斉藤工「最初と最後の空へ」

前に紹介した斉藤工さん。やっぱり映画は見に行けてないんですが（爆）、
曲とインタビューでもっと好きになったのでした（惚れっぽくてすみません）
「最初と最後の空へ」の歌はぜひご賞味あれ・・・。

斉藤工「最初と最後の空へ」

Takumi Saitoh on TV talk show Emi-Channel


『悪夢のエレベーター』

斎藤工
Q：本作のどこに惹（ひ）かれて出演を決められましたか。
内容はもちろんなのですが、堀部（圭亮）監督にお話をいただいたことです。
別の映画で共演させていただいてから自分と感覚が近い人だと感じていて、
堀部さんのためなら何でもしたかった。台本も入念に練られた物語で、
創作意欲がすごく刺激されました。

Q：細かい演技が素晴らしかったです。
今回は密室が舞台で演者同士の距離がとても近かったので、その場で生まれる
心情を優先しました。特に僕の演じた小川は、登場人物の中ではお客さまの
目線に近い立場でもあったので、こんな状況に置かれたら多くの人は
焦るんじゃないか……と思います。

Q：確かにあの心理状態はなかなか体験できるものではないですね。
事前に予想したものと、セットで感じたことはやはり違いました。
ほぼ実寸大のセットで、いい意味でカメラを意識せずに演じられる環境でしたね。
密室の心理状況は本当に特殊で、赤の他人も受け入れないといけなかったり、
うそみたいなことも信じてしまったりするんです。僕自身もきっとそうなると
思います。


Q：好きな映画を3つ教えてください。
小津安二郎監督の『お早う』、宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』、そして
スタンリー・キューブリック監督の『博士の異常な愛情』です。この3作品は、
いつ観ても初めて観た当時の感触を思い出すんです。

Q：普段、どんなものから刺激を受けることが多いですか？
読書です。文字を読むということは、自分にはとても大切なことですね。

Q：休日はどのように過ごしていますか？
お風呂も好きです。ただ、僕はサウナ料金をケチるんですよ（笑）。

Q：意外ですね（笑）。
サウナを使うときは、別料金で特別なタオルをもらうんですけど、
それが僕の中では邪道に感じるので、そういうときは、ノーサウナです（笑）。
サウナに入っている人と同じポテンシャルにするために自分をゆでるんです。
それで水風呂と交互に入るんですけど、心臓までつかるとかなりゆだっちゃう
んで、ヘソ上辺りがいい感じです（笑）。

Q：ご自身のチャームポイントはどこですか？
（迷いつつ）……唇が分厚いところ……ですか……。

Q：仕事へのポリシーは？
こうしていこうと自分の頭の中で考えてしまうことはアテにならないので、
そのときの感覚や嗅覚的なものを信じて今までやってきました。

Q：最後に、これからどんなことに挑戦していきたいですか？
学生映画でも、ビッグプロジェクトでも、みんな同じ作品には違いないし、
自分を必要としてくれる人や、表面的じゃない部分を大切にしていきたいです。
そして映画で旅をしたいですね。中東や未開の地など、ニュースで流れること
しか知らない土地にも行きたいです。そして自分が感じたことを、日本で作品を
通して伝えていけたら、すごく理想的だと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（シネマトゥディより抜粋）
生年月日　　：1981年8月22日
出　身　　　　：東京都
身　長　　　　：184cm
星　座　　　　：獅子座
血液型　　　　：A型
趣　味　　　　：映画・音楽鑑賞、写真、読書、旅、カポエイラ、
　　　　　　　　合気道、サッカー

芸暦：
高校生の頃から雑誌「MEN'S NON-NO」「POPEYE」などでモデルとして活動し、
パリ・コレクションなどにも出演。2001年、映画『時の香り～リメンバー?ミー』
で俳優活動を開始。2009年だけで10本もの出演作が公開される若手実力派俳優。


受け答えは３０歳を軽く超えた大人みたいにしっかりしてるし、
おもしろいし、歌うまくて、欠点が見当たらない！！

ようつべ動画で、「女性が好きなんですよね」と聞かれて、
「一応女性です」と言う、このにくたらしいくらいのリベラルな答え！
「これからどうなるかわからないから」ですって。
斉藤さん、ＢＬの映画に何本も出ていらっしゃるんですけど、
仕事のためにいやいや・・というのではないですね。
本当に自由で、包容力のあるかたで、
あらゆることに偏見というものを
もたないひとなのではないかとすら思います。

ＮＨＫ連続時代劇「オトコマエ」に準主役で出ていたそうですが、
（最低限、出ていたことだけは知ってましたが見てませんでした笑）、
その関係で《スタジオパークからこんにちは》に出ていらしたそうで、
そちらもじっくり拝見しました。
なんと、斉藤さん、シュタイナー学校のご出身。
感性を育てる学校というか、知識偏重にならない教育を基本精神としていて、
心身のバランスを保つために、舞踏と言うか、芸術を重んじているんですね。
オイリュトミーという舞踏のようなものがあって。
オイリュトミーはともだちがしていたので懐かしく思いました！！
そのときの身体表現が今の自分の原点といわれてましたよ。

飼ってた犬の名前が周恩来。
たまたま通りかかった保健所で、
殺処分になろうとしているところを、両親が貰い受けられたそうです。
ご両親もすこぶる素敵なかたたちじゃないですか（笑）
ちなみにお母さんは斉藤さんと同じ顔らしいので、美人ですね（笑）

高校時代からモデルで活躍していたけど、パリコレではそんなにお金も
もらえないし、渡航費用、移動費用とかも自分もちなので貧しかったそうですよ。
パリを本拠地に陸続きでいろんな国へモデルとして行き、アジアでは
韓国、台湾、タイにも行ったとかで、ワールドワイドなひとですね。
世界中から手紙やメールをもらうのは、ミュージカルの
「テニスの王子様」出演のおかげだといわれてました。
世界中を旅したい・・って言われてるけど、もうかなり行ってるみたい。

サウナのタオルの話なんかを聞くと、松山さんのバニラシェイク？
あの話を思い出して、若いことにほっとしたり（笑）

あ、最後に、周恩来という名前の犬に育てられた関係から、
（親が犬を信頼して乳飲み子を置いて出かけたりしていたらしい）
もののけ姫を見ると、他人事とは思えないそうです（笑）
知れば知るほど知りたくなる、斉藤工さんなのでした。

しかし、１年に映画１０本って、どうなんですか（笑）



斎藤工【最初と最後の空へ】MVMV

※（このPVのみ現存するので再掲載）



この曲で完全に魂もっていかれたかもしれません。
途中からＬを想って、ううう、泣いてしまう・・。
斉藤さん、恐るべし。
なんて素敵な歌を歌うんですか、あなたは（涙）
あなたの歌のおかげで、夕焼け空も見上げなきゃならなくなったよ。
つらすぎるから見上げなかったのに・・涙。