Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

マイケル非業の死の真相。厳重“箝口令”の舞台ウラ

2011-10-07 | 気になる表現者



マイケル非業の死の真相。
      厳重“箝口令”の舞台ウラ


“ポップスの帝王”マイケル・ジャクソンは、なぜ死んだのか? 2009年6月25日、50歳の若さで急逝したマイケル。その非業の死の真相に迫ろうと待たれていた注目の公判の幕が、9月27日に切って落とされた。

 過失致死罪に問われているのは、マイケルの元専属医コンラッド・マーレー(58)。ロサンゼルス郡地裁前は世界中から駆けつけたマスコミやファンでごった返した。

 CNN系列のHLNでは公判を連日生中継。これが下手なドラマより面白い。まずモニター画面を使った検察の冒頭陳述が全容を伝える。

 マイケルは再起を賭けたコンサートツアー「THIS IS IT」の開始直前に急死したが、争点は被告が大量購入しマイケルに過剰投与し続けたプロポフォールというパワフルな鎮静剤。大腸がんの内視鏡検査時の麻酔薬としても使われる薬だ。不眠に悩むマイケルはこのクリーム色の液体を“ミルク”と呼び乱用していた。

 呼吸停止の恐れもある強力な薬で使用時は医師の経過観察が義務づけられているが、マイケルの寝室に監視装置は無かった。検察側は、医療の基本を無視した被告の無知と怠慢がマイケルを死に追いやったと断定する。

 担架に乗せられたマイケルの遺体写真も公開され、また被告が自分のiPhoneに録音したマイケルの電話の肉声が検察の証拠として流され、ショックを与えた。

 「世界最高のエンターテイナーと皆が感心してくれるようなショーにしたい」

 マイケルの声は薬物の影響を受け、弱々しくロレツが回っていない。プレッシャーに押し潰されそうなスーパースターの痛々しさが胸に刺さる。

 一方、弁護側は直接の死因がプロポフォールに加え、マイケルが勝手に服用した7種の薬にあるとし、マイケル自身が死を招いたと主張する。

 5週間に及ぶ公判は警備員、救急救命士などが次々と証人として喚問され始まった。

 コンサートツアーの責任者は、被告が同行するサラリーとして年間5ミリオンドル(約4億円)を要求したが、結局月15万ドル(約1200万円)で承諾したと証言。マイケルが被告の“キャッシュ・カウ”(金のなる木)だった事実を印象づけた。

 死の当日、被告は目と口を開けてベッドに横たわるマイケルの異常に気づくが、すぐに救急車を呼ぶことをしなかった。妻との間に2人、他に5人の女性との間に5人の子を作った被告(今裁判には直接関係ないが)は、横たわるマイケルのそばで若い恋人らに電話するという不可解な行動をとっている。

 約30分後にやっと警備員に救急車を呼ぶよう指示し、同時にプロポフォール等証拠を隠滅するように命令。駆けつけた救急救命士に鎮静剤投与の事実を隠した。金儲けと護身しか頭にない医者を信じたマイケルが不運だったというより他ない。

 地裁前では「公正な裁判を」とプラカードを掲げるマーレー支持者もいたが、1週目は“検察側が優位”というのが大方の見方。しかし裁判は水もの。かつて妻殺し容疑のO・J・シンプソン裁判で、証拠が揃いながらO・Jが無罪になり国民の怒りを買った例もある。

 有罪なら最長4年の禁錮刑で医師免許の剥奪もあり得るが、この刑が軽すぎると怒るタレント弁護士も出現した。

 また、弁護団の一人がTV番組でインタビューに答えたのを知った裁判長が激怒。陪審員の判断に影響を与えるためで、関係者全員に厳しい箝口令が敷かれ、CNNの看板番組に予定されていた弁護人の一人の出演が急遽キャンセルになった。判決が下る来月まで、まだまだ大騒動は続きそうだ。(板垣眞理子)
                                           (ZAKZAK)




ちらりとそのマイケルの写真を見たのですが、
記事を取り上げるのはやめました。

専属医をつけて、自分の健康をしっかり管理しようとしていたマイケル。
それでも事故は起こった。
ファンが真実を(たとえ知ってもどうにもならないとわかっていても)
知りたいのは当たり前でしょう、
愛するひとのことなのだから。

記事中には取り立てて言うこともないだろう、という、
専属医のプライベートな背景も出てきていますが、
不可解な行動というものはきちんと解明されるべきですよね。
(少し押尾事件を思い出してしまいましたが)


>有罪なら最長4年の禁錮刑で医師免許の剥奪もあり得るが、
>この刑が軽すぎると怒るタレント弁護士も出現した。

それはそうだろうと思います。
来月の判決がどちらになっても、
割り切れない思いは変わらないのでしょうね。

(追記)

今朝、めざましでかなり長いこと、
マイケルの肉声の公開がありました。

>「世界最高のエンターテイナーと皆が感心してくれるようなショーにしたい」

それだけじゃなくて、
大切なのはそれから先のメッセージ、

コンサートを大成功させて、
世界一の子ども内科病院を作りたい、
病院にはゲームルームや娯楽の設備がないから、
気持ちがふさいでしまうんだ、
そのために僕は病院を作りたい、
アメリカ、ヨーロッパ、プラハの子ども達は
僕のこどもたちだ、
彼らが困っているなら僕が助けてあげたい、
世界中のこどもたちを愛している・・・

内容は正確ではありませんが、
そういうようなことを語っていたと思います。
とても低い声でろれつがまわっていなかったけれど、
言っている内容には筋が通ってしっかりしていました。

こういう願望がみずからの幼少期の不幸から来ていることも、
語っていたと思います。

延々と(4分間)録音していたことは、
医師によるプライバシーの侵害と言われていましたが、
もちろんそうだと思いますが、
からだの状態がおぼつかなかったであろう時にも、
自分のことではない、こどもたちのことを考えていたマイケルには
あらためて尊敬の念を捧げたいです。



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« [松山ケンイチ]気合の雄叫... | トップ | スティーブ・ジョブズ  伝説... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
愛しいマイコーへ (にゃんこ)
2011-10-07 12:03:48
マイコー

あなたのことはデビューして以降ずっとみていました。元気で可愛くて素晴らしい歌声に魅了されました。何があってもマイコーあなたを応援していました。ヒドいことを沢山言われましたね!私はそのたびに泣いていました。マイコー よくたえましたね!辛いこといっぱいあったけど笑顔でたえ抜いたのですね。
マイコーあなたのファンで本当に良かった。これからもこの気持ちは変わらないよマイコー。 ずっとずっとずっと愛してるよ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。