ポコアポコヤ

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「ファントム・ピークス」感想

2011-11-01 | 小説・漫画他

知人から強力にお薦めされて読みました。
が・・・
う~ん、私の好みの作品ではなかったです。
予備知識無く読んだのですが、とても評判が高いので、あっと思わせられる意外な展開や、ひねりのあるお話なんじゃないか?と勝手に想像したのですが、そういうタイプのお話では無かったんですね・・。
野性の凶暴化した熊が人間を襲う、みたいなお話を以前にも読んだことがあったし・・。
中盤で熊が犯人だと想像はついたけれど、それでは普通だから、もしや巨大化した猿(そんなのいるわけないけど(^^ゞ)とか、人間が熊を装って(無理だろうが)とか・・とかまで考えてしまいました。

人間ドラマや、人の心の動き等に焦点を絞った話が自分の好みなので、こういったパニックもの?みたいのは、特に心揺さぶられる事が無かったです。2つ★

北林さんは、もうこの世にはいらっしゃらなくて、この本も彼の回りの方々が出版にこぎつけるように頑張ったと聞きました。人望の厚い方だったんでしょうね・・。
せっかく、この本、たくさん売れて注目も浴びているのに、残念ですね・・。

ファントム・ピークス 北林一光
長野県安曇野。半年前に山で行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。三井周平は悲嘆に暮れながらも、遭難場所から遠く離れた場所で発見されたことに疑問を持つ。あれほど用心深かった妻に何があったのか?数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う周平たちをあざ笑うかのように第三の事件が起こる。山には、一体何が潜んでいるのか!?

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