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ゲームセンターは高齢者の社交場なのです!?

2011-03-03 | 気になったへんてこりん



ゲームセンターは
  高齢者の社交場なのです!?


 ◇菓子、ほうじ茶 無料でどうぞ/毛布、老眼鏡も用意しています/おにぎりやパン、昼食持参組も

 今や電車内でもピコピコ音が日常となったゲーム大国・日本。若者だけと思ったら、大間違いだ。
高齢化社会の街を歩けば、ゲームに生き生きと興じるお年寄りの笑顔が見える。

 トレンチコート姿で現れた鈴木史朗さん。かつて「さんまのスーパーからくりTV」(TBS系)で、
早押しクイズの司会をしていた人気アナウンサーも御年73歳……にしてはお元気だ。
肌のつやも良い。何か体にいいことでも?
 「はい。Wii(ウィー)でボクシングをしています。1日20~30分。けっこう疲れますよ。汗もかく」。
ウィーは、家庭でテレビ画面を見ながら体を動かすゲームで、テニスやボウリングもある。
 「それとバイオハザードですね」。こちらは次々襲ってくるゾンビを撃退するゲームだ。
「深夜2~3時間はやります」。15年前に発売されるやハマったそうだ。
 「画面がアートのように美しく、何より悪をやっつける快感がありますね。大勢のゾンビを吹っ飛ばした時なんて、
同時にストレスも解消されちゃいます」
 なるほど。でも孤独感はないのだろうか。
 「いえ、あまりに強い敵を倒す者同士に連帯感が生まれるんです。(歌手の)加山雄三さん(73)は
私の『戦友』です。別のゲームでは、小学3年の孫とも『友人』間の会話がはずみます」
 俗に「バイオハザードは6万点達成でプロ並み」と言われるが、鈴木さんの最高記録はなんと17万8270点。

 首都圏を中心に全国80店舗のゲームセンターを運営する「アドアーズ」(本社・東京都中央区)。
月曜午前11時に竹ノ塚店(東京都足立区)を訪ねると、既に30人ほどが興じていた。
うち若者は3人だけ。前日にも夫婦連れで来ていた男性や、孫と来ていた女性の姿もある。
 メダル200枚を1000円で交換し、大スクリーンの競馬ゲーム席にいたのは田中一夫さん(69)。
現役時代は馬券売り場に足を運んだが、年金暮らしになって「お金のかからない」ゲームセンターに通い始めたという。
「平日は毎日だね。テレビで『大岡越前』の再放送が始まる4時前までには帰るけど」
 それにしても明るい店だ。おしぼりや、手を汚さないための手袋もある。
え? 菓子とほうじ茶の無料セルフサービスも!
 「茶菓子ぐらい出しなさいとお客様に言われて今年から置いています」と店長の広瀬将人さん(46)。
「防寒用の毛布や、老眼鏡も用意してありますよ」

 全日本アミューズメント施設営業者協会連合会によると、04年度に2万5044軒あったゲームセンターは、
09年度に1万9213軒に。少子化や携帯ゲームの普及で「大手は店舗を大幅削減し、中小は廃業に追い込まれている」
と連合会職員は語る。業界は、暗い・汚い・怖いの「3K」の改善や、団塊の世代など新たな客層の取り込みに必死だ。
 アドアーズも、高齢客の目立つ40店で特別サービスを実施。65歳以上にメダル50枚を増量している竹ノ塚店では、
87歳の常連も。「病院帰りに寄ったり。昼食代わりのパンやおにぎり持参の方もいます」。
春から秋は午前10時の開店前に列ができるという。
 特に人気なのが「メダル落とし」。挿入口からメダルを流し込み、決まった穴に落ちるとランプがつく。
ランプ10個でルーレットが回転し、大量点を獲得できる。メダルはボトルキープのように、翌日用に預けておける。
 塩谷功一さん(73)は今年1月からの常連客。
「不良のたまり場と思っていたけど、高齢者が多いと聞いて試しに入ってみたら、面白いし
店員は親切だし友人もできるし。家にこもるより楽しいよ」

 地域とのつながりが希薄だった元「会社人間」にとって、会話や交流も楽しめる社交場になっているようだ。
                                           (毎日新聞より抜粋引用)



知りませんでした、こういうことになっているのって。
パチンコ依存症候群が問題になっているのは聞いていました。
「闇金ウシジマ」でも借金返済しないで、パチンコに入れ込むお年寄りの女性が
出てきましたけれど、
うちの近所のおばちゃん(70代後半)もわざわざバスに乗って、パチンコしに
行ってると聞いてのけぞりましたよ。
ゲームセンターは賭博性が低いんですよね(と誰に確認?笑)
だったらいいんじゃないのかなあ。
座って読める本屋さんみたいに、覗いてるだけでも居られる雰囲気を作れば、
街角のサロンになるし、閑古鳥だって鳴きませんね。
お茶とお菓子と毛布まで出るなら、私だって行きたいですがな(笑)

お年寄りのいるゲーセンなら、子どもがいたって安心です。
そうなると、近所の駄菓子屋さんみたいな役割を果たして、
いいこと尽くめなんじゃないんでしょうか。
最近はスーパーとかでも普段人がいなくて、
物陰からゾンビが出てきそうな雰囲気ですもん(←初期ゾンビ映画参照:笑)

ゲーセンがぜーんぶこういう場所に変われば、
異世代間交流も進んで、世の中、もっと素敵になると思うんですが。
レトロなゲームも置いて欲しいですよね。
デパート屋上にあったスマートボールとかさ^^←誰も知らんて:笑



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2 コメント

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Unknown (まろうさぎ)
2011-03-03 08:15:40
そんなことになっているのか~(笑)
でもこれ、いいニュースですね。
対戦型とか通信型ゲームで異世代交流が出来るし、ゲーム業界も潤うし。老人世代の知識と、若者世代の瞬発力を合わせると高得点が出るゲームとかあるといいなあ。
(ネトゲのように依存性がないことが大前提)


私はこういうゲームをやったことがありません。老人になっても出来ないかも(笑)
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まろうさぎさんへ ()
2011-03-05 09:33:22
今から12,3年前、
大阪のとある街の真ん中、小学校のすぐ近くにゲーセンビルができるということで、
反対運動をなさった人たちに会ったことがあるんです。
大きな譲歩を引き出された成果を聞いたんですよね
(その頃住んでいた奈良で、ゴーカート場建設が持ち上がっていたので。
結局計画が頓挫してよかったのですが)
そのころ反対運動をなさっていた方々がこのニュースを聞いて、
というかこういう流れを知ったら、
隔世の感があるなあと驚いておられることと思います。
なかには残酷なシューティングゲームもあるけれど、
老人が多く来店されるようになったら、ゲーム機の内容も変わってくるでしょうしね。

私がびっくりしたのは競馬があったこと!
画面じゃなくて、作り物の馬が実際に並んで走るんですよ。
あれはやばいと思いました。
老人も熱くなるに違いない^^
ストラックアウトみたいなのは罪がなくていいんですが、
それってゲーセンじゃなくて、バッティングセンターですよね。
(情熱大陸の高良くんを思い出してしまいました;笑)

>私はこういうゲームをやったことがありません。老人になっても出来ないかも(笑)

いや、これからですよ!^^

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