絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

暑い日は室内にお出かけしてお話であそびましょう

2014年06月02日 | 英語教室
毎日、暑い日が続いています。昼間はまるで真夏ですね。

ゆるやかな熱中症、ってあるんでしょうか? 


・頭痛(頭のてっぺんに太陽が貼り付いているような、あつ痛さ)
・喉が異常に乾く
・目が異常に乾く
・声が嗄れている
・顔がほってっている
・だるい
・食欲がない

こんな症状が1週間くらい。
今日は外回りの仕事をお休みしてみました。
映画館とカフェにいっておりました。

そうです。梅雨日でも暑い日でも、カフェや図書館に出かけて快適に過ごすのがいいですね。
お話の世界で遊びに出かけていくのは、いいですよ。

きょうは絵本じゃないですが、『エパミナンダス』というお話を紹介します。
暑くて頭がぼーっとしてくると、思い出すのがこのお話。
エパミナンダスは男の子。いつもお母さんのお使いで、おばさんの家に出かけます。
おばさんは、お母さんにお土産ですよ、と言っていつも何かをくれます。
ですが、喜んで貰って帰るエパミナンダスは、いつもいつも失敗するんです。
ケーキや、バターなんか。バターの時に暑い日だったので、ドロドロになってしまうところが印象的です。
そして、お母さんにバターは冷やして持ち帰りなさいと言われると、次は子犬を川で冷やしてしまう。

失敗が繰り返されてバージョンアップしていくので、聞いている子どもたちは大笑いです。
大喜びです。
こんな失敗、自分はしない!って思ってるからね。
お話が終わると、心が軽くなっています。
失敗を笑い飛ばすと、救われますよ。
低学年、中学年が最も笑いますね。

他にも男の子が失敗をする「イワンのばか」シリーズなんてあるように、
こういうのって、女の子じゃあないんですねえ。

このつながりで、英国の古い童謡ナーサリーライム(マザーグース)も似た感じのがあります。
ジョンぼうやが、くつを片方はいたまま、片方は脱いで、ベッドに入っちゃう。というやつ。
子どもたちは、この歌を歌いながら「こいつバカな子だなあ」という顔をしています。
歌って踊っているうちに、やっぱり心が軽くなります。

こどもだって、園や学校で、けっこう辛い思いもしていますからね。
つかれた心を、こうしてお話や歌で、ほぐしているんです。

エパミナンダス(おはなしのろうそく1) 東京こども図書館 編
Diddle, diddle, dumpling, my son Johon. オクスフォード・ナーサリーライム・ブックより
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