この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

公立高校にマンガ学科ができたって!?

2024-07-03 12:15:25 | つれづれ記
熊本県高森町の高森高等学校に全国初のマンガ学科ができたらしい。
全国からマンガ大好きや、腕に覚えのある高校生が集まっているようだ。寮もある。
高森高校では2022年度の受験生が20人と過去最低に落ちていたが、新設学科のお陰で2023年は92人の受験生に増えたらしい。町を上げて応援している。
所ジョージの「笑ってコラえて」では、プロ漫画家への高校生デビューがあるか1年間追跡していくという。

最初、何か安易な気がしたし、あぶなっかしい進路に思えたが、実際マンガ家として生活している人は多い。いや、生活どころか億単位で稼いでいる作家が目白押しだ。
独学も一つの道だが、専門的に指導が得られるならそれに越したことはないのかもしれない。
才能が開かなければ別の道に進めばいいのだから。
マンガ界にとっては能力ある作家が続々出てくれば、より活性化するということだろう。

昭和のわたしはまだまだ頭が固く、今の時代に追いついていないところだが、一昔前に俳優を目指すとか、お笑い芸人になりたいと目指したした人たちは多かった。
苦節している人も多いが、うまく時流に乗って活躍している人も多い。それと同じことだと思えばいいのだ。

日本のアニメや漫画の外国人のファンは多い。観光にきてフィギュアを求めて帰る。GDPに大きく貢献しているのではないか?
マンガやアニメが知的生産物として外貨を稼ぐ、立派な産業なのだ。
となれば、高校生の彼らも産業戦士の卵たちなのだ。

考えてみれば、かつては商業高校で簿記を教えていた。(今でもそうだが)
銀行や会社の経理などを育てようとするものだ。しかし、経理ソフトができて、簿記の知識がなくても経理は務まるようになっている。
子どもたちが将来何になりたいかと問われて、ユーチューバーになりたいとあっけらかんと答えることがある。確かに、今、世界で一番人気の商売である。
ユーチューバーの学校ができれば、きっと学生がわんさか集まってくることだろう。
はたして永遠に続く職業かどうかはわからないけどね。
でも、それを言ったら永遠に続く仕事ってあるだろうか?
時代時代で人気の職業は変わってきたし、これからも変わっていくものなのだ。

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