以前「プチタンファン」という育児雑誌がありました。1981年創刊で、私が妊娠・出産した1990年代に、とってもお世話になった雑誌でした。
その後「たまごくらぶ・ひよこくらぶ」が創刊されたけれど、私的には、プチタンファンの方が、本音をさらけだして書いてるお手紙コーナーとか、色々読み物として凄く参考になったり助けられる部分が多くて、毎号楽しみにしていました。(その頃はネットっていうもんがまだ普及してなかったために、本当に貴重な情報源だったのです)
「公園デビュー」という言葉もプチタンファンから出た言葉だそうです。残念ながら、出版会社が倒産という事態に陥り、今は休刊中なんですね・・・。
プチタンファンには、詩人の伊藤比呂美氏さんや、青沼貴子さんの『ママはぽよぽよザウルスがお好き』や、石坂啓さん、まついなつきさんの『笑う出産』シリーズなどが掲載されていました。
今年の2月、青沼貴子さんの「ぽよぽよザウルス」で、走り回っていた男の子と女の子も、今やもう18才で、「かわいいころを過ぎたら アン18歳」って本が出版されたのを知り、それがきっかけになって、ラズウェルさんの「パパのココロ」のかぼちはどうなったかなあ・・・って思ったんですよ・・。
そのプチタンファンに1994年頃、数年に渡って掲載されていたのが「パパのココロ」男性の視点から描かれた育児漫画で、すごく楽しかったんです。
その作者の「ラズウェル細木」さんは、家の旦那が若い頃読んでいたジャズ雑誌に面白い記事を掲載している人だった!という妙な繋がりが嬉しくて、実は一度出版社に手紙を送ったことがあるんです。 (何度も書いてすいませんが当時はネットっていうものが無かったので、手紙が伝達手段として普通に使われていたんですよ)
そうしたら、なんと!お返事が来て、しかも実際のかぼちの写真まで同封してくださって、す~~っごく嬉しかったんです。 (とはいえ、もちろんですが、個人情報の関係上、写真や手紙は家族内でだけ狂喜乱舞して楽しみ、誰にも見せてないし言ってません。→現住所を堂々と書いて送って来て下さって感動でしたよん)
お返事頂いた事に対しての感激・感謝の返事を、今度は現住所に送ろうかな?とも思ったのですが、それはちょっと差し出がましいかなあ・・・とさんざん悩んで送るのを自粛したんですけれどもね
その後、パパのココロは3巻で終わってしまい、その後10年ほど、あの一家はどうなったかなぁ~なんて思っていたのです。今年の春、急に思い立って検索してみてびっくり・・・・・・・・。
イカポはブログもやっていて、そこで近況など知りました。
最近のラズウェルさんの著書には「ラズウェル細木の東京蕎麦食い巡礼」というのもあって、先日拝見させて頂きました。
蕎麦は私も大好き!とはいっても、お店はほとんど東京のなので、行った事があるお店は1軒だけでした~。これを参考にして、行ってみたいな~と思いました。
ラズウェル細木さんのウィキペディア
長くなっちゃったので、次回、榎本俊二さんの育児本などについて書きます。
ひょっとして、ご主人がご愛読の雑誌もそれだったりするのでしょうか?
ジャズファンならば誰しも「あるある」とうなずくようなマニアの哀しい(?!)生態を、面白おかしくギャグ仕立てにしたものでしたねぇ。
それにしても、ファンレターにわざわざお返事を貰えたってスゴイですね。(^ァ^)
うわぁ~~っ!!そうです!それです!
「ジャズ批評」って雑誌です。
もとよしさんもご存じで楽しかったって思っていらしたなんて~
旦那がすっごく喜んでいました。回りにその雑誌や、そしてその漫画について共感出来る人は多分ゼロだったと思われ・・・。
それにしても、もとよしさんは、聞く音楽のジャンルが幅広いですね~!!
で、調べた処92年で連載は終わっていたそうです・・・。残念ですね・・・。
プチタンっていう単語に思わず反応してしまいましたw
そうですよね、これ休刊(廃刊?)になってしまいました。お書きになっておられるように、飾らない育児の本音があちこちにあって、ふーんあたしだけじゃないのか。。。と思いながら読んでました。 この漫画はちょっとわからないのですが。。。
今はなかなか、育児の本音を言える人が周りにいない若いお母さんが多いですね。 今よりも若かりし頃は(笑)私もそうでした。 もっとも今の若いママたちとは世代が違っているから(!)、彼女たちにとって、もっと違う情報発信媒体はありそうですね。 ともあれ懐かしい! 長々失礼しましたー。
わ~い!!さまよわれてこちらにたどりついて下さり、しかもコメント頂けて嬉しいです~。ありがとうございます
映画の方ではこちらこそ、いつもお世話になっています☆
rose_chocolatさんもプチタンファンを読んでいらっしゃったお仲間だったんですねー。
そうそう、私だけじゃないんだな~って思うこと、すごく多くて救われました。私はあんまり回りに赤ちゃんとか幼児がいなくて(長子だったし、親戚関係や近くに住む友人にも、先輩ママさんがいなかった)母性に溢れるタイプではなく、どっちかっていうと子供ってどうやってあつかえば良いんだ?苦手だよぉ・・って、自分が母親になるということに対しての凄い不安があったんです。ちゃんとやれるのかな?って。でもプチタンファンを読んだら、ずいぶん気が楽になれたんです~
育児の本音を言える人がいないってことで悩んでいる人はきっと何時の時代もいるんでしょうね・・・。