この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

こんな政治だけど・・・。

2010-05-27 15:03:56 | 意見がありますけど
迷走する鳩山総理のニュースに、浪人生の息子がこんなだらしない首相なんていらないと言いながら、「自衛隊がクーデターでも起こしてくれないかね」と吐いた。
その言葉に思わず食いついてしまった。理屈っぽいわたしと議論するのを息子が好まないから、彼の過激なもしくは浅いと思われる意見にはつとめて口を挟まないようにしていたのだが・・・。

おおよそ、このようにだらしのない首相や政府であることは、民主主義が保障された良い国なのだと思う。軍事政権であったり、独裁者が治めている国は、一見効率良くきれいに統治されているように見えて素晴らしいように思うかも知れないが、逆に、じつはそれは大変恐ろしいことで国民の言論の自由や安全が保障されないのだというようなことを言ったと思うが、彼の鬱憤がわからないでもない昨今の総理の一言一句ではある。

かつて大前研一が政治はなんと効率が悪いものかと批判していることがあった。コストパフォーマンスが悪いというやつだ。
ある時政治評論家が、美濃部都政を非難して「わたしはひとりでも反対者するものがいれば橋を造りません」と言った言葉に、「そのときはみんな泳いで渡りましょう」と茶化していることがあったが、それでもやはりわたしは、それが民主主義だと思う。
多数決によって少数意見を圧殺してしまうやり方は簡単にとるべきではない。ぎりぎりのところまで双方もうどうでもいいよと思うところまで議論を尽くして結論を導くのであれば、反対者も納得がいくだろう。

最近は総論賛成・各論反対の意見を地域エゴとみなして弾劾する傾向があるが、確かにわがままな人が多くて困るが、両者がテーブルについて夜も昼も真剣に議論しあったらきっと終結点が見つかるはずだと思うのだがどうだろう。
最近は面倒さを排除して手順を端折っていたり、話しても仕方ないからという簡単な判断によって議論のテーブルが取っ払われていたりしているのではないだろうか。

ちょっと横道にそれたかも知れないが、鳩山総理はお坊ちゃんで口が軽く、自分だけで解決しようとするおっちょこちょいのあんぽんたんかもしれないが、腹の中は割れている。
以前麻生という総理大臣がいたが腹の黒いのが見え透いていた。あんな総理よりはずっといいという結論になるのはわたしだけ?
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