Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

<体内時計>炭水化物減らすと4~8時間進む  2009-07-26

2010-10-16 | 気になったへんてこりん

(既出:2009-07-26)

<体内時計>
炭水化物減らすと4~8時間進む
    2009-07-26


 マウスに、炭水化物を極端に減らし脂肪分を増やした餌を食べさせると、体内時
計が4~8時間程度進むことを産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の
大石勝隆・生物時計研究グループ長らが見つけた。将来は、食事の工夫で時差ぼけ
を改善したり、眠りの時刻がずれて夜更かし・朝寝坊になる睡眠障害などの治療に
つながる可能性があるという。

米科学誌「動脈硬化、血栓症、血管生物学」電子版に24日、論文が掲載された。

 炭水化物を極端に減らした食事をとると、エネルギーを脂肪から作り出すため、
体内の脂肪分解が進むことが知られている。

 以前から脂肪分解と体内時計の関係を調べてきた研究チームは今回、「炭水化物
0.73%、脂肪94.8%」という特殊な餌(ケトン体食)を作り、マウスにこ
の餌だけを14日間、食べさせた。その後、体内時計遺伝子の一つで、24時間弱
の周期で働きが変わる遺伝子「ピリオド2」の働きを調べた。

 すると、働きが最も強まる時刻が、通常の餌を食べたマウスより4~8時間早ま
り、変化の周期も15~20分短くなった。一方で、血液中で血栓を溶かしにくく
する成分「PAI-1」の濃度が、通常の3~4倍になっていた。

 大石グループ長は「今後、体内時計を調節するメニューが開発できるかもしれな
い。しかし、心筋梗塞(こうそく)などを起こしやすくなる可能性もあり、注意が
必要だ」と話している。
                      (毎日新聞 )


だから何?と言われたら、
愛想も何もないので、
「へええ」とご追従いただくと幸いです(笑)

食べるものによって、
体内時計が進んだり遅れたり、って、
いくら体内でも時間なので、すごいなと
素直に私はびっくりしました。
そのことが病気をなおす一助になったら
素晴らしいですよね。

体内時計のことでちょっとそれます。
前にびっくりしたんですけど、
それが狂って、昼夜逆転ぎみになり、
昼起きていられないひとの治療で
ハロゲンライトみたいなのを
浴び続けるものがありました。
ちらりとテレビを見ただけだったので
どれほどのライトをどれくらいの期間、
などということはわからないんですが、
すごいなーと思ったのです。
この場合内の作用じゃなくて、
外側からの作用が体内時計を左右すると
いうことなのでしょうけれど、
どれだけ文明が進んでも、
やっぱり人間って自然のひかりと
分かち難く結びついているのだなあと
なんか、安心しました。
安心っていうのもへんなんですけど、
おひさまとしっかり繋がっているなって。

外側の時間はもちろんとっても大切だけど、
内側の時間も大切なのですね。



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沢尻エリカ、音信不通。 現... | トップ | 「龍馬伝」アジアで放映へ。... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まろうさぎ)
2009-07-26 12:52:58
ほぉぉぉぉ、やはり食べ物大事です。
私は、タイトルだけ読んで、「老化防止」の話かと勘違いしてました(笑)

体内リズムにとって、太陽光って大事だという話でしたよね。だから寝室は遮光よりも、ちゃんと朝日が入るような薄いカーテンの方がいいと聞いたことがあります。
食べ物が肉体時計にも精神にも影響を与えるのは、当然だと思います。
でも…脂肪分94.8%の食事ってしたくない…
返信する
Unknown (アス)
2009-07-26 16:41:49
樹さんこんにちは( ´_ゝ`)ノ

ほぁ~化学の世界ですね~。
私はこのタイトルを見てダイエットの話かと勘違いしました。腹時計が狂ってお腹が空かなくなるみたいな話かと(笑)←低レベル
しかも逆に太りそうだし
( ̄ロ ̄lll)
人間も植物みたいに太陽の光を浴びることで光合成のような働きをしてるのかもしれないですね。

時差ぼけがヒドイ人には朗報かもしれませんね!でも脂肪分が9割を越える食事ってラード丸かじりとかですか?ゾワゾワします。
返信する
まろうさぎさんへ ()
2009-07-26 18:25:19
こんばんは、まろうさぎさん。

睡眠と食べ物って、なるほどなのか、よくわからないです。
これ、極端ですしね。
でも、仰るとおり、光はてきめんに作用しますよね。
まろうさぎさんがおっしゃるように、薄いカーテンがいいのはわかります。
私はできたら暗黒のなかで眠りたいほうなんですが、
それは朝が来たのがわからないので、
もっぱらアイピローを着用します。ハーブがなかに入ってて気持ちいいんです。
体内時計と外界の時計が一致してるって、わかっているようでわからないですわ。
返信する
アスさんへ ()
2009-07-26 18:29:23
こんばんは、アスさん。

こういう実験ってすごおく極端ですよね。
動物がかわいそすぎません?
これ、言葉が通じたら、マウス団体が抗議しますよ、口々に(笑)

>脂肪分が9割を越える食事ってラード丸かじりとかですか?ゾワゾワします。

マウスが・・(しつこい)
私も体内時計がどうの・・でダイエットに効果ありかと思いました。
寝ないとたしかに代謝量はあがるでしょうけど、
老化が怖そうですよね。根拠はと言われると、
沈黙しますけど。
ハロゲンライトだけは浴びずにいられるよう、気をつけます(汗)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。