この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

安否がわからない

2011-03-13 15:02:07 | 東日本大地震
今回の地震で三戸(青森)にいる家内の母親と義弟、高校生になる甥と連絡がつかなかった。電話を掛けても「プープープー」という話し中の音声だけ。母親は携帯を持ってないし、義弟や甥のメールアドレスは知らない。連絡の取りようがなく心配は募った。

ふと、NTTの災害伝言ダイヤルに気づいて掛けてみたら、災害対象地域でなければ利用できませんときた。青森は災害対象地域に入っていないらしい。福島県も岩手県f入っているのか知りようもなかったが、まさか宮城県だけということはないだろう?

この辺もおかしいが、三戸が災害指定地域に入っていないのなら、通話制限をする必要はないし、逆に、通話制限をするなら災害対象地域に加えて伝言ダイヤルが利用できるようにすべきではないだろうか。メール以外連絡の取りようがないというのは、年寄りたち、携帯の苦手な旧人類に対する配慮が足りないといわざるを得ないだろう。
「馬鹿やろう」とまでは言わないが、システムの再検討が必要ではないか。

いたるところで孤立している避難者がいる。避難したはいいが、その後どう行動していいかわからない。停電していれば携帯の充電もできず、いずれバッテリー切れになる。人間も水や食料がなければ同じようにバッテリー切れだ。早いうちに救助が望まれる。
災害地域からの通信は制限せず、地域外からの通信はこれまで同様制限していいが、ネットの中に救助支援を求めるサイトをつくったらどうだろうか。
避難した集団の誰かが代表でそのサイトにどの地域に何名避難している。必要な食糧、水、紙おむつ、薬はこれこれとメールするのだ。後は携帯のバッテリーを大事にしながら自治体や国から連絡を待つだけ。

同様に伝言サイトを特定の携帯会社などに分散することなく統一すべきではないだろうか。災害に遭ったら携帯からメールや音声
を入れる。それを地域別、または氏名(五十音順)に分類しておいて、地域外からアクセスしやすいようにするのだ。はぐれてしまった家族もお互いがサイトに入れておけば確認もでき、無事を知って悶々とすることもないだろう。
楽天市場やゲームサイトなんかより災害連絡サイトの方最優先だ。みんなに広まれば通話制限などする必要もなくなるだろう。
「ホリエモン」二世たちよ。儲け仕事ばかりじゃなくてこんな人助けもやってよ。

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2 コメント

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Unknown (ォォヵヮ)
2011-03-14 02:02:51
こんばんは 
夜分遅く申し訳ありません

三戸ですね

私も、身内ではないのですが知り合いが三戸に住んでいます。
昼間に電話しても、もちろん繋がらないので、つい先ほどの14日午前2時前、電話こかけてみると繋がり、「大丈夫、大したことはない」とのことでした。ちなみに知り合いは、三戸南部町です。

当てにならないかもしれませんが、少しだけ、ほんの少しだけですがお力になれるかなと思いコメントしました。

失礼致します。


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コメントありがとう (加屋凡男)
2011-03-14 19:38:15
ご連絡ありがとう。
義母はやはり三戸郡南部町に住んでます。ブログを出した翌朝、東京にいる義妹を通して甥から無事だという連絡が入ったと家内にメールが入った。昼ごろ電話をしてみると通じてらしく話しができたと喜んでいた。

日頃カミさんはあのあたりは地盤がしっかりしていて地震の心配もないし、大雪になることもない、災害に強いのよと豪語していたが、さすがにテレビの被害の状況を見ると気になっていたようだった。
心強いコメントをありがとうございました。

高校生の甥は八戸に通学dているのですが、期末試験かなにかで早あがりしていて、地震のちょうどその時、家に着いたところだったそうです。義母もひとりでなくて心強かったことでしょう。
停電して寒くて困ったくらいらしく、テレビを見ることもなく、カミさんから電話をもらったすぐ前に停電が復旧してニュースを見て大変な惨事になっていることを知り驚いたそうである。
暢気な話だねぇ。
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