この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

エルピスに妙な緊迫感

2022-11-08 15:17:10 | #テレビ大好き
今、「エルピス」がおもしろい。
緊迫感がある。どこからくるのか良くわからないが、息をつめて見入ってしまう。
ストーリーは単純だ。路チューをフォーカスされて、看板アナウンサーから下ろされ深夜のおちゃらけ番組に左遷された浅川恵那(長澤まさみ)が、同番組のプロデューサー岸本拓朗(眞栄田郷敦)と共に死刑囚の冤罪を暴いていくという話だ。

第1話は人物紹介や起承転結の「起」の仕掛けから、いろいろ問題点も多い。
ヘアメイクの大山さくら(三浦透子)にプロデューサーの岸本がアイドルを口説いた録音テープで脅されて冤罪を調べるように仕向けられるというのは起点としては作りものっぽい。まぁ、いろいろ突っ込み所はあるが、岸本(真榮田)が恵那(長澤まさみ)を説得するために、突然土下座するシーンや恵那と岸本のやりとりはコメディタッチで楽しい。

じつはスキャンダルの相手であった政治部記者の上司斎藤正一(鈴木亮平)は出世街道を進んでいる。ゆくゆく大きな障壁になるだろうという気配を漂わせている。
一方恵那はこのスキャンダルで失脚し、心的障害に襲われている。この差はなぜ起こったのか?
一方障害となっていたチーフプロデューサーの村井喬一(岡部たかし)が、逆に今後大きな力になりそうなところや、子どもバカ丸出しの岸本の母親の岸本睦子(筒井真理子)の大きな助力がありそうな伏線などがちりばめられている。

さっそくウィキペディアに取り上げられていて、TBSの元プロデューサー佐野亜裕美と脚本家渡辺あやの執念がこのドラマを関西テレビで実現させた経緯があるようだ。
どのようにドラマが展開していくのか楽しみにしている。

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