「ハゲタカ」での鷲津さんがカッコ良く見えて、その大森南朋さんが主役の映画の原作とのことで読んでみました。
が、、、、私はあんまり凄く面白い小説とか内容とは思わなかったです・・・。警察の不祥事をあつかっている内容なので、なかなか問題作なんだろうな~とは思うのですが、それほどドキドキハラハラ感が無かったんですよね・・・。24時間射殺してもいい命令が出ちゃった警官さんが逃げ回るのを手助けしながら、かつての仲間の男が真相を暴く!って感じなのかな~って思ったのですが、逃げ回る!!って程でもなく・・・。暴く!と言っても結構多い人が身方になってくれてせっぱ詰まった感が無かったかも・・。
設定的にも、射殺命令ってのは、ちょっと無理があるかな・・・と思ったりもして。3つ★
ただ、私が好きだったのは、津久井さんと佐伯さんは、かつてかなり危険の伴う潜入捜査でのコンビで、お互いへの信頼が揺るぎないものだったっていう処かな。その辺りの過去の映像とか上手に組み入れると良い感じになりそうだな、と思います。
元々は「うたう警官」だったのを文庫本にする際(映画化が決まって、そちらの事情で)タイトルを「笑う警官」に変えたそうです。そもそも「うたう」というのは、自白するという意味だそうです。
とはいえ、コレ、舞台が札幌なんですよ。知ってる場所だらけなので、地元民や土地勘のある人にはとっても嬉しいですね。
私は行ったことはないけれど、昔から凄く有名な、山の途中にある夜景が綺麗なBARの名前が登場してました。
★以下ネタバレです 白文字で書いています★<キャリア警察の人と美人警察官が不倫しており、キャリアの人がMで、美人の方がS担当。美人の方が、その性癖をネタにキャリアの人に無理難題な注文を押しつけて来て(ほとんど脅し)。それに応え切れなくなって殺人って~~どうなのよ?
それにしても、父親が凄く厳格な警官の娘が、性的に暴走しがちな傾向が~って書いてあって@@ 以上
笑う警官(2007-05) 佐々木譲 ←「警官の血」の作家さん
札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…
“道警シリーズ”の第1弾。このミステリーがすごい!の2005年版で10位にランクインした。北海道警裏金事件にインスピレーションを得て書かれた。
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(映画版)
ちなみに映画の公開は2009年11月公開。角川春樹は1997年の「時をかける少女」以来11年ぶりの監督作となり、『目標の興行収入額を達成しなかったら映画を辞める』と東映側と約束しているそうですが、、、この原作で、大丈夫なんだろうか・・?
キャスト
佐伯宏一:大森南朋
小島百合:松雪泰子
津久井卓:宮迫博之
新宮昌樹:忍成修吾
植村辰男:螢雪次朗
町田光芳:野村祐人
岩井隆:伊藤明賢
安田:大友康平
松山ケンイチ
津久井さんが、宮迫さんってのは爆笑! ハンサムですらっとした背の高いカッコイイ男って設定だったんだけど。あと松山ケンイチ君がワンシーンだけ出るそうです。
狸小路7,8丁目にある「ブラックバード」というジャズバーを聞いて、昔狸小路6丁目にあった、「ペリカンバード」というお店を思い出しました。お洒落なお店だったんだけどな~。
コメント、ありがとうございました
それにしても、実際に稲葉事件の事にお詳しい方、しかもリアルで面識があるなんて・・・すごい方からのコメントで・・。
そうなんですね・・・裏では色々問題行動があったんですね・・・。小説に取り上げられてない事件なども沢山あるのかもしれませんね・・
政治も警察も公務員も・・・隠れた部分でやっぱり色々あるんですね・・。
リアルな話しがベースだとやはり関心がとても強いですし、だれもが知りたくなりますよね。
本当の人物はそんなにカッコ良くはないですがやはり映画は、上手に演出されてるとおもいました。
すごい!第三弾まで読んじゃったのね?ミチさんは、警察ものとか、結構男っぽいお話もどんどん読んじゃいますよね♪
私は感想は書いてないんだけど(書けなかったというか・・)ダン・ブラウンものとかも実は凄く苦手なの。天使と悪魔も、ミチさんとか由香さんとかが確か5つ☆つけていて、お二人とも普段映画とかでは、凄く似てる評価とか感じ方をするのにもかかわらず、どうしても私は読み進めることが出来なかったんだ~
と、話を戻し。
大森さんと宮迫さんのコンビって、ほんと悪いことしてたってのがすんなり来て良いかも~。
えっ、そうなの?暴力団担当だと、そっち系のお顔になっていくの?ひゃ~。
この作家さんの本って、そういった警察内部の事情とかも織り交ぜて書かれていて興味深いですよねー。
友達のお父さんが、札幌の刑事さんだったんだよ~(もう20年以上前だけど)
道警シリーズ、ひょいひょいと第三弾まで読みました。
第四弾も出たばかりで、すぐに順番が回ってきそう(笑)
映画、大森さんだけに楽しみですよね。
津久井の宮迫さんが気になります。
宮迫さんだと本当に郡司と組んでワルいコトやってた感じ
警官ってその部署に見合った顔になっていくらしいですね~。
暴力団担当だと暴力団系のお顔になっていくんだって
あまり回りで読んでいらっしゃる方がいなくて、だからミチさんの感想が凄く楽しみー。
hitoさんは、かなり面白く読まれたみたいなんだけど、私はなんかダメだったんだ。
でも、ミチさんが「引き続き道警シリーズを読むつもり」って言ってるってことは、面白かったのよね、きっと
そういや、警察ものってあんまり私は読まないような気がする。苦手意識はあまり無かったけれど、言われてみれば好んで読むジャンルじゃないのかも・・・。
以前佐々木さんの本、トライしようとして、分厚さで腰が引けて辞めてしまったことがあるの。
ミチさんは、警察ものとか結構得意なジャンルだよね
昨日、ダブルジョーカーが回って来たの。後で読んでみま~す
まさかlatifaさんが警察モノを読むとは思わなかった(笑)
私は佐々木さんの作品は3冊ほど読んでるかな。
コレってもともとは「うたう警官」っていうタイトルだったのに、映画化絡みで「笑う警官」になっちゃったんだよね。
ぜったいに「うたう」の方がピッタリだとおもったんだけどな~。
引き続き道警シリーズを読むつもりなんですよ
うふふ☆ hitoさんも、津久井さんに宮迫さんってキャスティングは意外だったんですね~。
でも津久井さんって、とりあえずは脇役だから、そこに凄いカッコイイ人が出ちゃうと、主役の大森さんがかすんじゃうしね~なかなか人選も難しかったのかな。
hitoさんは小説も楽しめた様なので、映画版が逆に心配かな^^ 私は小説版はいまいちだった分、もしかして映画版が上回ってるかも?って期待もあったります(容疑者Xの時と同じ感じで)
でも大森さん主演は楽しみ!面白い映画になっているといいですね~
私はこの小説結構楽しんじゃいました。警察ものって内部事情が解らない分想像できなかったりもするのですが、でも好みなのです♪
過去の事情からの佐伯と津久井の絶対的な絆は良かったですよね~!!