スペイン旅行記⑤ アルカサル・デサンファン キューバのオバチャン

風車の小さな村、カンポデクリプターナから、１駅、アンダルシア方面への電車が停まる
「アルカサル・デサンファン」へ移動、次の電車に乗るとコルドバに夜着になってしまう。
夜着だとホテル探しも大変だし、なるべく避けたくて、アルカサルデサンファンで１泊し
次の朝、コルドバへ向かおうと思いました。
写真は、アルカサルデサンファンで私が泊まった部屋の窓から外を写した写真です☆

まずはカンポデクリプターナから、アルカサル・デサンファンは、１駅ではありますが、
チケットを買おうとしたら、売ってない＠＠　駅員のおじちゃんに、どうしよう・・って聞いたら
笑いながら「１駅だから、そのまま乗っちゃえ！」と、堂々と無銭乗車許可(^^;

宿は、「フォンダ」というクラスの、ほんとにちっちゃな普通の家？！の一室を
貸してくれるところに泊まりました（あまりにホテルが無くて困ってたら、紹介してくれた）
こちら、何故写真が有るかといえば、フォンダのおじちゃんが、すっごく良い人で
至れり尽くせりで、記念に家の写真を持って行きなさいって持たせてくれたので、残っている。

ところで、自分でも忘れていたのですが、ふと日記の端くれを見て思い出した事が。。。
夕食を取りついでに明日の電車の時間をチェックしに駅へ行った時、
キューバから来たジャーナリストというオバチャンと出会い、一緒に夕食を取ることに
しました。オバチャンはとっても感じが良くてノリの良い人でした。
（しかし、今から考えると、もしや・・・キューバのオバチャンは私を夕食のカモ？に
狙って声をかけたんじゃないかな・・・って気もしてくる・・・）
確かオバチャンは、どこか違う町に行くんだったけれど、丁度良い時間帯に電車が
なくて、３，４時間ぽっかり時間が空いてしまってたはず・・・

駅近くの中華料理屋さん（すっごい美味しかった）オバチャンは自分が払うからと言って、
ビールを２本追加して、で２時間くらい話しも弾み、そろそろ出ようか・・と、
精算のとき、オバチャンが
「４３０ptしか無い！」って言うじゃありませんか～～～～！
ところが、お金持ちの国？のはずの日本人のわたしは、更に少ない「４００PTしか持って
なかった＠＠」２人で８９０pt代金だったのに・・・
（今から考えてみると、２人でたらふく食べてビール２本で、１０００円程度って激安ですな）
多分５０ptおまけしてもらって店を出たと思います・・・
もう記憶が薄くて細かい部分が思い出せないんですが、精算の時、なんだか本当に
お金を最初からあんまり持って無くて、あわよくば私におごってもらおう・・って
下心があったのかな？って頭に浮かんだらば、なんかいや～な気分になって、
それまでの楽しかった２時間が、何だったんだ？？？って気になってしまった事は
覚えてます。

でもその中華料理屋の人が、お金を持ってないって言う私に「ホテルは決まってるの？
もしまだ決めてないなら、ここの２階に私らは住んでるから、泊まって行っても良いよ」
って親切に言ってくれたんですよ・・・
そんなに良い人達だったのに、お金足りなくて・・・申し訳なかったなー。
（あ、お金スッカラカンだったんではなくて、多分フォンダに宿代は先払いして、
TCなどはフォンダに置いたまま、夜の街に小銭だけもって出てたんだと思います）

次の日は、コルドバへ向かいます