夕べは寝付いたのは多分2時過ぎ。
朝から絶食、9時を過ぎると検温、血圧測定、その他もろもろ看護師さんが出入りする。麻酔医、多分研修医だろうか若い先生が挨拶に来てくれた。私の主治医は3日前の外来以降全く顔を見せてくれない。年齢的に整形外科では二番手くらいだろうか、外来では淡々と診察を進めていき口数も少ない。正直なところ親近感ゼロといった先生。こんなものかしらね。。
昨日言われていた手術時に履くT字パンツを地下のコンビニに買いに行き、病室に戻るや否や、別の研修医の若い女の先生が点滴の針を打ちに来た。一度目失敗。痛いから勘弁して〜と言いたかったが、臨床実習の書類にサインもしたし、ぐっと我慢する。
手術の時間まで長かった。備えつけのTVをつけてみるがやはり面白くない。全身麻酔の手術を過去に2度行なった事があるがやはり不安と緊張は徐々に強まっていた。
手術30分前に看護師さんがやってきて手術着に着替え待機、そして10分前、看護師さんと共に点滴をひきながらエレベーターに乗り手術室へ向かった。
手術室の扉を開けると、次々に手術患者を待つオペ看が10人程iPadを抱えて2列に待機していた。
名前、生年月日を聞かれそのまま一緒にずらっと並ぶ手術室の一つに歩いて向かう。狭い手術台の上に1人で横になり、すぐさま酸素マスク、ヘアキャップ、足のマッサージ機、心電図関係などがつけられると、麻酔医が挨拶に来る。尿道カテーテルは嫌だったのでやめてもらった。
久しぶりに主治医(執刀医)の顔を見ました 笑
不織布マスクの上に酸素マスクをあてられたのは覚えていました。手術中までマスクかと可笑しくなったと同時に、麻酔医に眠くなりますよと言われ10くらい数えられるかなと思ったけど5、6秒で夢の中。
3時間程して自分の病室で目が覚める。点滴は繋がれ、口には酸素マスク、指にはパルスオキシメーター、足にはエアマッサージ機、手術した左手は包帯で巻かれ保冷剤で冷やされていた。痛さは我慢できる状態だったが、全身麻酔をした後に残る喉のイガイガの方が気になって気持ち悪い。あと1時間くらいしたらお水が飲めますからねと看護師さん。
うとうとしていると、時間も流れ、水も飲めたが痛さが増してきた。繋がれている点滴がなくなったら次のは強い痛み止めと眠れる薬が入っている優れたものですと言われた。待ち遠しかった。
夜中1時頃浅い眠りから半分目が覚める。同室の人の行動ひとつひとつが耳元で聞こえる。パン!パリン!という大きな音。これは過去に全身麻酔を受けたその夜にも味わった錯覚でした。尿道カテーテルはついていないのでトイレに行きたくて我慢が出来ずナースコールをした。点滴以外の繋がれているものを外してもらい、術後初めて起きて、点滴を引きながらゆっくりゆっくり1人でトイレに行ってみた。ベッドに戻るとどっと疲れ、また全身麻酔後特有の吐き気を感じた。
汗もかいていたので、吐き気がおさまってから、手術着からパジャマに着替えるのを手伝ってもらう。