわかることもあれば、
受賞の重さに改めて気付くこともあるんですね。

新しくファンになられた方だけでなく、もう一度、
振り返って観るのも有意義だといつも思っています。

どういう流れか覚えていないけど、コメレス、
なんで妊娠がでてるのか、
穴があったら入りたいです、うきゃ。

こひさん、ずれた書き込みなんかじゃありませんよ。
とっても楽しく読ませていただいています、
ありがとうございます、はぁと。
返信する
kikiさんへ ()
2009-07-04 14:59:43
こんにちは、kikiさん。

温かなお言葉、ありがとうございます。
もともとは類Lのお話を何度でも読みたいと、
再掲載のリクエストくださったことから、
始まったのですが、
インタビューなどの松山さんの言葉を一部ですが、
引用したりしているので、
きちんと姿勢が伝わって読みごたえあるなと、
言葉に感動しています。
そのときの画像は貼らない主義で、そのままになってしまうのが
申し訳ないことですが、
ご了承くださいね。

今後も興味深い記事があったら、再掲載させていただきます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。