絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

妖精、人魚、海賊、反抗期それぞれ。

2016年04月09日 | 英語教室


春、爛漫。桜の花びらが舞う。
陽光、香の微風、花雪。
たたずんで時間を忘れ、妖精と遊ぶような気になる。

合同クラスの『ピーター・パン』
やっと4話にこぎつけた。

2話「人魚の海」は、ちょっと間延びした感があった。目を閉じて、人魚の海が見えてくるか…見えない!と子どもたち。

イマジネーションが追いついていかない。
ここにはまだ、何かが必要…見たり触れたりの体験と心をふるわす感動が。

そこが足りないのに、商品化されたようなキャラクターが目の前にチラつくと、イマジネーションはおじゃん。


海賊が登場するあたりから、がぜん生き生きしてくる。
ティンカーベルも、もうtutor から小学生に代わり、喜んで表現してる。

(逆にウェンディのなり手がなくて私がすることに)

3話「地下の家」も、ネバーランドの坊やたちはまるっきりガチャガチャしたラボっ子たちだったし、

中学生によると、ジョンは反抗期ということらしい。ピーターに憧れているくせに冷めたところもある。4話「海賊船上の決闘」でもジョンは一瞬、海賊に寝返りそうな気配を見せたというわけ。

小学生男子がピーターを気持ちよさそうに表現するのが本当に爽やかで、微笑ましい!
感想で女子から、ピーターらしかったと言ってもらえて幸せそうな表情。

フックをした中学生は、ピーターを生意気だ、憎らしいと心から思ったって。そんな、なりきっている姿を見て小学生が、次はフックをやりたいと言った。

自分ではない誰かになるって、面白い。
人生の気づきが沢山あるよね。

ネバーランドの坊やたち。
地下から外へ木の中をスルスル上っていくと

ドヤ顔の海賊が高笑いして襲いかかり次々と捕まえられる。

船では嬉々として武器を振るい海賊をのして

ぼく殺すのだ~い好き、なんてアッケラカンという、ホントに嬉しいみたいに。

セリフと一緒に、気持ちのひだひだが、豊かになる。しなやかに曲がる。

テーマ活動は珠玉です。
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